神奈川県藤沢市にある湘南白百合学園中学・高等学校は、キリスト教(カトリック)の精神に基づいて中高一貫の女子教育を行っている学校です

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湘南白百合学園中高インフォメーション

第1回学校説明会を開催しました。

2019年6月14日 (金)

 昨日、開催しました学校説明会には、平日午前中ではありましたが、70名ほどの保護者の皆さまにご参加いただきました。お運びくださった皆さま、ありがとうございました!
 昨日の説明会では、今年度から始まる算数一科入試など、新しい入試についての説明や、大学合格実績について、また中1生のスピーチや、理科の取り組み、高3生がお薦めする白百合の良いところ…など盛りだくさんの内容でした。
 第2回学校説明会は、ご好評につき、満席となっております。説明会へ参加をお考えの方は、以下のリンクより、第3回以降の学校説明会をお申込み下さい。皆さまのご参加を、心よりお待ちしております!
https://mirai-compass.net/usr/ssryurij/event/evtIndex.jsf

中学1年生「排除ゼロキャンペーン」の授業

2019年6月13日 (木)

 本校では、6月11日から14日までカリタスジャパンの活動に協力して「排除ゼロキャンペーン」の写真展示を行っています。
 このキャンペーンは、「誰一人として排除されたり、存在を無視されたりしてもよい人はいない」という教皇フランシスコの呼びかけに応えて始まったものですが、悲しいことに私たちが生きるこの世界は、一人ひとりのかけがえのない命とその尊厳が守られていない状況が続いています。この地球に住む私たちが、国境という枠を越えて助けを必要としている人に手を差し伸べられるように、「世界の今」を展示しています。未来を担う生徒たちが、「知る」ことによって他者と手を取り合って共に生きていくことを願っています。
 生徒たちは難民の苛酷な状況や自分とあまり変わらない年齢の子どもたちの様子を見て、「人を許せない自分が恥ずかしくなった」、「毎日に感謝をしなければいけない」、「この現実をもっと広めなければ」など多くの気づきがあったようです。

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 中学1年生は「排除ゼロキャンペーン」と連動して、「世界の今を知っていますか?」というテーマで宗教の授業を行いました。
 最初に「私にとって当たり前の生活は毎日ご飯を食べて、お風呂に入って、学校に行くこと」など自分にとっての「当たり前」を考え、お互いに意見を交換した後、それができない人は世界にどれくらいいるだろうか、例えば「世界で安全な水が飲めない人は何人いるのか?」など具体的に考えていきました。
 さらには、このような世界の状況を見ると感じる「かわいそう」や「何とかしてあげたい」という気持ちはクラスの中など今の私たちにも必要なものなのではないかと身近なところにまで考えを深めました。
 生徒たちは、「3人に1人が安全な水を飲むことができないってことはこのクラスで言うと15人飲めないの?!」、「突然家がなくなったらどこに行けばいいの?」など問題を身近な数字に置き換えたり、想像したりすることで世界に目を向けることができたようです。
 「このクラスの15人が安全な水が飲めないの?もしそうだとしたら、わたしの分を分けてあげるよ。あ、この気持ちで世界の人が分け合ったら世界は少し変わるかな?」と生徒同士で盛り上がる姿がかわいらしく、印象的でした。

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中学の総合授業が行われました

2019年6月11日 (火)

中学で総合学習の授業が行われました。以下の文章は体験活動を行った生徒の感想文です。

中学一年生

 私達中学一年生は、五月三十一日、総合学習で八景島シーパラダイスに行って参りました。
 水族館で海洋生物の知識を深めた後は、アトラクションを班ごとで回りました。班には酔いやすい人と酔わない人がいたので、全員で乗る乗り物がなかなか決まりませんでした。その時あるメンバーが「コーヒーカップに乗れば、回す組と回さない組に分かれて乗ることで、みんなで同じ乗り物に乗れるよ」と教えてくれました。その考えに一同大賛成で飛び乗り、体験後も全員が笑顔全開で過ごすことができました。
 私はこの校外学習で「相手のことを理解して考える」ということを学びました。それぞれの思いを受け取り、お互いを思いやることで、どの瞬間を切り取っても笑顔の絶えない一日になりました。今回の学びを胸に、一人ひとりにとって最高の一年にしていきたいです。

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中学二年生

 私たち中学2年生は5月31日に総合学習で神奈川県立歴史博物館に行ってきました。テーマは「博物館を利用した学習を通し、歴史知識を深める」です。事前学習として学芸員の方から博物館とは何か、博物館では何ができるか、学芸員とはどんな仕事か、などのお話を伺い、博物館へ向かいました。
 博物館では、神奈川県を中心に古代から現代までの様々な展示品の中から、それぞれが興味を持ったものをスケッチしました。そして、その展示品について学芸員の方に質問したり、館内の図書館で調べたりして、これからそれをレポートにまとめていきます。
 私は、現代とは外見が大きく違う、縄文時代の土製耳飾りをスケッチしました。この耳飾りは、名称通り土からできていて、大きさが縦2cm、横2cm、高さ1.5cm程のものでした。これらは、装身具としてはもちろん、成人に達したことを示すためなどに使われていたことが、調べてみて分かりました。
 写真などを見るよりも実物を見たときに受ける衝撃は大きかったです。各自が興味を持ったものを詳しく調べることができたので、良い1日となりました。

 

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中学三年生 

「未来のための力」

 世界がグローバル化している今、重要になってくることは自ら主体的に考え、公正に判断し、行動する力だ。
 今回、それを身に着けることを目標としたプログラムに参加した。グラウンドの割りあてを決める教材を通じ、このプログラムの獲得目標でもある論理的思考力、議論する力、読解力を身につけることができた。これらの力はきっと将来、私たちが問題に直面したとき、それらを解決し、さらに成長していく糧となるだろう。世の中には、自分とは違う考え方を持っている人がいて、皆主張を通したいと思っている。しかし、いつまでも各々の主張をしていては対立してしまう。そこで、今回学んだ力を活かし、双方が合意した上で、効率的かつ公正な判断を見出す必要がある。
 今回のプログラムを通し、柔軟な思考力と意見を弁じる力を両立させ、さらにそれを実行できる人間になり、これからの日本社会に貢献していきたい。

「合意のための筋道を考える」

 先日8人の弁護士の先生方を迎えて、6時間の出前授業を受けました。テーマは「グラウンド割りの決め方」で、主に話し合いで進めます。
 私は、テニス部担当で他にサッカー・野球・陸上があり、それぞれに考慮しなければいけないことが書かれた部長からの指令書が配られました。まずは2人組で各部活が必要とするグラウンド割り案を出していくのですが、ここで大切なことは少しでも多く担当の部活の割り当てを獲得することができる説得力のある主張を考えることです。自分が部活のマネージャーになったつもりで、合意のための道筋を考え、主張することがとても面白く、また4つの部活が集合した際には、みんなが合意をした瞬間に達成感に溢れました。
 この授業を通して私は、ただ主張するだけでは何も変わらない、合意に至るためにはまず基準を決めることを学びました。そして効率性、公正であるか、それらは身の回りで起こる問題に対しても私たちが行動する力になると思います。

 

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弁護士の先生方による出前授業

 中学3年生の総合的な学習の時間では、「新しいものの見方・考え方プログラム」と題して、神奈川県弁護士会から8名の弁護士の先生方をお招きし、法教育の授業を行いました。
 生徒たちは、架空の学校の4つの部活のマネージャーとして、一週間分のグラウンドの練習場所を確保すべく議論をたたかわせました。その結果を模造紙にまとめて発表し、弁護士の先生方から講評をいただきました。丸一日かけてじっくり思考力を鍛えました.。

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6/8(土)オープンスクール直前情報!

2019年6月 6日 (木)

 いよいよオープンスクールが今週の土曜日に迫ってまいりました。今回のオープンスクールでは生徒・卒業生による発表や児童のみなさんと一緒に行う体験活動など、生徒主体の活動で本学園の学校生活に触れて頂きたいと思っています。

 

≪白百合ホール≫

◆生徒・卒業生によるおもてなし①

 9:30の開式の前に、管弦楽部有志の生徒による特別演奏を披露いたします。オープニングは素敵な演奏から。どうぞお楽しみに。

 

◆生徒・卒業生によるおもてなし②

今年の3月に本学園を卒業した大学1年生で、ハーバード大学と東京大学に合格した2名から、志望校にチャレンジしたきっかけやその過程などについてスピーチしてもらいます。海外大学や国内トップの大学で自分の可能性を広げていく卒業生の勉学への姿勢や取り組みを知ってもらいたいと思っています。

 

◆生徒・卒業生によるおもてなし③

 中学3年生は総合的な学習の時間で、環境問題について自分が興味を持った内容をもとにテーマを絞り、自分で実験を組み立てて、研究レポートの作成・発表を行います。昨年度の取り組みで優秀な生徒(現高校1年生)に代表で発表してもらいます。湘南白百合に通う生徒たちの問題意識と深掘りした内容はとても興味深いものです。どうぞお楽しみに。

 

◆生徒・卒業生によるおもてなし④

 本校の英語教育について、ターム留学や海外研修プログラムに参加した生徒からスピーチをしてもらいます。英語技能を高めるだけでなく、たくさんの”once in a life time experience”「一生ものの経験」をしてきた生徒たちのお話をお楽しみに。

 

◆生徒・卒業生によるおもてなし⑤

 コーラス部がミニコンサートを行います。日々の練習の成果を美しいハーモニーに乗せてお届けします。どうぞお楽しみに。

 

≪校舎にて≫

◆生徒・卒業生によるおもてなし⑥

 校舎の様々な場所で本学園の部活動を体験したり、生徒による発表を見て頂きます。放課後、下校時刻までに生徒たちに与えられた時間は多くありません。その限られた時間を大切に、多くの部活動が取り組んでいます。運動部も文化部も、一生懸命取り組むからこそ、その楽しさや醍醐味を知っています。児童のみなさんと共有できる時間を生徒たちも楽しみにしています。

 

文化部:物理化学部(実験)、生物部(実験と展示)、写真部(現像体験・一眼レフ撮影体験)、

    茶道部(お点前体験)、カトリック研究部(ロザリオストラップ作り)、

    演劇部(演技体験と寸劇)、英語部(歌とダンス、英語のゲーム)、

    軽音楽部(ミニライブ)、書道部(豆色紙つくり)、美術部(作品展示)、

    放送部(放送体験)

運動部:新体操部、バドミントン部、バレーボール部、バスケットボール部、ソフトボール部

 

◆生徒・卒業生によるおもてなし⑦

 生徒による個別相談コーナーを設けます。湘南白百合の学園生活について、勉強、授業、部活、いろんなことを質問してください。生徒たちが自分たちの体験を踏まえてありのままにお答えします。湘南白百合を身近に感じてもらえたらと思っています。

 

 

皆様のご来校を心よりお待ち申し上げます。

 

オープンスクールの概要はこちら

帰国子女入試問題を公開しました。

2019年5月31日 (金)

2019年度帰国子女入試問題を公開しました。
詳細はこちらをご覧ください。

電子図書館が利用できるようになりました。

湘南白百合学園中・高 電子図書館が利用できるようになりました。
詳細はこちらをご覧ください。

第1回オープンスクールのご案内

2019年5月22日 (水)

第1回オープンスクールのご案内を掲載しました。

詳しくはこちら

体育大会が行われました。

2019年5月20日 (月)

 5月17日(金)、第40回体育大会が開催されました。暑さの中、練習や準備で培った仲間との絆を胸に、全校生徒が勝利をめざして全力で臨みました。
 本校の体育大会では、中学一年生から高校3年生までの桜組(赤)・菊組(白)・梅組(黄)・百合組(青)の4クラスで順位を競います。特に、学年を越えて行う「中学リレー」「高校リレー」「大玉送り」では、大変な盛り上がりを見せました。今年度は、菊組が2010年度大会以来、9年ぶりに優勝しました。
 スポーツは「する」「見る」だけでなく、係生徒として準備や片付けなどの仕事にも積極的に取り組み、「支える」という関わり方も経験することができます。2020年には東京パラリンピック・オリンピックが開催されますが、選手だけでなくそのスタッフや、大会を運営する様々な役割を担う人がいます。自分が行事を「支えた」ことできっと東京パラリンピック・オリンピックの見方も変わってくるのではないでしょうか。
 初夏の青空に生徒たちの熱い声援が響きわたる、大変爽やかな一日となりました。

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第6回 高校生直木賞全国大会に参加しました。

2019年5月 9日 (木)

 連休が始まったばかりの4月28日(日) 麹町の文藝春秋本社ビルで行われた「第6回 高校生直木賞全国大会」に高校1年生5名が参加しました。本校は4回目の参加になります。
 1月から第160回直木賞候補5作品を読み始め、2月、4月の2回の予備選考を経て本選考会に臨みました。今年の作品はどれも長編ばかりで悪戦苦闘しましたが、討論の末全員が納得できる一押し本を決めることが出来ました。
 午前中は第5回受賞者の彩瀬まるさんの講演がありました。作家さんからじかに創作の過程を伺うことが出来た貴重な経験でした。
 午後からいよいよ本選考会が始まりました。4月の予備選考の結果が点数で発表され、点数の低い作品から順に各校の代表が話し合ってきた内容をもとに議論していきます。今年も3時間半にわたる白熱した討論を経て、森見登美彦さんの「熱帯」が選ばれました。
 詳しい討論の内容は オール読物6月号、7月号に掲載されますので是非ご覧ください。
 全国28校の高校生と読書を共有し、様々な読みがあることを実感した一日でした。

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