2019年11月21日 パラアスリート マセソン美季さん講演会
2019年11月29日 (金)
【4年生,総合】
今年度の4年生も、国語の単元「新聞を作ろう」の学習を、朝日小学生新聞社に協力していただいて進めています。7月の「取材」学習を活かし、元長野パラリンピックの選手マセソン美季さんをお招きして、講演会を行いました。マセソンさんは、アイススレッジ・スピードレースなどで、金メダル、銀メダルを獲得した方です。
講演では、「失ったものを数えるな、残された物を最大限に生かせ。」というパラリンピックの選手を象徴する言葉を紹介していただき、できるためにどうするか考えることが大切であると、選手としてのエピソードを交えて教えてくれました。
また、パラリンピックは社会を変える大会であり、その中で、マセソンさんは共生社会の実現を目指し、講演などの活動をしているそうです。施設・設備を変えるだけでは社会は変わらない、一人一人の意識を変えることを学びました。
児童の感想には、「できないことから逃げないという言葉が印象に残りました。これからは、できないことから逃げず、できるようになった時のことを考えて、一生懸命努力したい。」、「パラリンピックというのは、障害のある人が能力を競うだけでなく、社会を変えるためにもやっているんだな。と思いました。」、「今日は、心に残る言葉をたくさんいただきました。その中でも、がんばれば必ず道は開けるという言葉が響きました。私は、ピアノをやっていて、くじけそうになるときもあるけれど、この言葉を聞いてがんばれば道が開けると聞き、自信をもってがんばろうと思いました。」とありました。
前向きになるヒントをたくさんいただき、自分たちの物の見方や考え方を振り返り、今後の自分の行動を考える良い機会となりました。