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中学一年国語「ニュースの見方を考えよう」

2016年3月24日 (木)

 中学1年国語(現代文分野)の最後の教材は、池上彰著「ニュースの見方を考えよう」でした。

本文では、「ニュースは制作者によって編集、演出されたものである」こと、「ニュースの受け手でいるだけではなく、ニュースを自分なりに判断することが大切である」ことが読み手へのメッセージとして述べられています。

 本文読解後のこの日の授業は、皆で同じ日の朝刊を持ち寄りました。

グループに分かれ、まずは新聞を読み比べます。

話し合いのテーマは、「新聞は誰のもの? その目的は?」です。

発見を共有した後に、「なぜ違うのか、制作者の意図はどこにあるのか」を議論しました。 

 最後にクラスで発表しましたが、「全国紙と地方紙の一面記事の取り上げ方が異なる」「スポーツ欄に掲載されている競技が新聞によって異なる例がある」「同じ事件でも、見出しが異なると受ける印象が違う。掲載される面が異なる。」「新聞によって広告の分量が異なる(%を算出して発表)」「新聞によって字体、行間、紙質が異なる」などの発見がありました。

メディア・リテラシーの力はもちろんですが、普段の生活でも「情報を取捨選択する良い目、良い耳」を持つ素敵な人になってほしいと思います。

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