2019年9月6日 4年サイエンスストーリー 微生物ってなあに
2019年9月26日 (木)
【4年生,図書】
4年生は、科学コミュニケーターの正道先生をお迎えして、「微生物ってなあに?」をテーマにサイエンスストーリーを行いました。サイエンスストーリーとは、少し難しい科学の世界を子供たちの視点でのぞくことができる科学分野の読書会のことです。
先生のお話を伺って、微生物が自分たちの身近にいることがわかりました。また、2015年ノーベル生理学・医学賞をとられた大村智氏の功績についても教えていただきました。大村氏の発見がとても地道な作業の中から生まれたこと、そして、土の中にはまだまだ発見されていない微生物がたくさんいるということも知りました。
授業を終えて、子ども達の感想には、「私が初めて知ったことは、微生物が私たちが病気にかかってしまった時、役に立っているということ。抗生物質という言葉は、前に何度か聞いたことがありましたが、まさか微生物が抗生物質を作り出しているなんて思ってもいませんでした。」、「微生物といえば、カビやウィルスと考えてしまうけれど、悪い微生物は全体で1%もいないということにびっくりしました。」、「正道先生に教えていただき、微生物のことを詳しく知ることができました。乳酸菌やイースト菌などの名前は少し聞いたことがあるけれど、何だろうと思っていました。お話を聞いて、そういうものが微生物なんだと思い、もっともっと知りたくなりました。」などなど、微生物への理解も深まり、子ども達の科学分野への興味、関心が、高まったように感じました。