神奈川県藤沢市にある湘南白百合学園小学校は、カトリックの女子私立小学校として75年以上の歴史のある小学校です

湘南白百合学園小学校

2021年3月18日 修了式

2021年3月23日 (火)

 緊急事態宣言とともに始まった2020年度。

 当初は、4月7日から学校を再開する予定でおりましたが、奇しくもその日に緊急事態宣言が発令されたのでした。

 子供たちが学校に登校し、お友達と顔を合わせることができたのは、それからしばらくたってからのことでした。

 コロナ禍で、様々な制約があり、これまでの日常が当たり前でなくなったり行事が中止になったりと、大変な1年でしたが,本日、無事に終えることができました。

 体育館からの校内ライブ放送の修了式では、校長先生のお話を伺い、1年を振り返りながらも、心を新たにして、4月からの新学期を迎える準備をしました。

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2021年3月15日 3年生 片瀬漁港見学・ビーチクリーン

【3年生,総合】

 3年生は、総合の学習で片瀬漁港を見学した後、片瀬東浜のビーチクリーンの活動をしました。

 片瀬漁港に着いたとたん、児童の一人が「のりのかおりがする。」と言いました。いそのかおりが、身近な「のり」のにおいに結びついたのです。以前、海の活動で五感を使ったことで、最近の児童は、嗅覚や視覚、聴覚を使ってまわりの自然をよく感じているように思います。

 

 漁港では、ちょうど漁船が2艘、クレーンを使って定置網を積み込んでいました。社会の授業でちょうど「定置網漁業」のことを知っていたため、児童たちは本物の漁船を見られて大喜びでした。

 網を積み込んだ漁船が再び海に出る時に、児童全員で手をふると、漁師の方々も手を振り返してくれました。

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 次に、定置網のメンテナンスをしているところを見学させていただきました。定置網にフジツボがついていることを発見したり、網が想像以上に大きいことを実感したりしていました。

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 泊地も見学しました。ここでも、1艘の漁船が、船底の清掃をしており、児童は興味津々で漁師の方々の作業を見ていました。

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 堤防にたくさん積まれている石は、波の勢いを消すためのものです。

 間近に見た石の大きさと、思っていたよりもすぐそばが海であることに気づきました。「先生、落ちてしまいそうです。」と怯え半分、興奮半分で堤防を歩きました。それでも、しばらくすると興味津々で身を乗り出し、海をのぞき込んでいるところが、好奇心旺盛の3年生らしいと思います。

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 この日は雲一つない快晴で、富士山も綺麗に見えました。

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 片瀬漁港の見学を終え、片瀬東浜でビーチクリーンをしました。

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 タバコやペットボトル、飴の包み紙など、さまざまなゴミが砂浜に落ちていました。友達と何個拾えたか競うなど、それぞれ楽しみながら活動に参加しました。

 漁港を見学した後にビーチクリーンをしたため、「このゴミを魚やクジラが誤って飲み込んだらいけない。」と言いながら、一生懸命ゴミ拾いをしている姿が見られました。

 ビーチクリーンをした後は、砂浜で遊びました。波と追いかけっこをしたり、砂を掘って落とし穴を作ったりして、砂浜の時間を伸び伸びと楽しみました。

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 波打ち際で遊んでいると、大きな枝のようなものが流れてきました。これは、どこからきたのか、何の木なのか、近づいてよく眺めていました。

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 砂まみれの靴と足をはたいて学校に戻りました。いつもよりたくさん歩いてお腹もぺこぺこです。心なしか、お弁当を食べるスピードが速いような気がしました。

 片瀬漁港を見学して、海がもたらす海産物の恵みや、働く人々の様子、漁船などを学びました。

 海への親近感を高めた一日になりました。

2021年3月12日 6年生への卒業メッセージ

2021年3月17日 (水)

【児童会】

 今年度は、例年この時期に実施している「6年生を送る会」を、1~5年生からのメッセージに代えて行いました。

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 6年生の教室前の掲示板いっぱいに、今までの感謝の気持ちと、これからの活躍や幸せを願うメッセージが並びました。

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 メッセージを受け取った6年生も、うれしそうに眺めていました。

 思い出話に花が咲き、楽しそうです。

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 今年は、学校行事や縦割りの活動を縮小して実施し、異学年が直接交流する機会は少ない日々が続きました。

 そのような中でも、同じ小学校に通う仲間として、心がつながる機会を持つことができ、神様に感謝いたします。

2021年3月11日 5年生 家庭科作品展示

2021年3月12日 (金)

【5年生,家庭科】

 今、5年生の廊下には、今までの家庭科の授業でこつこつと取り組み完成したお弁当つつみや、刺しゅうの作品が並んでいます。

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 お弁当つつみは、一枚の正方形の布を使って作ります。

 なみ縫い、返し縫い、ひも通しに挑戦しました。

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 特になみ縫いは、縫い目の幅をそろえることを心掛けて、丁寧に縫い進めました。

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 刺しゅうは、3学期に初めて学習しました。

 初めて使う刺しゅう針は糸を通す穴が大きいこと、刺しゅう糸は6本の糸がより合わさっていること等、新しい発見がたくさんありました。

 ランニングステッチ、バックステッチ、アウトラインステッチ、チェーンステッチの4つのステッチに挑戦しました。

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 同じステッチでも、一人一人、オリジナリティあふれる図案を考え、楽しい作品が並びました。

2021年3月8日 学校の図書館

2021年3月11日 (木)

 図書室を訪れると、窓からは江の島の展望台が見え、天井に備え付けられているステンドグラスからは、柔らかい光が差し込み、別世界にきたような感覚になります。

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 毎月入る新着図書のコーナーでは、いつも子供たちの争奪戦が繰り返されます。

 「本は心の栄養」、たくさんの言葉と出会い、また、知的好奇心をくすぐられる場所でありたいと思っています。

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*図書室に入る前には、手を洗う約束のほかに、さらに今年は、図書室で一度手にとった本はそのまま戻さず専用の箱に入れたり、返却の本は廊下の返却ボックスに入れたりと、感染対策を行っています。

2021年3月5日 3年生 海の活動 

2021年3月 8日 (月)

【3年生,総合】

 3年生は、片瀬海岸の東浜で海の活動に参加しました。講師は、バディ冒険団代表の遠藤大哉先生です。

 「五感を使って”海”を感じてみよう」をテーマに、海と自分の関りを意識すること、海を楽しむことが主な目標です。

 海岸についたらまずは砂あそび。指先で砂にふれ、かき混ぜたり、山にしたり。その途中で、以前のビーチクリーンで見つけた「マイクロプラスチック」を見つける児童もいました。

 

 そして遠藤先生と、最初に腹式の呼吸法を確認しました。日頃、意識をしていないと、呼吸は浅くなってしまいます。「呼吸をする」ということを思い出し、深く息を整えました。

 にぎやかな声がすっと静まり、波の音と潮風に身を任せるソロの時間を味わいました。

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 次に、波とおにごっこをしました。

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 はじめは恐る恐る近づいていた児童も、押し寄せる波から逃げることを繰り返し、ここまで波打ち際まで近づけるようになりました。波の大きさと動きを見ながら自分との距離をつかみ、自然のリズムを感じました。

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 それから、二人組になって全身ジャンケンとおにごっこをしたり、たこチームとたらチームに分かれてチーム対抗戦をしたりしました。

 以前海岸で不器用に走っていた児童も、腿を高く上げるなどの工夫をして、早く走れるようになりました。

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 最後に、息が上がった自分の体を、ヨガのポーズをして整えました。「勇者のポーズ」に挑戦しましたが、バランスを崩していて難しそうです。まだ自分の体をうまく扱えないのでしょう。これも、自然の中で五感を使う活動の一つです。ぴしっとポーズが決まった児童が、潮風のなかで、「風が気持ちいい!」と声をあげたのが印象的でした。

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 活動終了後、感想を聞いてみました。「砂があたたかかった。」「波の音が意外と大きい。」「しょっぱいにおいがした。」「砂の上は走りにくかった。」「息をすると自分のお腹が動くことがわかった。」等、五感や、自分の体と海について何かに気づいた児童が多かったです。

 児童は海に行くたびに成長していくと感じます。五感を使って”海”を感じた時間になりました。

2021年3月1日 4年生 防災教育

【4年生,社会】

 今年度より、4年社会のカリキュラムに防災教育が加わりました。

 いつどこで起こるか分からない災害について、自分達がどのように行動したらよいか、日頃から備えておくべきことはどんなことかを学び、考えます。「自助」「共助」「公助」について学習するなかで、自分達にできることは何かを話し合いました。

 学習の一貫として、近くにある「津波避難タワー」の見学に行ったり、起震車体験をさせていただいたりしました。

 起震車体験では、震度7の揺れを実際に体験し、想像以上の揺れに「自分の身は自分で守ろう」という「自助」の気持ちを強くもったようです。

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2021年2月24日 算数特別授業

2021年3月 1日 (月)

【4年生,算数】

 2月24日(水)に、4年生はリモートで、算数特別授業を行いました。

 講師は、math channel代表の横山明日希先生です。今回のテーマは、『和柄』。「みんなの身の回りにある柄やイラストにも、実は算数の要素が含まれている」というお話でした。

 授業の後半では、実際にオリジナルの柄をデザインしました。やってみるとなかなか難しく、時間も忘れて没頭していました。

 今回の授業を通して、算数が私達の生活をより豊かにしていることを知り、日頃目にするものの見方も変わったようです。

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2月5日~2月18日 3~6年生 毛筆作品鑑賞会

2021年2月24日 (水)

【3~6年生,毛筆】

 例年、学習発表会に展示している毛筆の表装作品。今年度は、残念ながら学習発表会は中止になりましたが、例年通り、表装作品に取り組み、校内で展示をしました。

 

 5年生の作品です。

 自分のお気に入りのものを、ひらがなで書きました。

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 6年生の作品です。

 心に浮かぶ言葉を、八つ切りの紙にのびのびと書きました。

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 毛筆の授業で「毛筆作品鑑賞会」の時間を設け、他学年の作品の鑑賞も行いました。

 鑑賞カードには、自分が感動したところを具体的に書いています。

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 友達やお姉さんの作品をじっくりと鑑賞することで、子どもたちは、たくさんの学びがあったようです。
 来年の表装作品も楽しみです。

2021年2月17日 春の訪れ

2021年2月18日 (木)

 今日は、春が訪れたのかな、と思わせるような暖かい一日。子供たちの明るい元気な声が響きます。

 換気のために開けた窓からも、心地よい風が入り込み、春の訪れを感じます。

 学校の敷地内では、梅の花が咲き始めています。その中に、緑がかった白梅があります。

 緑萼梅(りょくがくばい)という萼が緑色の梅です。

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 普通は梅の萼は赤い色ですが、緑萼梅は萼が緑色、梅としては珍しい品種です。蕾をみると萼が緑色をして、他の白梅とは明らかに色の違いが分かります。

 甘い香りに誘われ、メジロがやってきていました。

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 春と冬が行ったり来たり、ここからまた、コロナ感染対策に取り組みながら、学年のまとめを行ってまいります。