2019年10月2日~4日 5年清里野外学習
2019年10月30日 (水)
【5年生,総合】
10月2日(水)から、二泊三日で、清里野外学習に行きました。台風が心配されましたが、天候が荒れることなく、3日間の行程を終えることができました。
1日目は、「大地」「植物」「動物」の三つのコースに分かれて、テーマ別ハイキングをしました。各班、レンジャーさんの話を聞きながら、自然界の営みや風、光、土、命について学びました。子供たちは、木漏れ日の美しさや木々のざわめき、土のやわらかさから、湘南の地とは違う空気を体感していました。
その夜は、昼間と同じコースを歩くナイトハイクがありました。同じ道とはいえ、明かりを消し、前を歩く人の足音や気配をたどりながら歩く経験は、怖いと感じる児童も多かったようです。しかし、後の振り返りでは、「昼間とは違う幻想的な景色だった。」とか、「昼間は明るくてきれいだったけれど、夜は水墨画のようだった。」、「とても静かで、麓の町の電車の音が聞こえた。」など、普段では経験できないことができたことを喜ぶ声も多く聞かれました。
2日目は、朝から5時間のロングハイクです。よく体操をして、グループごとに違うコースを歩きました。森の深いところまで歩いて滝を見たり、山道を登って絶景を眺め、やまびこを楽しんだりしました。最後には、道中「素敵だな。」と思ったものをスライドガラスに挟み、清里の思い出を形にしました。清泉寮に戻った後にソフトクリームを食べ、おみやげを買って英気を養い、夕食後には感謝ミサがありました。清里の自然の中で、日々のお恵みを神様に感謝しました。神父様に一人一人祝福していただきました。
3日目は、雷雨で始まりました。しかし、みるみるうちに晴れ間が広がり、「山の天気は変わりやすい」という言葉が真実だということを目の当たりにしました。予定通り行われた野外炊飯では、火をおこしたり野菜を切ったりして協力しながら、どの班もおいしいカレーライスを作ることができました。
3日間、たくさんの方にお世話になりました。当たり前だと思っていることが当たり前ではないこと、自分は自然の一部であること、自然界と人間は共存していくべきであることなど、様々なことを学んだ三日間になりました。そして、協力して活動する場面が多かったので、友達の輪が広がりました。
これからも、全てのことに感謝しながら、日々を過ごしてほしいと思います。