神奈川県横浜市鶴見区の私立中学校・高校【橘学苑中学校・高等学校】- 中高一貫教育、男女共学、国際教育

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橘学苑中学校・高等学校

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2018年6月

 湘南美術学院主催の美術系高校教諭による学校説明会に参加し、80名ほど中学生と保護者対して橘学苑高等学校の紹介とデザイン美術コースの授業内容説明を10分間の持ち時間で説明をしました。全体会で各高校の内容を熱心に聞かれ、個別相談を受けておられました。 
湘南美術学院HPに神奈川県美術系高校の受験参考作品が紹介される予定です。

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全体会の様子湘南美術学院から写真を提供

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橘学苑高等学校の個別相談の様子
湘南美術学院から写真を提供

 6月15日(金)、川崎市とどろきアリーナにて、橘学苑中学校高等学校スポーツフェスティバルが開催されました。中高合同で行われた行事で、全校生徒が一同に集まり、8色に分かれて各競技に取り組みました。

今年は、中学と高校との合同チームの協力体制を強化し、中学生の種目に高校のチーム長が手伝うなど、学年やクラスを超え交流し、楽しむことができました。

応援合戦の様子

応援合戦の様子

中学2チーム・高校6チームの縦割りチーム

中学2チーム・高校6チームの縦割りチームで戦いました

 6月16日(土)に第1回中学説明会が本校の橘ホールにて開催されました。始めに校長より中学の教育目標である「ネイチャー教育からAI時代に対応した人間を育む ―グローバルな時代で活躍する感性教育―」について話をさせていただきました。次に海外研修を終えた中3生徒とネイティブ教員による英語でのインタビュー、田植え合宿を行ってきた中1生徒の動画による活動報告を行いました。参加された保護者の方に、本校の英語教育や体験学習について、関心をもっていただけました。次回は、6月28日(木)に第2回ミニ説明会があります。英語の授業の参観も行えます。

田植え合宿について報告する生徒

田植え合宿について報告する生徒

ネイティブ教員からインタビューを受ける生徒

ネイティブ教員からインタビューを受ける生徒

 Tatting(タッティング)はヨーロッパ由来の手芸です。合理的で初心者にも取り組みやすい。 
6月1日(金)5・6時間目に本校のネイティブ教員のマカリー先生が英語でタッティングを学ぶ「世界との出会い」を実施しました。中学部全校でグループを作り、中学部の教員は全員事前にマカリー先生から研修を受けて当日に臨みました。

初めての手芸・普段は使わない英語表現に生徒たちも盛り上がり、作品づくりを楽しみました。

「シャトル」の説明中

タッティングの「シャトル」の説明中

英語の説明をもとに初めての手芸

英語の説明をもとに初めての手芸に取り組みます
世界は広い 人生は楽しい 努力しろ!


 先日、高校時代の恩師に会いました。私が教員になる背景には、たくさんの先生との出会いがあるのですが、この化学の先生は特に私に強烈なインパクトを与えた人です。まず、とにかく厳しかった。チャイムの鳴り始めにきちんと着席していないと怒られ、白衣を忘れたら実験室に入れてもらえず、爪が伸びていたら実験させてもらえない。この先生の試験だけは答案を個々に職員室に取りに行くシステムで、出来が悪いと職員室中に響き渡る声で「全然ダメ!勉強したのか!?」と怒号が飛びました。毎回の授業の何とも言えぬ緊張感を20年経っても鮮明に思い出します。とにかく授業についていくのに必死でした。 
 一方で、先生はとてもユーモアと教養と愛情に富み、様々な分野の話をよく聞かせてくれ、授業の半分が雑談で終わることもありました。特に、料理、芸術、芝居、映画、本については造詣が深く、色々な世界を教えてくれました。 「紫陽花 イラスト」の画像検索結果先生の話はどれも、高校生の私に大人の世界に対する憧れや理想を膨らませるものでした。少しでも先生に近づきたくて、先生お勧めの本を読んだり、先生の家に押しかけて料理を教わったり(当時だからできたことですが)、先生お気に入りの絵を図書館の美術全集で見たりしたものです。 
 その後、大学生になっても交流があり、大学2年の時にはNY・ボストンに案内してもらい、本場のブロードウェイ鑑賞、美術館巡り、ボストンシンフォニーの演奏…と一流の芸術に触れさせてもらったこともあります。そのために必死にアルバイトをして貯金したのも良い思い出です。そして何より、感性を研ぎ澄まし、大人の世界に溶け込もうと精一杯背伸びをするという経験は、あの時期にしかできないことでした。 
 久しぶりに再会した先生は78歳でまだまだ「現役道楽人」でした。行きたいと思ったら海外だろうがどこへでも出かけて行き、子や孫のような世代からあらゆる分野の人と“美味しい・美しい・楽しい”を共有して生き生きとしていらっしゃるのです。

 先生には化学を叩き込まれ、大学受験のために必要な知識・力を育ててもらいましたが、それ以上に、私は先生から「生きざま」を学んだと思っています。直接言葉で言われたことはありませんが、先生が私たち生徒に伝えたかったことは「世界は広くて深くて魅力的だぞ」「人生は楽しまなくては」「そのための努力は決して惜しむな」ということではないかと思うのです。今なお身をもって実践しておられる先生に会い、久しぶりに私も刺激を受け、また日々を楽しもうと思ったのでした。

 高校1年H組が武蔵野美術大学オープンキャンパスに参加しました。美術大学とはどんな学校環境で、学生たちは何を学習しているのか、を知ることが目的です。1年生で実際の大学を訪れることは、これから3年間学習をするなかで、生徒が自分の進路や将来の方向性を具体的に思索し、目標を持って有意義な学習をするための大事な機会になると捉えています。大学では、広報担当の職員より大学の概要と学科の特徴や、実際に大学に通う先輩方のインタビューを聞き、その後、芸術文化学科の西中賢教授による「ピクトグラムを用いた動物園のサインを作成しよう」という授業に参加しました。午後からは、自分の興味ある学科をグループに分かれて見学しました。

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大学に通う先輩方の話を聞いている様子

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西中賢教授の授業に参加している様子

 高2文理コースは、7月14日土曜日に、東京ビッグサイトで開催される「夢ナビライブ」に参加する予定です。この企画は、大学研究と学問発見のための国公立大学・私立大学の合同進学ガイダンスです。大学教授から直接、自分の学びたい分野について30分の特別講義を聴くことができます。本日は、「夢ナビライブ」参加に向けて、この企画を運営されている(株)フロムページの高橋さんを講師にお迎えし、大学研究の充実度が、大学入学後の満足度に大きく影響することなど、進路準備の大切さを学びました。

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体育館にて講演を聴く

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「夢ナビライブ」のテキスト

 6月4日(月)から9日(土)までの一週間、華道部が橘学苑2号館1階アトリウムに生け花を展示しています。普段はなかなか作品を披露する場がなかったため、今回、展示を企画し実施しました。

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生け花

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生け花

 6月1日(金)高校2年生文理コース250名、総合的な学習の時間に、外部講師による講演会を聞きました。 
講師は河内智之氏(NPO法人未来をつかむスタディーズ代表)

国連の提唱するSDGs(持続可能な開発目標)やグローバル化が進む国際社会の現状を踏まえ、いま、そして未来を自分はどう生きていくか、一人ひとりが考える機会となりました。

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2015年に国連で全会一致で採択されたSDGsのロゴマーク。
2030年までに全世界での達成を目指している。

 中学1年生は平成30年5月28日(月)から5月30日(水)まで、長野飯島にある「アグリネイチャーいいじま」にて田植えの合宿を行いました。みんな広い田んぼの中に素足で入り、手作業でお米の苗を植えて肥料まきをし畑の整備をしてきました。多くの生徒たちにとって初めての経験となりましたが、青空の自然豊かな環境で豊かな時間を過ごすことができました。秋には収穫に出かけ、橘花祭(文化祭:9月29日・30日)での販売も予定しています。

手作業で田植えをしました。

手作業で田植えをしました。

田植えを終えてピースサイン。

田植えを終えてピースサイン。