7月10日、七夕学芸会が行われました。
精華の七夕学芸会は、90年以上の歴史がある行事です。
今年も、講堂の舞台の脇には笹が立てかけられ、子どもたちの願いを書いた短冊が、舞台脇を彩りました。
舞台の上では、1年生から6年生までの児童が、1ヶ月程度の期間練習を重ねてきた、劇と合唱・合奏を発表しました。
精華の劇は、一つの役を、舞台上で演技する動作の役割と、マイクを通して舞台袖から台詞をつける声優の役割の二つに分け、二人で力を合わせて演じます。
いかに二人で息の合った演技ができるか、一人ひとりが練習の中で工夫を重ね、グループのみんなで協力し合って一つの作品を作り上げます。
舞台上の大道具・小道具を作ったり、劇中で流す効果音を考えたり、高学年になれば自分たちで脚本を書いたりもして完成した劇は、どの学年も見応えたっぷりでした。
合唱・合奏では、一学年80人が心を合わせ、曲を仕上げました。
元気の良い歌声で楽しませてくれた1年生の合唱から、楽器同士の見事な響きを聞かせてくれた6年生の合奏まで、各学年の練習の成果が発揮されていました。
クラスの枠を越えた、子どもたちの結びつき、まとまりを強く感じさせた学芸会でした。