平成28年6月9日 防災教育
2016年6月14日 (火)
【5・6年生,総合】
「釜石の奇跡」 これは、東日本大震災で巨大津波に襲われた釜石市内の小中学生のほぼ全員が、無事に避難し、自ら命を守ったことを指す言葉です。
今回、当時の釜石中学校長渡邉真龍先生のお話を聞く機会に恵まれました。「想定にとらわれないで、自分で判断して、行動すること。」「先に逃げ出す人は格好悪く弱虫だと思う人がいるが、災害時は自分の判断で最初に避難を始めた人が勇者である。」など、実際の映像も交え、災害時についての様々なお話をしていただきました。熱弁に、涙ぐむ児童もいました。
「人のために何かをすることは自分を強くすることなので、日頃から人のために何かできないかを考えることが大切だ。」とおっしゃったあと、胸をたたいて、「ハートが大切だ。」と、力強くお話ししてくださった姿が印象に残りました。