神奈川県藤沢市にある湘南白百合学園小学校は、カトリックの女子私立小学校として75年以上の歴史のある小学校です

湘南白百合学園小学校

2021年3月5日 3年生 海の活動 

2021年3月 8日 (月)

【3年生,総合】

 3年生は、片瀬海岸の東浜で海の活動に参加しました。講師は、バディ冒険団代表の遠藤大哉先生です。

 「五感を使って”海”を感じてみよう」をテーマに、海と自分の関りを意識すること、海を楽しむことが主な目標です。

 海岸についたらまずは砂あそび。指先で砂にふれ、かき混ぜたり、山にしたり。その途中で、以前のビーチクリーンで見つけた「マイクロプラスチック」を見つける児童もいました。

 

 そして遠藤先生と、最初に腹式の呼吸法を確認しました。日頃、意識をしていないと、呼吸は浅くなってしまいます。「呼吸をする」ということを思い出し、深く息を整えました。

 にぎやかな声がすっと静まり、波の音と潮風に身を任せるソロの時間を味わいました。

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 次に、波とおにごっこをしました。

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 はじめは恐る恐る近づいていた児童も、押し寄せる波から逃げることを繰り返し、ここまで波打ち際まで近づけるようになりました。波の大きさと動きを見ながら自分との距離をつかみ、自然のリズムを感じました。

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 それから、二人組になって全身ジャンケンとおにごっこをしたり、たこチームとたらチームに分かれてチーム対抗戦をしたりしました。

 以前海岸で不器用に走っていた児童も、腿を高く上げるなどの工夫をして、早く走れるようになりました。

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 最後に、息が上がった自分の体を、ヨガのポーズをして整えました。「勇者のポーズ」に挑戦しましたが、バランスを崩していて難しそうです。まだ自分の体をうまく扱えないのでしょう。これも、自然の中で五感を使う活動の一つです。ぴしっとポーズが決まった児童が、潮風のなかで、「風が気持ちいい!」と声をあげたのが印象的でした。

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 活動終了後、感想を聞いてみました。「砂があたたかかった。」「波の音が意外と大きい。」「しょっぱいにおいがした。」「砂の上は走りにくかった。」「息をすると自分のお腹が動くことがわかった。」等、五感や、自分の体と海について何かに気づいた児童が多かったです。

 児童は海に行くたびに成長していくと感じます。五感を使って”海”を感じた時間になりました。

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