園長の「給田だより」(2014年4月号)
2014/04/01 9:00:00
「日本一の幼稚園に!」
~ 毎日が三感日(?) ~
いよいよ、平成26年度のスタートです。園長として3年目(年長さん?)の今年、佼成学園幼稚園は、創立60周年を迎えます。私事ながら、私も幼稚園と同じ年齢に達します。佼成学園創立者で、立正佼成会開祖の庭野日敬師は、「“事の成就は六十歳から”というのが私の信条です」と述べておられます。個人として特別な感慨はないのですが、園長として、今成就しなければならない「事」を自らに問いかけたとき、真っ先に浮かんでくるのは、やはり「園児や保護者の皆さまに喜んでいただける幼稚園づくり」というミッション(使命)です。始業式の日に、私は決意をもって、皆さまの前で、あるメッセージを発信します。それが、「佼成学園幼稚園 日本一宣言!」です。
その中身は、創立60周年を契機に、「日本一の教育環境で、子どもたちに日本一の保育を提供し、保護者から日本一信頼される幼稚園」を目指す、というものです。「日本一」とは、必ずしも比較相対的な評価ではなく、園にご縁のある一人ひとりが、「佼成学園幼稚園は日本一である!」と思えるかどうか、の問題です。無限の可能性にチャレンジできた園児の達成感、子どもの成長を実感できた保護者の満足感、最高の保育を提供できた保育者の充実感、この三つの「感」が、佼成学園幼稚園を「日本一」に導いてくれる、と思います。因みに私は、三つの「感」の具わった日のことを、「幼稚園の三感日(さんかんび)」と名付け、朝は、三感日とすることを誓い、夜は、三感日であったかを省みながら、歩んでまいります。
「日本一」の「一」は、「一流」の「一」であり、「唯一」の「一」です。First Class、そして、Only Oneの保育を、とことん追求してまいります。
ところで、保護者の皆さまには、それぞれ座右の銘がおありのことと思います。私にも私自身を鼓舞してくれる言葉がいくつかありますが、そのうちの一つが「本気」(もちろん「ほんき」と読むのですが、「まじ」と読んでいただいても構いません。)です。その裏付けとなっているのが、以下の3編の詩です。「日本一!」に向かおうとする、私の本気度100%をお察しください。
本気 坂村真民 本気になると |
「こいつを つかまんことには」の部分には、大いに勇気づけられます。こいつ(本気)さえつかめれば怖いものなし、なのですから…。
本気 相田みつお なんでもいいからさ |
何事も楽しく取り組んでいくことの大切さは、万事に通じるものであり、常に心しておきたい、と肝に銘じています。
本気 後藤静香 本気ですれば |
「だれかが助けてくれる」の「だれか」とは、言うまでもなく、天使のような園児たち、親愛なる保護者の皆さま、そして、頼りがいのあるすべての教職員スタッフであると、私は固く信じております。 Do my best !
松森憲二拝