神奈川県横浜市鶴見区の私立中学校・高校【橘学苑中学校・高等学校】- 中高一貫教育、男女共学、国際教育

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橘学苑中学校・高等学校

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デザイン美術コース

令和6年2月24日(土)、デザイン美術コース1・2年生(希望者)は、国立新美術館で開催された東京五美術大学連合卒業・修了制作展の鑑賞に行ってきました。卒業生の村上七海さんから、自分の表現についてのお話を聞いた後、各自で展示を鑑賞し、自分が一番印象に残った作品についてレポートを作成しました。先日校外学習で行った東京藝術大学の卒業作品展とは違い、五美術大学の作品が一同に展示してあることで、各大学の特色が分かりやすく、表現の形が様々であることから、生徒たちは、自分の求める表現について、その先の進路について考る機会となりました。

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美術館前にて、村上七海さんのお話を聞く。

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鑑賞風景

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鑑賞風景

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鑑賞風景

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 「変幻自在」
1人の人間に焦点を当てて作られた作品。
けれども自分の中にいるもう1人の自分との会話、同じ自分なのに互いの思考の違いが交わされている。私自身自分に自分の図星を刺されるようなモノが大好きなため凄くひかれた作品。
生徒鑑賞レポートより切り抜き

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No.9 natural 徐 梓淳
多摩美院 油画

大きく開けた海のようなそんな自然の風景にみえるのに、色や波の形みたいなのは人工的に見える。その違いが不安な空間を生んでいて良いと思いました。

 生徒鑑賞レポートより切り抜き

2023年度デザイン美術コース3年H組の壁画「朝日」がターナー色彩株式会社主催「みんなの絵画コンクール」高等学校の部にてグランプリを受賞いたしました。応募総数855点の中から、審査員ミロコマチコ氏による審査により選ばれました。一昨年、市原湖畔美術館で開催された「ミロコマチコ いきものたちはわたしのかがみ」展を校外学習で鑑賞させていただいており、縁あるミロコマチコさんにコメントも頂け、生徒たちは大変喜んでおりました。壁画制作中に使用していた絵の具についていたコンクールの公募案内に生徒が気づき、是非応募しようと、写真撮影なども生徒がおこない取り組んだものです。自分たちの作品を観てもらいたい、認めてもらいたいという思いと行動がこの結果をもたらしたという経験は、今後の活動にとっての大切な一歩となりました。

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受賞作品、ホームページ掲載写真

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 壁画完成時、集合写真

1月31日、デザイン美術コース第364回本物との出会い。デザイン美術コース1、2年生対象に行った今回の校外学習は『東京藝術大学卒業修了作品展』と『印象派モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』の鑑賞。
 上野に9時に集合し、 午前中は東京藝術大学のキャンパス内を鑑賞して回り、午後からは東京都美術館のエントランスに集まり、橘学苑デザイン美術コース出身である4人の藝大生より、自分の作品紹介と今後の展望などを聞き、再び、16時半まで東京藝術大学卒業修了作品展と印象派の展覧会を自由に鑑真して回る流れのなか、生徒たちは数々の作品を一つひとつ時間をかけてじっくり見つめ、1年後、2年後に訪れる自分たちの卒業作品展や、進路のイメージを重ねている様子でした。毎年、世代ごとに雰囲気の変化が見られる大学の卒業作品展、今を生きる橘学苑デザイン美術コースの生徒たちの作品も同様です。鑑賞後、生徒たちは今回の本物との出会いを振り返り、レポートにしてまとめました。

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芸大正門前、集合写真

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本校卒業生早野さんの修了作品

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本校卒業生松木さんの修了作品

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藝大生の先輩よりガイダンス

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 本校卒業生田口さんの卒業作品

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 本校卒業生岡本さんの卒業作品
 

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 東京都美術館展示風景
 

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 東京都美術館展示風景
 

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 東京都美術館「印象派モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」
 

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 東京都美術館「印象派モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」

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 生徒の振り返り学習レポート
 

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 生徒の振り返り学習レポート

小室桃李追悼個展を開催しています。

2024年1月18日(木)〜2月8日(木) 2号館ラウンジ プロと対決ギャラリーにて 
小室桃李さんは本校デザイン美術コース14期生で、昨年、多摩美術大学3年の夏に大変残念ながら病気によりご逝去されました。高校在学中は、東日本大震災後、災害を乗り越えて生きることを考え、社会性を含んだ作品を考案し制作しました。大学では生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻で学び、将来は医療機械のプロダクトデザインの研究を志したいと友人に話していたそうです。正直に、そして精一杯に生きた小室桃李さんを追悼する個展です。ご高覧ください。

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展示の様子 1 2号館ラウンジ プロと対決ギャラリーにて

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展示の様子2

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展示の様子 3

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展示の様子4

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 展示の様子 5
 

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展示の様子 6
 

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 展示の様子 7

デザイン美術コース3年生が卒業作品展を横浜市民ギャラリーにて「ギャラリー展示」を行いました。

橘学苑高等学校第18期生卒業作品展

場所 【ギャラリー展示】横浜市民ギャラリー 3階

会期 令和5年12月23日(土)~25日(月)

主催:橘学苑デザイン美術コース

様々な表現の方向性を模索していると評価して頂きました。会期中には、第18期生34名の成果を鑑賞していただき、卒業後の進学先の先生や鑑賞者338名の来館があり、盛況のもとに閉幕しました。

<予告>

学内展を実施します。

期間は、令和6年1月11日(木)から16日(火)10:00〜15:00まで

(入館は14:30まで、1月13日(土)は10:00~12:00)

橘学苑高等学校2号館1階アトリウムにて開催します。

〒230-0073 横浜市鶴見区獅子ヶ谷1-10-35

【問い合わせ】 橘学苑高等学校美術科 045(581)0063

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DM デザイン:田中朱里 テーマ:内と外

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会場の様子 

11月29日(水)~12月14日(木)イタリア研修旅行展を実施しました。
展示内容は、各自で行った油彩の原寸大模写と作家研究について、また、現地学習のイタリアでこれは見てくると予定した場所・作品の生徒自身の現地撮影写真とその感想プリントの展示です。イタリア研修に向けて取り組んだ半年間の学習を振り返りました。

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会場の様子1

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会場の様子2

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会場の様子3

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会場の様子4

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 会場の様子5
 

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 会場の様子6
 

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 会場の様子7
 

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 会場の様子8

神奈川県高等学校美術展の平面部門、立体部門、ポスター原画部門、表紙原画部門に参加しました。デザイン美術コース紹介ブースもあります。ご高覧お願いします。

展示期間:令和5年12月5日(火)~ 10日(日)9:00~18:00
最終日は15:30まで
場所:神奈川県民ホールギャラリー
主催:高文連、神奈川県教育委員会

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ポスター原画部門

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ポスター原画部門

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ポスター原画部門

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表紙原画部門

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 表紙原画部門

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 表紙原画部門
 

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 立体部門 椅子
 

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 立体部門 彫刻作品
 

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 平面部門 絵画 油彩作品
 

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 平面部門 絵画 油彩作品

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 立体部門 絵画 油彩作品
 

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 平面部門 絵画 油彩作品
 

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 平面部門 絵画 油彩作品
 

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 職員参考作品部門
卒業作品展 DM、図録、ポスター、デザイン
菅原義郎
原寸大模写漫画ダイジェスト 平町公

11月14日(火)、デザイン美術コース1年生は川崎市岡本太郎美術館・日本民家園鑑賞を実施しました。川崎市岡本太郎美術館では「岡本太郎とスポーツ」展を企画した喜多春月さんから展覧会の見どころをレクチャーしていただき、また、館内の絵画と彫刻をスケッチする好機をいただきました。さらに、企画展示室で開催されている【TARO賞の作家Ⅲ 境界を越えて】の鑑賞後、レクチャールームをお借りして、岡本太郎の表現したものと、TARO賞の作家3名の表現したものは何だろうというテーマでの討論会を行いました。その後、岡本太郎が全国を巡って日本文化の源流を考察した思いを馳せながら、日本民家園の古民家を水彩スケッチで取材しました。

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母の塔の前にて集合写真

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学芸員の喜多春月さんから展覧会の見どころをレクチャーしていただいている様子

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岡本太郎の絵画と彫刻をスケッチしている様子

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レクチャールームでの討論会の様子

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 古民家をスケッチ取材している様子
 

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 古民家の生徒作品スケッチ

イタリア研修旅行最終日はローマからバスでバチカンへ入り、バチカン美術館、サン・ピエトロ大聖堂、広場などを鑑賞、見学して歩きました。
バチカン美術館ではシスティーナ礼拝堂の中へ入り、ミケランジェロの大作を目の当たりにし、話で聞くのと、本物を見るのとではまるで想像が追いつかない程の衝撃的な感動を受け、生徒たちは改めて、イタリア研修旅行に訪れた意味深さを、噛み締めるように鑑賞している様子でした。そして最後は、滅多に入ることの出来ないキリスト教最大宗派カトリックの総本山であるサンピエトロ大聖堂の中へ入り、彫刻「ピエタ」を直近で鑑賞したり、巨大空間の教会内を自由に巡り歩くことができました。
数日間の海外研修は芸術を志す生徒たちにとって、確かな人生の貴重な体験と時間になっただろうと、その眼差しから伺えました。成田のゲートを出る頃には、生徒たちはまた一つ、成長した姿で、無事、研修旅行を終えることができました。
2年H組は、この研修旅行のまとめの意味として、校内で11月24日から「イタリア展」を開催いたします。2H生徒全員の原寸大模写と研究資料が並びます。

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バチカン美術館にて

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バチカン美術館にて

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ラオコーン像

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バチカン美術館内

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 バチカン美術館内
 

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 ピエタ
 

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 サンピエトロ大聖堂内
 

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 サンピエトロ大聖堂をバックに集合写真

2023年度デザイン美術コース3年H組の壁画制作が完成いたしました。今年度は、2号館地下ラウンジの壁面を塗り替えての制作となりました。通常、昼食を摂ったり、憩いの場として利用されるラウンジであることから、「光」と「前進」をテーマに一日の始まりである朝日をモチーフにし、見た人が前向きな気持ちになれるようにとの願いが込められたデザインになっています。
6月下旬よりラウンジでの作業にとりかかり、10月末の橘花祭にて完成発表をいたしました。学校生活に溶け込み、共に時を重ねることのできる風景芸術について学び、見る人にどう見えるかを意識し、制作にあたることができました。また、共同制作を通し、情報を伝達することの大切さ、完成イメージを共有することの難しさを感じながら、一人一人が互いに協力し合い作り上げる術を学ぶことができました。

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デザイン案:3H増川里紗子制作

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下塗りに向け、やすり掛けをし、凹凸をなくす。

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空と海のベースカラーを塗る作業風景

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大まかな雲の形を描く作業風景

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 少しずつ描写に取り掛かっている作業風景
 

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 壁画完成、集合写真

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