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2022年8月14日 (日)

情報活用授業コンクールにて優秀賞を受賞しました

昨年度の5年桜組(今年度6年桜組) の「新聞を読もう」(国語)の実践が、全国学校図書館協議会(SLA)が主催する情報活用授業コンクールにて優秀賞に選ばれました。この実践の内容は、月刊誌『学校図書館』2022年7月号に掲載されています。

この活動は、新聞に触れることを通して,情報リテラシーを高め,実生活の中で情報と適切に関わることができるようになることを目指しています。本校図書館司書と担任が協力し、学校図書館で作成・管理している情報資料を活用した授業の展開を研究、実践したものです。

【受賞に至った授業の実践内容の概略】

日本新聞博物館の方からゲストティーチャーのを招き、現在のメディア社会の特徴や,新聞を中心とした様々なメディアとのつきあい方について講演をいただきました。

1 また、日本新聞博物館から送られた全国130紙を子どもたちに1枚ずつ配布し,新聞の一面がどのような構造になっているのかをノートにまとめる活動も行いました。

Jpg さらに日本新聞博物館から貸していただいた教材キット(北海道新幹線開業の日の新聞)(鎌倉世界遺産不認定の日の神奈川新聞)(北海道地震の翌日の版の異なる読売新聞・毎朝新聞)を活用し,3グループに分かれて新聞の比較読みを行いました。「全国紙と地方紙の違い」や「版による違い」、「時間の経過と情報の変化」という3つの視点で読み深めました。

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そのほか、本校の学校司書が収集している,朝日小学生新聞コラム「天声子ども語」カードを子どもたちに1枚ずつ配布し,その記事に書かれていることを読み込み,コラムの内容の要約をノートに書く活動や、「まわしよみ新聞づくり」等、新聞に深く触れる活動を重ねました。

本校はICT設備が整っており、子どもたちは学習のあらゆる場面でICTツールを使いこなしています。情報リテラシーに関する意識を高めていく必要性がますます大事になっていくのは子どもたちだけでなく教職員も同じです。実生活の様々な場面おいて,自分が獲得したい情報に応じて新聞,インターネット,本など,適切にメディアを選択していけるかどうかが今後益々重要になってくるでしょう。6年桜組の新聞を通しての授業実践だけでなく、学校の様々な場面で情報リテラシーへの関心を高めていく機会が増えることを願っています。

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