年長組いも畑 ぬかまき延期について
2016/06/13 7:13:34
本日6月13日(月)予定していました「年長組 いも畑ぬかまき」は、雨天の為6月20日(月)に延期いたします。
本日の登園は、制服着用で着替えを手提げ袋に入れて登園してください。
2016/06/13 7:13:34
本日6月13日(月)予定していました「年長組 いも畑ぬかまき」は、雨天の為6月20日(月)に延期いたします。
本日の登園は、制服着用で着替えを手提げ袋に入れて登園してください。
2016/06/10 8:55:25
佼成学園幼稚園 平成28年度 園児募集要項(9月1日編入)
1.募集人員
3年保育(男女・保育経験者) 若干名 平成24年4月2日~平成25年4月1日生れ
2年保育(男女・保育経験者) 若干名 平成23年4月2日~平成24年4月1日生れ
1年保育(男女・保育経験者) 若干名 平成22年4月2日~平成23年4月1日生れ
※過去に本園の受験経験のない方に限ります。
編入受入日 平成28年9月1日(木)
2入園説明会・施設見学会
予約は不要です。9月1日編入受け入れ希望の方は、直接お越しください。
平成28年7月25日(月)10:00~体育館にて
※保護者・子どもとも、上履き・下足袋をお持ちください。
3.出願
提出書類 願書
入園選考料 6,000円
出願日 平成28年7月26日(火) 9:00~10:00
4.選考試験
日 時 平成28年7月26日(火) 9:15~
方 法 面接(本人と保護者1名、同室で別々に行います。)
※試験時間を過ぎての受験はできません。
5.合格発表
受付窓口 平成28年7月26日(火) 13:00~13:30 (合否通知表 手渡し)
6.入園手続
期 日 平成28年7月27日(水) 10:00~11:00
納入金
3年保育・2年保育 |
150,000円 |
1年保育 |
45,000円 |
(現金をご持参ください)
手続き書類 郵送にて8月4日必着(手続き書類の郵送にて、入園手続が終了します。)
※いかなるときにおいても、自動車(タクシーを含む)でのご来園は固くお断りいたします。
2016/06/09 13:36:21
今日は、全園児対象の「歯科検診」を行いました
世田谷区の「歯科医師会」から、3人の歯科医の先生がお越しくださいました
自分の順番まで静かに待つことができ、かっこよく歯科検診を受けることができました。
2016/06/01 7:07:04
「生んでいただいた“いのち”!」 ~ゾウの母子の情愛に学びたい!~
冒頭から私事で恐縮ですが、5月は私の母と、私と、私の孫の誕生月で、日付は三日連続の17日(満86歳)、18日(満1歳)、19日(満62歳)です。それに因んで(?)、今号では、「誕生」にまつわる話題を、佼成学園学園長の庭野日鑛先生のご指導の中から、二つお届けいたします。
一つ目は、ご著書『こころの眼を開く』の中の次の件です。毎月、園で実施する誕生会に臨む上で、私自身の大切な心の指針となっています。
ある人が恩師から「誕生日はいつか」と聞かれて、何年何月何日に生まれました、と答えたそうです。すると、「生まれたのではない。生んでいただきました、と言い直しなさい」と叱られたというのです。人間に生まれた、生んでいただいたということは、じつに私たちの感謝の原点といっていいでしょう。仏さまの教えは帰するところ、万物への感謝ということですから、自分の誕生日に対する考え方一つが、真の感謝の心になるか、感謝を知らない身勝手な心になるかの分岐点ともなるでしょう。(中略)誕生日を「生んでいただいた日」と受けとる心になれば、自分をとりまくことはあれもこれも、すべてがありがたいことばかりになるのです。
例年4月と5月の年長組誕生会では、子どもたちの柔らかい素直な心(心田)を耕すことができたら、と願いながら、「あいうえお作文」を用いて、「こ・う・せ・い」の「う」は「生んでいただいた」の「う」だよ、とお話ししています。
二つ目は、学園長先生が折あるごとにご紹介くださる『お誕生日』という詩。作者は、日本を代表する教育者として有名な東井義雄先生です。
誕生日おめでとう
お父さんお母さんから
いのちをひきついで
おじいさんおばあさんから
いのちをひきついで
その前のおじいさんおばあさんから
その前のその前のご先祖さまから
いのちをひきついで
何億年も昔からの
いのちをひきついで
あたらしいいのち
この世への誕生
おめでとう、おめでとう
思い起こせば一年前、長男の嫁からの第一報で、私は「じいじ」になりました。ではなく、ならせていただきました。一年間にわたる悲喜こもごもの日々が、有り難い(有ることが難しい)という思いを、より一層深くしてくれています。
ところで、話は変わりますが、今年の子どもフェスティバル(人形劇)の演目の一つは、「ぞうのはなはなぜながい」でした。ストーリーは、ぜひお子さまからお聞きください。得意になって、話してくれることでしょう。ただし、予断なくしっかりと耳を傾けてあげてくださいね。
奇しくも今年のゴールデンウィークに、自宅の断捨離(「いつかはきっと役に立つに違いない…」で溜めこんでいた諸資料の整理)をしておりましたところ、ある切り抜きを見つけました。平成26年2月28日に104歳で亡くなったある詩人を偲ぶ内容でした。その詩人とは、まど・みちおさん。たくさんの童謡を残しておられますが、中でも有名なのが、お馴染みの『ぞうさん』です。
ぞうさんぞうさん おはながながいのね
そうよ かあさんもながいのよ
誰もが知っているこの歌に、実は深い意味が込められている、というのです。その記事には、<子ゾウは『おはながながいのね』と言われて、ばかにされたとは思わず、ほめられたかのように喜んでいる。みんな違っていることは、すばらしいことだ>とのコメントが紹介されています。また、孫引きながら、別の資料によれば、まどさんは、次のように語ってもいるそうです。
<このゾウが、このように答えることができたのはなぜかといえば、それはこのゾウがかねがね、ゾウとして生かされていることをすばらしきことだと思い、幸せに思い、ありがたがっているからです。誇りに思っているからです。ほんとうに、この世にゾウがゾウとして生かされていることの、なんとすばらしいことでしょう。>
うーん、なるほど深イイですねぇ。子ゾウには、母ゾウからのたっぷりの愛情で「自己肯定感」が具わっているのでしょうね。だからこそ、二番の歌詞が、以下のように続くのでしょう。
ぞうさんぞうさん だれがすきなの
あのね かあさんがすきなのよ
子どもたちと一緒に何気なく口ずさんでいる童謡の中に、親子のあり方の重要な示唆があり、ゾウの母子の温かい交流をイメージしながら、手本にしなければ、と強く感じています。
現場からは、以上です。いや、かけがえのない日々を過ごしておられる、子育て現場の皆さまに、謹んでお届けいたします。
松森憲二拝
2016/05/30 6:30:03
「“礼”をもって“道”を歩む」 ~「言葉遣いが良くなる」ために!~
佼成学園幼稚園の「三種の神器」が「園舎・園庭・温水プール」ならば、「入園三大メリット」が「人に優しくなる・足が速くなる・お手伝いが好きになる」であることは、保護者の皆さまには周知のことと思います。「三大メリット」に対する私の確信は、年を追うごとに深まっています。
実は、私の秘めたる思いの中には、声を大にして言いたい四つ目の「メリット」があります。それは、「言葉遣いが良くなる」です。しかし、なかなかアピールできないまま、5年目の春を迎えてしまいました。というのも、理想と現実とのギャップを感じることが、時折あるからです。
某小学校の先生方との交流の際、「佼成のお子さんたちの言葉遣いはいいですよね。少なくとも、 “バカヤロー”とか“おまえなんか死んじまえー”という言葉は聞きませんから…。他の園から来る子の中には、そういう子もいるんですよ」と言われたことがあります。もちろん嬉しい話には違い ありません。しかし、普段の状況からして、はたして「言葉遣いが良くなる」と言い切れるかというと、残念ながら自信がない、というのが正直な心境でした。「でした」ということは、お察しのとおり、今はそうではない、ということです。安心してください!今年は違いますよ! 「言葉遣いが良くなる」というメッセージを発したい気持ちを大きく膨らませてくれた二つのエピソードを、皆さまにご紹介いたします。
一つ目は、「園児との“掛け合い”」です。佼成学園幼稚園には、何かを始めるときの「よ~いはいいですか?」「よ~いはいいですよ!」という “掛け合い”があります。それによって子ども たちには、静かにしようとする心構えができ、集中力を高めるきっかけにもなる、“佼成保育”の良き伝統の一つと言えましょう。
ところで、ある日、某女性タレントがMCの男性アイドル二人と幼稚園を訪問し、そこで保育体験をするというテレビ番組を見ながら、私は ふと、オリジナルの“掛け合い”を思いついてしまいました。「な~んのおはなししようかな?」と「えんちょうせんせい、ごじゆうに!」の組み合わせです。3月のお誕生会で早速試行してみたところ、子どもたちはすぐに覚えてくれました。そこで、大胆にも卒園式の話の中で、何の前触れもなく「な~んのおはなし、しようかな?」と切り出したところ、卒園児たちは絶妙のタイミングで「えんちょうせんせい、ごじゆうに!」と答えてくれました。初めて耳にするご家族からは、若干のざわめきとかすかな笑い声が起こりました。無理もありません。嬉しかったのは、卒園式後のある方(卒園児の祖母のお一人)からの声でした。この掛け合いを評価してくださり、「孫たちが “ごじゆうに”という丁寧な言葉遣いを教えてもらえたことが有り難い」と喜んでくださっている、というのです。望外のことでした。
二つ目は、「4月14日の朝の出来事」です。この日、玄関である方(?)から、「これからも、みんなのことを、よろしくおねがいします」という丁寧なご挨拶をいただきました。そのある方とは…?何とその声の主は、1週間前の4月8日に入園したばかりの、年少男児S君だったのです!もちろん、お家で教えてもらったのだろう、ということは容易に想像できます。ただ、現場にいた私が証言できることは、彼には全く“言わされている感”がなかった、ということです。それどころか、むしろ“身についている感”さえも漂っていました。その言葉は、TPOに相応しく、しかも心がこもっていて、私が思わず「はい、かしこまりました」と言いたくなるような丁寧さをもっていました。私は、良い意味でのそら恐ろしさを覚えるとともに、「鍛え甲斐がある子が入園してきたなあ」との思いを強くしたのです。
言うまでもなく、子どもたちの身体をつくるのは「食べ物」です。食べ物が身体をつくり、健康を保ってくれます。ならば、子どもたちの心をつくるのは、一体何でしょう?それは、「言葉」です。言葉こそが心を養い、生き抜く力を身につけてくれるのです。私は、かしこまった言葉遣いがすべて良い、と言うつもりは毛頭ありません。フランクな会話が、日常生活での潤滑油となることを承知しています。ただし、いざというときの言葉遣いに、その人の人格が表れる、ということを踏まえるならば、幼いころから良い言葉遣いを身につけさせてあげたい、というのが私の願いです。できるできないは、二の次です。良い言葉遣いのための環境づくりこそ、大人の大事な役割だと思います。ややもすると、大人の「言葉の乱れ」が、子どもの「言葉の乱れ」を惹き起こし、ひいては子どもの「心の乱れ」まで招いてしまいます。
知人で元警視庁剣道師範のI氏が、ある冊子の中で、「“感謝”を忘れず“努力”する剣道は、相手を打つことで強くなる。だから相手に「感謝」と「敬意」を払って胴着を整え、礼に始まり、礼に終わるのだ」と述べていました。私たち保育者は、いわばより良き保育者となるための「保育道」を、保護者の皆さまも、より良き保護者となるための「子育て道」を、ともに歩んでいるはずです。稽古相手は、目の前の子どもたち。「言葉遣い」においても、私たち大人は、「礼」をもって対峙していかなければなりません。間違っても、怒声や暴言などで、宝物である子どもたちの心を傷つけることがあってはなりません!
松森憲二拝