トピックス

2017年3月

三学期終業式

2017/03/17 11:20:31

今日は、三学期終業式を行いましたevent
多くの保護者の方にご来園いただき、無事終業式ができました。
春休みは、おうちの方と楽しく過ごしてください。cherryblossomお花見・⛷春スキー・・・
4月には、一学年大きくなったお兄さんお姉さんになって、ニコニコで会いましょうhappy01

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卒園式

2017/03/14 17:07:48

本日、無事!年長さん全員が卒園致しましたevent
心温まる感動的な卒園式になりましたheart04
卒園のおともだち、保護者の皆さま、おめでとうございますhappy01

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お別れプレゼント会

2017/03/09 15:23:01

今日は、お別れプレゼント会を行いましたhappy01
年中組さんより年長組のおともだちに、小学校に入学してから、学校からいただいたお手紙を、おうちの方へしっかり渡せるように、「お手紙フォルダー」のプレゼントがありましたpresent
年長組さんからは、おうたを歌って、お礼をしましたkaraoke
お部屋に帰るときは、年少組さんの花道の間を、年長組と年中組のおともだちが、手を繋いで帰りました。幼稚園のおともだちが、みんなで一緒に会うのは、今日が最後となってしまいました。sweat02

年長組さんsign03あと5回寝ると卒園式ですevent

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観劇会・お別れ昼食会

2017/03/07 16:13:08

今日は、園児全員が「魔法つかいのおとぎばなし」を観ましたevent
世界の不思議な魔法つかいのお話で、とってもきれいな「影絵」でしたheart04
その後、年長組は「お別れ昼食会」でrestaurant楽しいお昼ご飯となりました。
幼稚園でのお弁当もあと2crying3年間おいしいお弁当を作ってくださり、ありがとうございましたlovely

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園長の「給田だより」(2017年3月号)

2017/03/03 6:56:40

「“一期(いちご)一役(いちやく)”ということ」  ~お役は続くよいつまでも~ 

人には、「一生涯のうちでたった一回の役割を担うこと」があります。私のプライベート辞書(造語集『(けん)()(えん)』?)では、それを一期(いちご)一役(いちやく)と表記しております。茶会の心得である「一期一会(いちごいちえ)」(『広辞苑』によれば、「生涯にただ一度まみえること。一生に一度限りであること」の意)が下敷きになっていることは、言うまでもありません。

約1か月前の1月18日、私はその「一期一役」の緊張感と向き合っておりました。その日は、公益社団法人世田谷区私立幼稚園協会(略称「世私幼」)並びに世田谷区主催の永年勤続教職員表彰式・表彰祝賀会が、区民会館で行われる日。佼成学園幼稚園の教員が、表彰者代表の謝辞を述べることになったため、その代表者の勤務園の園長が祝賀会の「乾杯の発声」を行うという慣行により、その役目が私に回ってきたのです。立場上何度も経験している役とは言え、世私幼という公の場では初めてのこと。園長としての残余期間や教職員の勤続年数等を勘案すると、恐らくはこの先二度とない話。「乾杯の発声」は、短ければ短いほど歓迎されるのですから、通り一遍の挨拶でお茶を濁すこともできます。しかし、私はこの機会をわざわざ、「園長5周年のメモリアルスピーチ」にしてしまったのです。(どこからも、そんな依頼はありませんでしたが…。)「たかが乾杯、されど乾杯」です。私の緊張は、間違いなく「八合目以上」には達していたはずです。  

いよいよ名前が紹介され、会場内壇上のマイクの前に立ちます。世田谷区長をはじめ来賓の諸兄姉、各園長、教職員の皆さまの衆目が集まります。「静」の一文字を脳裏に浮かべる、という秘伝のルーティーンを経て、おもむろに話を始めます。

職業に貴賤のないことは、百も承知しております。しかし私は、恥ずかしながら、園長に就任し初めて幼児教育に携わるようになった5年前の春まで、人間形成の基盤を作る幼児教育が、これほどまでに貴いお仕事であるということを、深く認識しておりませんでした。

天使のような子どもたちとの関わりによって、私自身が心豊かな人生を過ごさせていただけていることに、日々感謝の思いでいっぱいでございます。

子どもたちの成長過程の中で、将来、「僕の故郷は世田谷、私の思い出の地は世田谷」と言ってもらえるような「楽しい園づくり」という創造活動こそが、私たちに課せられた誇り高い使命ではないでしょうか。一曲お聴きください。(ハーモニカで『ふるさと♪』を演奏)

本日、永年勤続の表彰をお受けになった皆さまのさらなるご活躍と、世私幼加盟園がそれぞれの特色を発揮しながらますます発展していくことを祈念し、乾杯をさせていただきたいと存じます。「おめでとうございます!」とご唱和ください。「おめでとうございます!」(乾杯)

皆さま、ありがとうございました。

周囲の反応を一つひとつ気にはしていませんでしたが、帰り際にある保育用品関連業者の方から、「ハーモニカ、今日一番の拍手が起きていましたね」と言われました。楽器交じりという物珍しさがあったにせよ、それなりのインパクトがあったとしたら、まずはひと安心。しかし、それ以上に特筆すべきは、短いメッセージの中に、今日(こんにち)只今(ただいま)の感謝の気持ちを素直に表現することができた、という満足感でした。(これを、『憲辞苑』では、「自画じぃさん」と言います。女性の場合は…?)

学校法人佼成学園の学園長である庭野日鑛(にちこう)先生(立正佼成会会長)は、年頭の式典の中で、「一期一会」の言葉を取り上げられ、「私たちが使える時間は、今この瞬間しかない。そこに気づくことが大切です」と述べられています。今この瞬間に、自分の果たすべき役割を自覚するならば、その心構えを「一期一役」というのだと思います。

私たちは日頃、ご指名を受けて、あるいは不本意ながらも、何かの「お役」を務めなければならないことがあります。もしかしたらそれは、「一生に一回」のことかもしれないのです。仮にそうであるならば、愚痴やため息で向き合うのではなく、「これが私のステージ!」と切り替えて、積極的に臨みたいものです。音のない「喝采の拍手」が、自身の心を温かく包んでくれることでしょう。

転じて、日常の私生活に目を移せば、日々の暮らしは、多くの「お役」の積み重ね。私ならば、夫の役、父の役、(しゅうと)の役、じぃじの役…。そして、幸いにして還暦を過ぎてもなお、息子の役…。

「線路は続くよどこまでも🎵」の子どもたちの歌声が、『憲辞苑』の語彙(ごい)を増やしてくれました。人は、自らの役割を意識して生きていく限り、「お役は続くよいつまでも」なんですね。

松森憲二拝

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