湘南白百合学園中高インフォメーション
本校が参加した「第6回 高校生直木賞」の記事が雑誌に掲載されましたのでご紹介いたします。
・週刊文春 6月13日号 文藝春秋
「第6回 高校生直木賞 白熱議論で『熱帯』に決定!!」 伊藤氏貴著
議論の速報を掲載
・オール讀物 6月号 文藝春秋
「第6回 高校生直木賞 受賞作決定 速報!」
高校生直木賞の前に行われた 前回受賞者彩瀬まるさんの講演会の様子も含めグラビアで紹介。
議論の熱気が伝わってきます。
・オール讀物 7月号 文藝春秋
第6回 高校生直木賞全国大会レポート:本の静かな情熱が心を動かす 伊藤氏貴著
高校生直木賞受賞記念 特別寄稿:高校生のための『熱帯』的ブックガイド 森見登美彦著
議論の詳報と、受賞者森見登美彦さんから、自身の高校生時代の読書経験をふまえたお薦めの
本を紹介。
全国の高校生が同じ本を読んで議論をするという貴重な経験をさせて頂きました。是非、高校生直木賞のHPもご覧ください。
今回で6回目になる「SHONAN JOINT LIVE」が6月23日(日) 藤沢の国際新堀芸術学院 スタジオN で行われました。本校からは中3~高2までの 11バンドが各1曲演奏しました。
今年は藤嶺藤沢高校さんが参加できず、鵠沼高校・湘南学園・本校の3校での開催となりましたが、保護者やOB・OG等来場者が多く大変盛り上がりました。 LIVEの進行に当たっては新堀の先生方・学生さんの全面的な協力のもと最高の環境で演奏することが出来、生徒にとっては良い経験になりました。
LIVEでは演奏する事のみに気持ちが行ってしまいがちですが、司会を各校で分担して行ったことにより、セッティングシートを確認したり、バンドメンバーにインタビューしたりとLIVEを創り上げる一端を担うことが出来ました。
恵まれた環境で演奏できたことに感謝しつつ、高校2年生は最後の合同ライブに名残を惜しみ、高1・中3は来年への意気込みを新たにし、LIVEを終了しました。
7月10日(水)塾の先生方対象学校説明会を実施します。
詳細はこちらをご覧ください。
また、申し込みはこちらからお願い致します。
「帰国生入試」のお知らせを更新しました。
詳細はこちらをご覧ください。
本校のホームルーム委員は、中1から高3までの各クラスから選出され、生徒の代表として活動しています。
今年度は、ホームルーム委員の有志が、生徒の活動をポスター形式で職員室前に掲示しています。今回は、「ユニリーバ社との合同企画」「新入生に人気の部活」「口と足で描く美術作品の販売」についての紹介がなされていました。
音楽コンクールのリハーサルを行いました。
6月の一大行事、音楽コンクール。クラスで決めた自由曲、ミサ曲の学年課題曲を、プロの作曲家や演奏家の先生方をお招きして審査をしていただく、というこの行事に向け、生徒たちは練習に励んでいます。
昨日はそのリハーサルを行い、全クラスが本番と同じ白百合ホールの舞台で合唱を披露しました。それぞれのクラスで、今までの合唱の仕上がりを確認し、指揮者や伴奏者を中心に課題を共有していました。また、初めて聴く他の学年やクラスの合唱に大いに刺激を受けたようです。
ここから本番まで一週間、生徒たちがどのような成長を見せてくれるか、楽しみにしています。
昨日、開催しました学校説明会には、平日午前中ではありましたが、70名ほどの保護者の皆さまにご参加いただきました。お運びくださった皆さま、ありがとうございました!
昨日の説明会では、今年度から始まる算数一科入試など、新しい入試についての説明や、大学合格実績について、また中1生のスピーチや、理科の取り組み、高3生がお薦めする白百合の良いところ…など盛りだくさんの内容でした。
第2回学校説明会は、ご好評につき、満席となっております。説明会へ参加をお考えの方は、以下のリンクより、第3回以降の学校説明会をお申込み下さい。皆さまのご参加を、心よりお待ちしております!
https://mirai-compass.net/usr/ssryurij/event/evtIndex.jsf
本校では、6月11日から14日までカリタスジャパンの活動に協力して「排除ゼロキャンペーン」の写真展示を行っています。
このキャンペーンは、「誰一人として排除されたり、存在を無視されたりしてもよい人はいない」という教皇フランシスコの呼びかけに応えて始まったものですが、悲しいことに私たちが生きるこの世界は、一人ひとりのかけがえのない命とその尊厳が守られていない状況が続いています。この地球に住む私たちが、国境という枠を越えて助けを必要としている人に手を差し伸べられるように、「世界の今」を展示しています。未来を担う生徒たちが、「知る」ことによって他者と手を取り合って共に生きていくことを願っています。
生徒たちは難民の苛酷な状況や自分とあまり変わらない年齢の子どもたちの様子を見て、「人を許せない自分が恥ずかしくなった」、「毎日に感謝をしなければいけない」、「この現実をもっと広めなければ」など多くの気づきがあったようです。
中学1年生は「排除ゼロキャンペーン」と連動して、「世界の今を知っていますか?」というテーマで宗教の授業を行いました。
最初に「私にとって当たり前の生活は毎日ご飯を食べて、お風呂に入って、学校に行くこと」など自分にとっての「当たり前」を考え、お互いに意見を交換した後、それができない人は世界にどれくらいいるだろうか、例えば「世界で安全な水が飲めない人は何人いるのか?」など具体的に考えていきました。
さらには、このような世界の状況を見ると感じる「かわいそう」や「何とかしてあげたい」という気持ちはクラスの中など今の私たちにも必要なものなのではないかと身近なところにまで考えを深めました。
生徒たちは、「3人に1人が安全な水を飲むことができないってことはこのクラスで言うと15人飲めないの?!」、「突然家がなくなったらどこに行けばいいの?」など問題を身近な数字に置き換えたり、想像したりすることで世界に目を向けることができたようです。
「このクラスの15人が安全な水が飲めないの?もしそうだとしたら、わたしの分を分けてあげるよ。あ、この気持ちで世界の人が分け合ったら世界は少し変わるかな?」と生徒同士で盛り上がる姿がかわいらしく、印象的でした。
中学で総合学習の授業が行われました。以下の文章は体験活動を行った生徒の感想文です。
中学一年生
私達中学一年生は、五月三十一日、総合学習で八景島シーパラダイスに行って参りました。
水族館で海洋生物の知識を深めた後は、アトラクションを班ごとで回りました。班には酔いやすい人と酔わない人がいたので、全員で乗る乗り物がなかなか決まりませんでした。その時あるメンバーが「コーヒーカップに乗れば、回す組と回さない組に分かれて乗ることで、みんなで同じ乗り物に乗れるよ」と教えてくれました。その考えに一同大賛成で飛び乗り、体験後も全員が笑顔全開で過ごすことができました。
私はこの校外学習で「相手のことを理解して考える」ということを学びました。それぞれの思いを受け取り、お互いを思いやることで、どの瞬間を切り取っても笑顔の絶えない一日になりました。今回の学びを胸に、一人ひとりにとって最高の一年にしていきたいです。
中学二年生
私たち中学2年生は5月31日に総合学習で神奈川県立歴史博物館に行ってきました。テーマは「博物館を利用した学習を通し、歴史知識を深める」です。事前学習として学芸員の方から博物館とは何か、博物館では何ができるか、学芸員とはどんな仕事か、などのお話を伺い、博物館へ向かいました。
博物館では、神奈川県を中心に古代から現代までの様々な展示品の中から、それぞれが興味を持ったものをスケッチしました。そして、その展示品について学芸員の方に質問したり、館内の図書館で調べたりして、これからそれをレポートにまとめていきます。
私は、現代とは外見が大きく違う、縄文時代の土製耳飾りをスケッチしました。この耳飾りは、名称通り土からできていて、大きさが縦2cm、横2cm、高さ1.5cm程のものでした。これらは、装身具としてはもちろん、成人に達したことを示すためなどに使われていたことが、調べてみて分かりました。
写真などを見るよりも実物を見たときに受ける衝撃は大きかったです。各自が興味を持ったものを詳しく調べることができたので、良い1日となりました。
中学三年生
「未来のための力」
世界がグローバル化している今、重要になってくることは自ら主体的に考え、公正に判断し、行動する力だ。
今回、それを身に着けることを目標としたプログラムに参加した。グラウンドの割りあてを決める教材を通じ、このプログラムの獲得目標でもある論理的思考力、議論する力、読解力を身につけることができた。これらの力はきっと将来、私たちが問題に直面したとき、それらを解決し、さらに成長していく糧となるだろう。世の中には、自分とは違う考え方を持っている人がいて、皆主張を通したいと思っている。しかし、いつまでも各々の主張をしていては対立してしまう。そこで、今回学んだ力を活かし、双方が合意した上で、効率的かつ公正な判断を見出す必要がある。
今回のプログラムを通し、柔軟な思考力と意見を弁じる力を両立させ、さらにそれを実行できる人間になり、これからの日本社会に貢献していきたい。
「合意のための筋道を考える」
先日8人の弁護士の先生方を迎えて、6時間の出前授業を受けました。テーマは「グラウンド割りの決め方」で、主に話し合いで進めます。
私は、テニス部担当で他にサッカー・野球・陸上があり、それぞれに考慮しなければいけないことが書かれた部長からの指令書が配られました。まずは2人組で各部活が必要とするグラウンド割り案を出していくのですが、ここで大切なことは少しでも多く担当の部活の割り当てを獲得することができる説得力のある主張を考えることです。自分が部活のマネージャーになったつもりで、合意のための道筋を考え、主張することがとても面白く、また4つの部活が集合した際には、みんなが合意をした瞬間に達成感に溢れました。
この授業を通して私は、ただ主張するだけでは何も変わらない、合意に至るためにはまず基準を決めることを学びました。そして効率性、公正であるか、それらは身の回りで起こる問題に対しても私たちが行動する力になると思います。
中学3年生の総合的な学習の時間では、「新しいものの見方・考え方プログラム」と題して、神奈川県弁護士会から8名の弁護士の先生方をお招きし、法教育の授業を行いました。
生徒たちは、架空の学校の4つの部活のマネージャーとして、一週間分のグラウンドの練習場所を確保すべく議論をたたかわせました。その結果を模造紙にまとめて発表し、弁護士の先生方から講評をいただきました。丸一日かけてじっくり思考力を鍛えました.。
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