神奈川県藤沢市にある湘南白百合学園中学・高等学校は、キリスト教(カトリック)の精神に基づいて中高一貫の女子教育を行っている学校です

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中学1年 国語最後の授業

2015年3月18日 (水)

 中学1年国語(現代文分野)の最後の教材は、池上彰著「ニュースの見方を考えよう」でした。
本文では、「ニュースは制作者によって編集、演出されたものである」こと、「ニュースの受け手で
いるだけではなく、ニュースを自分なりに判断することが大切である」ことが読み手へのメッセージ
として述べられています。

  

 本文読解後のこの日の授業は、皆で同じ日の朝刊を持ち寄りました。グループに分かれ、まず
は新聞を読み比べ、違いを発見。発見を共有した後に、「なぜ違うのか、制作者の意図はどこに
あるのか」を議論しました。最後にクラスで発表しましたが、「この新聞は全年齢層をターゲットに
しているが、もう一つは高めの年齢層を意識した新聞づくりをしている」「新聞によって広告の内容
が異なっている」「全面広告のページ数が思ったより多くて驚いた」「新聞によって字体、行間、紙
質が異なる」「同じ記事でも、新聞によって視点が異なるから見出しが異なる」など、比べることで
得られた発見が多数挙げられました。

 メディア・リテラシーの力はもちろんですが、普段の生活でも「情報を取捨選択する良い目、良い
耳」を持つ素敵な人になってほしいと思います。

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