神奈川県藤沢市にある湘南白百合学園中学・高等学校は、キリスト教(カトリック)の精神に基づいて中高一貫の女子教育を行っている学校です

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湘南白百合学園中高インフォメーション

中3生、見事なプレゼンテーション。「環境」に関する研究を発表

2015年2月23日 (月)

 2月17日(火)に中学3年生4名による「環境」に関する研究発表が
行われました。

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 本校では中学3年生になると、全員がひとりひとり1年間をかけて
この研究を行います。1学期に環境問題に関して、各自が調査、
実験をしてみたいテーマを選び、環境に関してどんな課題がある
のか、それをどのように調べていったらいいのか、などを理科の
先生のアドバイスを受けながら、自分で探究していきます。
この研究の成否を決めるのは夏休みに各自で行う実験とその考察
です。2学期にはそれをパワーポイントを用いた発表の形にまとめ
ます。いかにわかりやすく説得力のある発表とするか、生徒の
パフォーマンス能力が問われます。最後には英語によってレジュメ
を作成します。そして、3学期にはいよいよ各自がクラスメイトの前
で発表をします。
 当日はその中で特に優れた発表を行った生徒4名が中3生全員
の前でその成果を披露しました。

(1) 興味関心の喚起
(2) 課題発見
(3) 調査
(4) 実験による検証
(5) 考察
(6) ICT技術による発表
(7) 英文によるレジュメ作成

といった要素から成り立っています。いわば、中学の卒業研究と
言うことができます。理科の先生方を中心とした学年の先生方の
20年近く続くこの取り組みが本校の生徒の理系への関心を高め
ていることは間違いないと言えるでしょう。
 以下に、当日発表されたテーマと研究方法を項目的に記すこと
にします。

研究テーマ
・シロクマを救え!北極の氷が溶けるわけ
・土壌汚染の植物への影響~汚染の影響は派生する~
・生ごみから作る乾燥堆肥の利用可能性について
・2種類の原料からできるバイオメタノールの量

なお、この他にもすぐれた研究発表がありましたが、来年度の
オープンスクールなどで発表することになっています。

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