南極授業
3・4年生の理科の授業で、相模女子大学中学部・高等部 美術科の新井啓太先生をお招きし、「南極授業」を行っていただきました。新井先生は、第60次南極地域観測隊の夏隊同行者として、これから南極へ向かうことになっています。
文部科学省 第60次南極地域観測隊員等の決定http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/06/1406330_24185.html
中高芸術科教員の南極派遣は、全国初で11月下旬に日本を出発し、オーストラリアのフリーマントル港で砕氷艦「しらせ」に乗船。12月下旬から昭和基地での活動を開始します。帰国は、来年3月下旬予定です。
子どもたちは南極への理解を深めながら、もっともっと知りたいという気持ちが強まったようです。自宅で調べるときに役立つリンク先も、たくさん教えていただきました。
氷を割ってすすむ観測船「しらせ」、それにより氷河にできた隙間からアデリーペンギンが次々と陸上にあがってくる様子の映像を見て、その愛らしさに子どもたちは特に盛り上がりました。
南極現地の様子はもちろんのこと、南極派遣の意味、現地での生活なども教えていただきました。新井先生は、私物や支給されたものなど、たくさんの装備品も持ってきてくださったので、子どもたちは見せていただくだけでなく触れさせていただくこともできました。
講演は、「南極へ行くことは、皆さんの未来につながっている。」という言葉で締めくくられました。最後に、360°カメラを使い全員で記念撮影も行いました。子どもたちにとって、とても貴重な経験になったと思います。
新井先生、お気をつけて南極へ行っていらしてください。ご健勝ご活躍を児童教員一同、心からお祈りいたします。
またこの場をお借りして、新井先生の出張授業をご配慮をいただきました相模女子大学中学部・高等部に感謝申し上げます。
【参考】相模女子大学中等部・高等部ウェブサイトより
https://netty.lekumo.biz/sagami_wu/2018/07/post-c0e2.html?cat=chugaku