園長の「給田だより」(2018年6月号)

「お久しぶりです!」  ~ 亡母(もうぼ)讃嘆(さんたん)! 乞う、ご容赦! ~ 

 園長に就任以来、『月報』と同時発行してきた「給田だより」、4月号、5月号と休筆を余儀なくされてしまいました。それというのも、3月上旬の入院、4月上旬から中旬にかけては、別の病気での入院・自宅療養と、私にとって不測の事態が重なってしまったからです。「身体のことだから仕方ない」とは思いつつも、毎月続けてきたことを休止せざるを得ない無念さの一方で、改めて健康の貴さ、有難さを実感いたしました。

園への復帰は4月の最終週。子どもたちからは、「本当に心配したんだからね~」「高いお熱大丈夫ですか?お熱ゆっくり直してください」「園長先生、やっと入院終わって、嬉しい!」など、可愛い声が届きました。また、保護者の皆さまからも「お身体大丈夫ですか?」「お大事に!」「ご無理なさらないでください」と、温かいお声掛けをいただきました。もったいなくも、そのことは今も続いております。ご心配をおかけした(している)ことを深くお詫びし、また思いやり溢れるお心遣いに、深く感謝申し上げます。

がむしゃらに無理をしてきたつもりはなかったのですが、今思うと、「少々きつくても、これくらいのことならやり切ってしまおう」という気持ちで、老体に負荷をかけてきたのかもしれません。今は、「無理は禁物!」を自戒の言葉にしています。当面の目標、それは「三つの不足」の解消です。

一つ目が「野菜不足」。入院生活で身に付けたことと言えば、“腹八分目”と“薄味”。健康診断では毎年、医師からの「やせることですね!」というアドバイス。診断直前に多少意識したくらいでは、減量は夢のまた夢。しかし、声を大にして言います。今回は違います!命がかかっているのですから…。我が家の専属栄養士(?)の厳命で、“まず野菜から食べる”の実践。そして私自身も、まるで“主食は野菜!”とばかりに野菜を多く摂(と)るよう努めています。加えて、“空腹感に耐える”修行が効を奏してか、徐々にではありますが、減量への道筋が見えてきました。「リバウンドしちゃった」とならないよう、心中に期するものがある今日この頃です。どうか、腹囲にもご注目ください。

二つ目が「睡眠不足」。起床は従来通りですが、就寝は、疲れが翌日に尾を引かないよう、意識して早寝を心がけるようになりました。同時に、時間の有効な遣い方を工夫し、できるだけストレス(なさそうに見えるかもしれませんが…)を貯めないよう、生活習慣の見直し中です。

三つめが「運動不足」。私にとっては、これが最も高いハードルかもしれません。階段での昇り降りを少し前から心がけてきてはいますが、別な有酸素運動が加われば、さらに効果的なのでしょうね。例えば、ウォーキング。朝は忙しい、夜は疲れてる、休日はゆっくり休みたい…。そんな消極的意識の転換が肝要なのでしょうね。栄養士も兼務している専属トレーナーは、「お父さん、ストレッチ!ストレッチ!」と、私を急(せ)き立てています。

さて、休筆明けの6月号。私事ながら、母のことを書かせていただきます。

平成30年2月25日、満87歳の母が永眠しました(行年89歳)。直接的には、胃がんによる出血性ショック死でしたが、昨年12月15日には脳幹梗塞を発症していました。右半身、特に舌に麻痺が残ったため、話すことも食べることも困難になり、リハビリの甲斐もなく、十分な回復は見込めない状態になりました。水分と栄養分を鼻からのチューブで注入する日々が続く中、主治医からは胃瘻(いろう)を勧められました。しばし悩みましたが、緩和ケアの立場から、ホスピスを検討することになりました。ここならば、という病院が見つかり、2月22日には家族面談を経て、順番待ちを始めた矢先の24日夕方、入院先の脳神経外科病院から、「ホスピスどころではない。血圧が降下してきている。危ない状態です」との連絡。幼稚園にいた私は、家内にすぐに連絡。万が一の時の準備も含めて、取る物も取り敢えず、家内と交代で運転しながら、900㎞離れた四国の松山を目指しました。途中の三重県のパーキングで、携帯に連絡が。「25日午前2時15分、息を引き取られました。安全運転でゆっくりとお越しください」とのことでした。「とうとう来たか」との思いでしたが、三日前に病室で、ひ孫たちの写真を見せながらしばしのひとときを過ごすことができていたので、「死に

給田だより
2018/06/01 06:56