中学1・3年生「防災学習」
2018年2月27日 (火)
中学1年・3年の理科の授業では、「地学」・「人間と自然」の単元に関連して、防災学習をしました。授業は特に震災を中心とした災害に焦点をあて、中1は全3回、中3は全2回で1月~2月にかけて行いました。
1回目の授業では、災害への日頃の備えと災害時の行動、3.11の被災地の中学生と本校生徒の行動などを、プレゼンテーションを通して学びました。2回目の授業では、グループワークを通して、通学路上の危険箇所を確認し、被災した場合の対策や避難場所をハザードマップから分析しました。3回目の授業では、インターネット上の自治体の情報を調べ、自宅地域や通学路上の危険度を調べ、行動を考えました。
3.11からもうすぐ7年目を迎えようとしています。本校の理科では、「災害時に自分の命を守ることができる生徒を一人でも多く育てる」ことを目標に、震災の翌年から防災の授業を開始しました。忙しい毎日の中、年月と共に記憶も意識も風化しつつあるように感じます。災害は忘れた頃にやって来ます。もう一度災害に対して真剣に向き合い、ご家族で話し合う機会にしていただきたいと思います。