トピックス

園長の「給田だより」(2015年3月号)

2015/03/01 8:58:21

「プレーバック、2014年度!」   創立60周年、ありがとう!

2014年度(平成26年度)、学校法人佼成学園並びに佼成学園幼稚園は、創立60周年を迎えました。 幼稚園では数々の記念事業・行事が執り行われ、忘れ難い年になりました。今年度最後の「給田だより」では、それらの事業や行事を中心に、記念すべき一年間を振り返ります。恐縮ながら、いくつかの私事が混じっていることをご容赦ください。(マジで?)

まず4、創立60周年記念の年に符合するかのように、新教頭・新事務長(黒岩百合子・羽田博文)が誕生いたしました。節目の年に、強力な布陣が整ったことは、園にとって大きな意義があったと思います。水戸黄門さまの両脇に助さん・格さんが控えているように、私に、百合さん・博さんという頼りになる両腕ができました。 

園としては、4年ぶりに園児数が400名を超えた始業式。子どもたち、そして保護者の皆さまを前にして、「佼成学園幼稚園、日本一宣言!」です。

園長就任当初より、保護者の皆さまとの架け橋をしてくれているのが、「給田だより」です。どちらかというとエッセイ的要素の濃いものですので、私としては、なるだけ肩の力を抜いて取り組ませていただいております。しかし現実は、印刷日とにらめっこしながらの試行錯誤に四苦八苦しておりますが、「楽しみにしています」とのありがたいお言葉をいただくたびに、勇気を奮い起こしております。 

一方で、園運営に関する私の考えをお伝えする 別のツールの必要性を感じておりましたので、新年度を期して、『月報』を補完する『園長通信』を刊行することにいたしました。不定期に出せるメリットを生かして、2月13日付の第20号まで続けております。「園長が何を考えているかがわかる」とのコメントを伺い、自らの意思を率直にお伝えすることの重要性を感じるとともに、「話せばわかってくださる 保護者に恵まれている」ことに感謝しています。

風薫る5、1954年生まれの私に、ついにやってきた還暦の誕生日。先生方から“赤いちゃんちゃんこ”でお祝いしていただきました。園児たちをお手本に、ますます素直さに磨きをかけなければと、心に誓った日でもありました。

6には、カワイ体育教室のご尽力で、元オリンピック選手(体操の水鳥寿思氏・新体操の川本ゆかり氏)をお招きし、念願の「オリンピアンによるトークショー」を開催いたしました。奇しくもその日は、川本さんの○回目のお誕生日。後援会の皆さまが、バースデープレゼントをご用意くださいました。

講演会後には、世私幼バレーボール大会に向けてミニ壮行会を企画。一人ひとりのメンバーは、ゲストお二人からの握手を受け、感激もひとしおだったことでしょう。そのお陰もあってか、我が佼成学園幼稚園のチームは、見事、「準優勝!」。頂点まであと一歩、という悔しさも残りましたが、世田谷総合体育館には、どの幼稚園にも負けないほどのサポーター(在園児並びにOGを含む卒園児の保護者の皆さま)が詰めかけてくださり、何よりもの喜びとなりました。皆さまの黄色い大声援が、メンバーの背中を押してくださったに違いありません。

7には、長年の懸案事項であり、保護者の皆さまからも強い要望があった「ホームページのリニューアル」を、創立60周年記念事業として実施いたしました。園の基本情報のみならず、トピックス・緊急連絡等を提供できる「情報発信型のホームページ」に生まれ変わり、大変革の一つが成就いたしました。

一学期末には、花まる学習会代表の高濱正伸氏による「後援会主催の講演会」が開かれました。体育館にご参集くださったお母さま方にとって、子育てや夫婦関係を振り返る絶好の機会になったことと思います。(速報です!平成27年7月に、再び高濱氏をお招きする計画が進行中です。乞う、ご期待!)

8の夏休み、9月の創立記念式典にむけて、母子による3部合唱「佼成アニバーサリークワイア」の練習が本格化。メンバーは、佼成学園女子中学・高等学校合唱部の賛助出演もあり、周年の数字に相応しく総勢60名。高橋晴美先生作詞作曲の『ひとつ』を、高橋裕先生指揮により幼稚園児が歌うというのは、まさに前代未聞の出来事(高橋ご夫妻の弁)。年長組母子有志22組が、「本物との出会い」を果たしたのです。

9に入り、二学期早々、佼成学園創立60周年記念式典が、杉並の立正佼成会大聖堂で挙行されました。3分余りの「天使&天使ママの歌声」に、堂内は万雷の拍手。祝賀会で、庭野日鑛学園長先生ご夫妻から、たくさんお褒めの言葉をいただきました。

二つ目の創立記念事業は、これまた積年の課題であった「園庭整備工事」。子どもたちには、しばし園庭で遊べないという不便をかけましたが、6月下旬から9月上旬までの予定の工期で、無事完成 いたしました。雨が降っても、園庭に川や池ができることもなくなり、安心して運動会の練習に突入することができたのです。

10、スポーツの秋と言えば、恒例の運動会。「創立60周年記念運動会」に向けて、後援会の皆さまが、記念Tシャツを子どもたちにプレゼントしてくださったこともあり、例年以上の大盛り上がり。随所に感動がちりばめられ、「涙なしには見ることができない、素晴らしい運動会だった」との賛辞が、あちこちから届きました。まさに、「日本一の幼児体育園」を実感した一日でした。サプライズゲストの金子紗織氏(女子100mハードル元大学生日本一)の走りも、お祝いに花を添えてくださいました。

11初めの入園選考では、160名の新入園児が入園を希望してくださり、いよいよ全学年6クラス体制(全学年で18クラス)がスタートすることになりました。背負った責任の重さを実感しております。 

中旬にあった「世私幼PTA大会」。「ピタッとハウス」のCMでおなじみの女優・水野真紀さんと、ついに出会った(?)のです。その日の講演で、水野さんは、佼成学園幼稚園の卒園児であることを暗に明かされました。私は、講演が終わるや否や、千載一遇のチャンスを逃してはなるものかと…、いやそうではなく、現園長としての使命感から、名刺を手に、まっしぐらに楽屋前を目指しました。ご挨拶の言葉を交わす中で、水野さんは、園児の頃赤バスで通っていたことや、『おまいり』で「なむみょうほうれんげきょう」を唱えていたことなどを懐かしそうに、そして親しみを込めてお話しくださいました。「佼成学園幼稚園卒園児有名人リスト」に1名が加わったことは言うまでもありません。水野さんと今度お会いするとき、それは、佼成学園幼稚園で多くの保護者の皆さまとご一緒に、と心に決めています。これもまた、「乞う、ご期待!」です。

12に入って、『あんふぁん』「ようちえん川柳」の先生部門で、私の投稿作品「キラキラの ネーム読むのに 辞書が要る」が佳作入選したとの電話が入りました。愛媛県松山市在住の父が、しばらく川柳に親しんでいた(柳号は「求道(ぐどう)」)こともあり、私も少しずつ作品めいたものを書き溜めていたところへの朗報でしたので、何者かが「川柳の道」に誘ってくれているような思いがいたしました。つい先ごろ、父が使用していた「求道」の落款(らっかん、作品に使用する印)を譲り受けましたので、今後、川柳に関しては、「給田育孝」のペンネームを改め、「三代目JSB…」ならぬ、「二代目求道」を襲名することにいたしました。

1の成人の日、私は3回目の成人式(?)を迎えました。(当然のことながら)自宅のある狭山市役所からは、式典の案内はありませんでしたが…。その日は、自宅で発行文書の下準備をしながら、佼成学園幼稚園と同い年である巡り合わせに、改めて感謝の思いを深くいたしました。

2は、新しい出会いが目白押しです。「新入園児保護者説明会」、そして「ワイワイクラブ説明会」。新しい風を全身で受けながら、多くの子どもたちとの触れ合いに、ワクワクしています。

3には、年長組は、幼稚園生活のクライマックスである「卒園式」を迎えます。思えば3年前、私は彼ら彼女らとともに、初の入園式を迎えました。『園だより』の「新人紹介コーナー」に、私は、日本一の『イクジイ』になりたい!」というタイトルで、次のような文章を掲載いたしました。

いま、「イクジイ」が注目を集めています。両親をサポートし、育児にかかわる祖父、つまり「育爺(いくじい)」のことなのだそうです。私には二人の息子がいますが、二人とも未婚ですので孫はおりません。そんな私に、4月から突然367名の孫(のような園児)が目の前に出現しました。毎日、その孫たちの元気のいい声とにこやかな笑顔に癒されています。でも、ただ優しいだけのおじいさんでは、園長の役目は果たせません。園児たちが、しっかりとした人生基盤を築けるようなご縁になりたいと強く願っております。

いま、心身ともにグーンとたくましくなった子どもたちを観ていると、年長さんほど成長できた自分自身だろうか、との思いを強くしております。3年間(1070日余り)にわたって、保護者の皆さまともに子どもたちを見守らせていただけたことに、大きな喜びと誇りを感じています。卒園式の日のことを思うと、今から涙腺が緩んでしまいそうです。

因みに、今年5月、昨年結婚した長男夫婦に女児が誕生(我が家での女児誕生は80年ぶり)し、私はリアル“じいじ”になる予定です。初孫の誕生をきっかけに、公私とも日本一の「イクジイ」を目指して、再出発してまいります。“じいじ”として今できること、それは無事な出産を念じること。対面できる日を、指折り数えて心待ちにしております。「こんにちは赤ちゃん~、私が“じいじ”よ♪」。 

思えば、私との約束(「あいさつ」「げんき」「おてつだい」)を素直に実践しようとしてくれている園児たちに励まされ、保護者の皆さまの温かいご支援、教職員一人ひとりの地道な努力のお陰さまで、大変意義深く、充実した一年間を過ごすことができました。すべての皆さまに、感謝の気持ちあるのみです。

今月も、何とか「給田だより」をお届けすることができました。ホッとしています。  

松森憲二拝

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