園長ブログ 5月のたより
新緑の美しい季節です。小鳥のさえずりに心洗われます。新年度が始まりひと月が経ち、子どもたちも園生活にだいぶ慣れてきました。
外遊びの時間、園庭に出ると、年中の女の子が「園長先生、ぐるぐるして」と言うのでその場で1人ぐるぐると回ってみました。すると「ちがうの、わたしをだっこしてぐるぐるして」とのこと。そこでだっこしてぐるぐると回転し、目を回しながらそっとその子を地面に下ろしました。気づくと目の前には「ぼくも」「わたしも」とぐるぐるを待つ8人ほどの子どもがきちんと並んでいたのでした。
子どもは遊びを通して学びます。社会性や協調性、創造性や自発性、やさしさや思いやりなど、様々な力を身に着けていきます。その内容とレベルは、年少のひとり遊びから年中・年長の共同遊びへと少しずつ変化していきます。子どもにとって遊びは学びです。
5月、空には鯉のぼりが泳ぎ、園庭には子どもたちの元気な声が響いています。