第6回 高校生直木賞全国大会に参加しました。
2019年5月 9日 (木)
連休が始まったばかりの4月28日(日) 麹町の文藝春秋本社ビルで行われた「第6回 高校生直木賞全国大会」に高校1年生5名が参加しました。本校は4回目の参加になります。
1月から第160回直木賞候補5作品を読み始め、2月、4月の2回の予備選考を経て本選考会に臨みました。今年の作品はどれも長編ばかりで悪戦苦闘しましたが、討論の末全員が納得できる一押し本を決めることが出来ました。
午前中は第5回受賞者の彩瀬まるさんの講演がありました。作家さんからじかに創作の過程を伺うことが出来た貴重な経験でした。
午後からいよいよ本選考会が始まりました。4月の予備選考の結果が点数で発表され、点数の低い作品から順に各校の代表が話し合ってきた内容をもとに議論していきます。今年も3時間半にわたる白熱した討論を経て、森見登美彦さんの「熱帯」が選ばれました。
詳しい討論の内容は オール読物6月号、7月号に掲載されますので是非ご覧ください。
全国28校の高校生と読書を共有し、様々な読みがあることを実感した一日でした。