トピックス

2017年2月

園長の「給田だより」(2017年2月号)

2017/02/07 15:20:43

「スポーツ三題(ばなし) 」  ~駅伝・アメフト・サッカー~

私の新年は、例年どおり、箱根駅伝で幕が開き、青山学院大学(以下「青学」と略します)の三連覇を見届けました。三連覇と同時の三冠(出雲・全日本大学・箱根)は史上初とのことで、その快挙に大感激いたしました。私はすぐある人に「三連覇&三冠、おめでとうございます!」とメール。送信先は、青学の陸上競技部部長(国際政治経済学部教授)の内山義英氏。長年の知人である内山氏は、原(すすむ)監督の陰に隠れ表立って登場することはありませんが、現在の栄光を支えてきた人物の一人であると信じています。というのも、35年ほど前、私はある養成機関に籍を置き、氏とともに寮生活をしていたことがあります。氏は数年間、その寮から大学・大学院に通った経験の持ち主ですから、青学の強さの一つである「寮生活の意義」を熟知している人物に違いないと、当たりをつけているのです。翌朝、「有難うございました。昨日もハラハラドキドキでしたが、選手達が頑張ってくれました」との返信メールが届きました。

ところで、青学が箱根駅伝のゴールテープを切った日の11日前(12月23日)、大阪の金鳥スタジアムでは、アメリカンフットボール・全国高校選手権決勝「クリスマスボウル」が行われました。関東初代表の佼成学園高等学校が、二連覇中の強豪関西学院高等部に27‐17で勝利し、見事初出場・初優勝を遂げたのです。24日には、一般各紙にも取り上げられました。以下は、その抜粋です。

11月の公式戦中に倒れ、亡くなった関西学院の選手のため、佼成学園はその選手の背番号「40」のシールを贈り、両校はヘルメットに貼って戦った。両校は数年ごとに合同練習を行っており、「我々は関西学院にお世話になって強くなった。何かをしないといけないと思った」と小林監督は話す。昨年は秋の都大会で初戦敗退し、新チームはすぐに練習を始めた。「負けた日からこのチームは始まった」と市川主将。「今、アメフトが出来ることに感謝しながら全力でやりきった」。ひたむきで謙虚な監督や選手たちが、創部42年目で新たな歴史を作った。(以上、『読売新聞(朝刊)』)

佼成学園の小林監督は「武内君がウチの生徒だったら、自分の子どもだったら、と考えました」。対戦が決まった日からずっと、練習の最初に西を向いて黙禱(もくとう)。武内君の背番号40の小さなシールをつくり、「お互い ヘルメットにつけて戦いましょう」と関学にも120枚送っていた。(以上、『朝日新聞(朝刊)』)

因みに、上記の小林(孝至)監督は、佼成学園幼稚園卒園児の保護者。私にとっては、中高6年間、佼成のアメフトでお世話になった長男の恩師でもあります。初優勝は、決して他人事ではありません。1月15日、立正佼成会大聖堂で行われた「優勝報告会」で、私はOBの保護者の一人として、日本一になった生徒たちの雄姿に、思わず目頭を熱くしてしまいました。その際に関係者から耳にした、心温まる話をいくつか…。

一つ目。関西学院では、「天国の友と共に」三連覇を目指そうと、喪章をつける話が出たそうです。しかし、佼成学園にプレッシャーを与えてはいけないのでやめようとなった矢先に、佼成学園からの申し出。ライバル同士が互いを思いやる、素晴らしいエピソードではありませんか。これこそ、スポーツマンシップ(かがみ)だと思います。

二つ目は、佼成の戦いぶりに関して。最終盤を20‐17の3点リードで迎えた佼成学園。相手方のタッチダウンが決まれば6点、さらにキックが決まれば1点が入り、たちまち逆転というギリギリの展開です。アメフトでは、残り時間が少ないときには、攻撃側は戦いを避けてわざと時間を消費するという戦法もあるのです。しかし、佼成学園は、逆転されるかもしないというリスクを冒してまでも、プレーの続行を選択しました。すると、残り16秒でさらにタッチダウンを奪い、最終的には27‐17で勝ち切ったのです。「勝てばそれでいい」というのではなく、あくまでもフェアプレーを貫いた姿勢に、相手方からも賞賛の声が…。

優勝報告会からの帰宅途中、カワイ体育教室の田代洋三所長からのメール。「カワイのサッカー 大会で、年長組Aチームが優勝。関東大会へ出場します」とのこと。関東大会のない5月の大会で優勝していただけに、期待はしていましたが、実際に頂点に立ったのですから、大いに称賛に値することだと思います。子どもたちはもちろんのこと、応援に駆け付けられた保護者の皆さまの大歓声と大ジャンプが、目に浮かびます。2月18日の千葉県での関東大会、健闘を祈っています。

今月号は、何やらスポーツ記事に終始してしまいました。3年後の東京オリンピック・パラリンピックの風が、もう既に佼成学園幼稚園にも吹き始めているのかもしれませんね。心と身体の準備をしておかなければ…。ってどんな?

松森憲二拝

節分会

2017/02/03 15:30:27

 今日は、節分会、豆まきをしましたscissors
教頭先生から「鬼は、ヒイラギの葉っぱのトゲトゲとイワシの頭の臭が大嫌いです。玄関や門の前に飾り、鬼が入ってこないようにしてください。でも、鬼が入ってきたら、豆を投げて退治してください」とお話がありましたevent

すると、太鼓が「どんどんどん・・」と鳴り響、鬼が園庭に入ってきてしまいました。・・・(一時パニック!)sweat01

しかし鬼に豆をぶつけて、鬼退治モードに・・・「鬼は外!福は内!」・・・・annoy

そのうち、あるお友達???が鬼さんに捕まりました。懸命に鬼さんに豆をぶつけ・・・先生とお友達の救出に成功!とうとう鬼は観念し、園庭から逃げていきました。

 heart04梅の花の蕾もだいぶ大きくなりました。・・・

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