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神奈川県横浜市鶴見区の私立中学校・高校【橘学苑中学校・高等学校】- 中高一貫教育、男女共学、国際教育

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橘学苑中学校・高等学校

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デザイン美術コース

令和6年11月29日(金)~12月13日(金)フランス研修旅行報告展を実施しました。
展示内容は、各自で行った油彩の原寸大模写と作家研究と、また、見学する予定の場所・作品に対し、自身の現地での記録とその感想をまとめたものになります。フランス研修に向けて取り組んだ半年間の学習を振り返りました。

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会場の様子1
2024年 2年H組フランス研修旅行報告展ポスター

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会場の様子2
奥のパネル左から)
○2年 渡辺 結衣 ゴッホ作
【ローヌ川の星月夜】原寸大模写  
油彩、キャンヴァス 72.5×92㎝ オルセー美術館蔵
○2年 仲澤 璃々花 ゴッホ作【ローヌ川の星月夜】原寸大模写 油彩、キャンヴァス
72,5×92,0㎝ オルセー美術館蔵
○2年 石井 奏帆 ゴッホ 作【医師ガシェの肖像】原寸大模写 
油彩、キャンヴァス67×56㎝ オルセー美術館蔵

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会場の様子3
○2年 宇山 はる ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作【ダイヤのエースを持ついかさま師】原寸大模写  
油彩、キャンヴァス 106×146㎝ ルーブル美術館蔵

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会場の様子4
○2年 中川 爽瑠 ヨルダーンス作【4福音書記者】原寸大模写
油彩、キャンヴァス134×118㎝
ルーブル美術館蔵

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 会場の様子5
○2年 石渡 叶恋 フランス・ハルス作
【リュートを持つ道化師】原寸大模写
油彩、キャンヴァス70×62㎝ ルーブル美術館蔵
 

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 会場の様子6
○ 2年 橘 旺佑 バルトロメ・ムリーリョ作【 乞
食の少年】原寸大模写
油彩、キャンヴァス134×110㎝ ルーブル美術館蔵
 

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 会場の様子7
左から
○2年 鳥居 亮太 アントワーヌ・ヴァトー作【シテール島の巡礼】原寸大模写
油彩、キャンヴァス 129×194㎝
ルーブル美術館蔵
○2年 橘 旺佑 バルトロメ・ムリーリョ作
【 乞食の少年】原寸大模写
○2年 大友 遼加 ドミニク・アングル作【ヴァルパンソンの浴女】原寸大模写
油彩、キャンヴァス146×97.5cm ルーブル美術館蔵
 

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 会場の様子8
○2年 眞貝 心々 ボナールピエール作【白い猫】原寸大模写
油彩、キャンヴァス 51×33㎝ オルセー美術館蔵
○旅行の記録プリント
 

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 会場の様子9
左から
○2年 山下 結 レオナルド・ダ・ヴィンチ作【モナ・リザ】原寸大模写 油彩、キャンヴァス
77×50㎝ ルーヴル美術館蔵
○2年 佐々木 満 ジャン・シメオン・シャルダン作【赤エイ】原寸大模写 油彩、キャンヴァス
114.5×146㎝ ルーヴル美術館蔵
 

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 会場の様子10
○2年 髙木 夕梨乃 ルネ・マグリット作【二重の秘密】原寸大模写
油彩、キャンヴァス114×162㎝
ポンピドゥー・センター蔵

デザイン美術コース3年生が第19期生卒業作品展を横浜市民ギャラリーにて開催します。コース一同、心よりお待ちしております。

橘学苑高等学校第19期生卒業作品展
場所 【ギャラリー展示】横浜市民ギャラリー 3階
会期 令和6年12月25日(水)~27日(金)
(10:00~18:00・入館は17:30まで、最終日は10:00~15:00)
横浜市民ギャラリー 〒220-0031 横浜市西区宮崎町26-1
主催:橘学苑高等学校デザイン美術コース

予告
学内展
期間は令和7年1月14日(火)~17日(金)10:00〜16:00まで(入館は15:30まで)橘学苑高等学校2号館1階アトリウムにて開催します。最終日は13:00まで
〒230-0073 横浜市鶴見区獅子ヶ谷1-10-35
問い合わせは橘学苑高等学校美術科 045(581)0063

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DM案内をダウンロード

 

デザイン美術コース2年生は、11月11日(月)~11月16日(土)までフランスパリ研修旅行を実施しました。ドーハ経由で、パリ:シャルル・ド・ゴール空港に着き、早速、ロダン美術館を見学した後に、凱旋門、オペラ座、シャンゼリゼ通り、エッフェル塔を車窓にて観光しました。
2日目は、モンマルトルへ行き、その後ルーブル美術館とオランジェリー美術館を見学しました。夕食を食べた後に、セーヌ川ナイトクルーズを体験しました。
3日目は、パリの街並みを散策しながら、ノートルダム大聖堂とサントシャペルを見学しました。午後はオルセー美術館とポンピドゥーセンターの見学でした。
フランスパリ研修旅行最終日はベルサイユ宮殿を鑑賞、見学して歩きました。
数日間の海外研修は芸術を志す生徒たちにとって、確かな人生の貴重な体験と時間になっただろうと、その眼差しから伺えました。生徒たちはまた一つ、成長した姿で、無事、研修旅行を終えることができました。

2年H組は、この研修旅行のまとめの意味として、校内で11月29日から「フランス研修展」を開催いたします。2H生徒全員の原寸大模写と研究資料が並びます。

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ロダン美術館

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ルーブル美術館

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ルーブル美術館(ミロのビーナス)

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ルーブル美術館(絵画)

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 ベルサイユ宮殿

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 サント・シャペル
 

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 オランジュリー美術館
 

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 オルセー美術館
 

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 ポンピドゥー・センター

10月11日(金)デザイン美術コース1、2年生と保護者対象のデザイン美術系進路ガイダンスが、テスト最終日の午後から行われました。
今年は、多摩美術大学から生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻の和田達也教授、女子美術大学から美術学科洋画専攻の大森悟教授、日本大学芸術学部次長美術学科から彫刻の鞍掛純一教授、東京造形大学デザイン学科アニメーション専攻の若見ありさ准教授計4名の先生とスタッフの方々にご参加頂き、学校説明や作品講評をして頂きました。
最初の全体会は、女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻、大森悟教授に芸術の道に進むことになったきっかけや美術の面白さ、そのさきの進路選択など、ご自身の実体験として仕事の話に基づきながら講演して頂き、その後、生徒は希望する各専門分野の講師の方々の説明会を聞いて回りました。最後は、現時点での自信作を持参し、教授の方々に丁寧に作品講評して頂きました。
近年、恒例のように実現できるようになった「本物との出会い美術系進路ガイダンス」ですが、近い将来に受験を控えた生徒たちにとって、教授や専門家の話を直に会って聞き、作品を見てもらえる機会は、本当に大変貴重な体験です。今回の説明や講評を通して、生徒たちは、更に自分の作品や課題、芸術の道の方向性について整理して考えることができていた様子でした。現時点での実力を教授方に講評してもらった生徒たちの中には、制作意欲が沸き上がり、すぐにでも作品を作りたいと話す生徒や、実際に大学のオープンキャンパスや学園祭に行き見学したいという生徒など、自身の進路先がイメージできるとても良い刺激になった「本物との出会い」となりました。

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美大進路ガイダンス全体会の様子

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「分野別説明会」多摩美術大学生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻の和田達也教授

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「分野別説明会」日本大学芸術学部芸術学部次長美術学科彫刻コースの鞍掛純一教授

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「分野別説明会」東京造形大学造形学部デザイン学科アニメーション専攻領域の若見ありさ准教授

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 美大教授による作品講評会

『プロと対決ギャラリー』に於いて、デザイン美術コース3年H組、「加藤昴洋展」を行なっています。今回の「加藤昴洋展」は、高校2年生から放課後、コンクール参加油画、試作絵画を8点ほど展示しています。描くこととコラージュすること、テクスチャーが何に見えるか見立てを使った作品など様々な思考と技術を研究しています。その過程で先輩方の模倣ばかりと気づくなど、高校3年生時点で絵画とは何かを探求しています。

『プロと対決ギャラリー』とは?
外西俊一郎校長先生の御友人から橘学苑に寄贈していただいた、森正元画伯(1912~2002)の「伊豆風景」、「大漁船」を通常展示し、その下のスペースを自由展示として設けています。よって、この会場はプロと力試し(対決)をする展示スペースでもあり、個展・グループ展の開催を生徒に呼びかけて企画展示しています。

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2号館ラウンジにて プロと対決ギャラリーの様子

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<加藤昴洋展1> 【虚ろ】油彩 キャンヴァス  116.5×117cm 2023年

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<加藤昴洋展2> 【Heven‘s gete】油彩 キャンヴァス175×86cm  2024年

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<加藤昴洋展3> 【angele 天使】油彩 キャンヴァス122.5×117cm 2023年

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 <加藤昴洋展4> 【悩む女】油彩 キャンヴァス82×61.5cm 2024年
 

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 <加藤昴洋展5> 【I‘ve been thinking about you】油彩 キャンヴァス117×117cm  2024年
 

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 <加藤昴洋展6> 【Heven‘s gete】油彩 キャンヴァス 130.5×89.5cm  2024年
 

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 <加藤昴洋展7> 【angele 天使】油彩 キャンヴァス 116×117cm 2024年
 

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 <加藤昴洋展8> 【悪意】油彩 キャンヴァス116.5×117cm 2023年

9月19日(木)、デザイン美術コース2年生・美術Ⅱの授業で「自然環境に優しい椅子づくり」に取り組んでいくにあたり、事前学習として、亀山山林での森林学習・TSC工場見学・建具職人佐久間和男氏による講演(道中バス車内にて)を行いました。素材のこと、木の加工の技術のこと、森林のこと、環境問題のことをしっかりと理解し、そのうえで、使いやすさや美しさを考えること。デザインすることの重みと、可能性について学ぶことができた貴重な体験となりました。今後の椅子づくりに生かして欲しいです。
(この校外学習は、佐久間和男氏/三井フォレスト株式会社/株式会社TSCのご協力のもと行っています。)

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 9月12日(木)、≪第379回本物との出会い≫三井物産フォレストによる出前森林学習を受けているところ。橘学苑高等学校創作館にて

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9月19日(木)、デザイン美術コース≪第380回本物との出会い≫佐久間和男氏による講演の様子

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亀山山林・集合写真 写真提供:三井物産フォレスト株式会社

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亀山山林見学・間伐しているところを見ている。長さ18メートルの杉材が倒されたところ。

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 TSC工場見学風景 亀山山林で育った杉材を低温乾燥機に入れて材料を乾燥させて板にする工程に入ると聞いているところ。
 

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 TSC工場見学風景 材料を加工しているところ、巨大なコンピューター制御の製材機が稼働しているところを見ている。

夏期講習中の8月19日~21日の3日間かけてデザイン美術コースの1年生と2年生で石膏デッサンコンクールを行いました。全体で1位の2年生の石渡さんは、石膏像「ガッタメラータ将軍」の大きな明暗と形がしっかり表現できており、見やすいデッサンとなっています。同率2位の2年生藤本さんは石膏像「ヘルメス」を描き、筋肉の絶妙な凹凸を粘り強く表現できていました。また、同率2位の1年生酒井さんは石膏像「アリアス」の印象がよく捉えられたデッサンでした。4位の2年生中澤さんは石膏像「ジョルジョ」を描き、細部にこだわった丁寧な描き込みでした。
1年生はなかなか上位にくることができなかったため、デッサンをたくさん描き、来年には1位をとってもらいたいです。

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石渡さんの作品です

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藤本さんの作品です

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酒井さんの作品です

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中澤さんの作品です

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 講評会の様子です

夏休み期間にデザイン美術コースの1年生と2年生で千葉県にあるDIC川村記念美術館とホキ美術館に行きました。DIC川村記念美術館では20世紀を中心とした多彩なコレクションを見ました。その中でも生徒はマーク・ロスコのロスコルームに圧倒されていました。日本初の写実絵画専門美術館であるホキ美術館では、画家が見たままに時間をかけて描き、鮮やかな色使いをしている写真のような絵がたくさんありました。この2つの美術館で学んだ作品の表現方法をふまえ、自身の制作活動に生かしてほしいと思います。

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DIC川村記念美術館

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ホキ美術館

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 フランク・ステラ『リュネヴィル』の作品の前で集合写真

今年度5月から始まり、第8回目となる湘南美術予備校さん協力の美大入試対策講座。デザイン美術コース1・2年生からたくさんの希望者が受講しています。
今日は9時から15時までの一日課題の回でした。
出題モチーフは、横置きで配置された石膏像。デッサンに入る前に、ポイントは『塊として見ること』と、講師の先生がレクチャーしてくれました。
一年生は石膏像を描く機会がまだ少ない中で、いつもは台の上で見上げるように置かれる石膏像が、ごろっと板に横たわった状態で置かれた事で、石膏像=人間 では無く あくまでモノ(静物モチーフ)として捉えやすくなり、習い始めでついやってしまいがちな『顔ばかり描く、顔から描く』ような生徒たちは居ませんでした。画面全体的に視野を広げて捉えようという意識になってきたように感じます。2年生も、デッサンを一枚描く中での自分の欠点を克服していき、ブラッシュアップしています。
こういった課題の積み重ねを繰り返すことで、作品制作の上で大切な基礎力が身についていき、美大入試の準備、作品の捉え方や、技術力アップに繋がります。

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制作中の様子

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講評会の様子

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2年生のデッサン(6時間)梶原 嘉人さん

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2年生のデッサン(6時間)仲澤 璃々花さん

デザイン美術コースの生徒たちが応募した作品が第25回高校生国際美術展で受賞されました。
世界芸術文化振興会主催で行われる高校生国際美術展は、毎年日本だけでなく、海外14カ国の芸術活動を志す現代の高校生の作品が何点も集まるコンクールです。今回、その中でデザイン美術コース2年生の宇山はるさんの油絵作品「今夜は踊ろう」が「世界芸術文化振興協会会長賞」を受賞し、先日8月6日(火)六本木にあるザ・リッツ・カートンホテルの会場で盛大な授賞式が行われました。またその他にも奨励賞の受賞者に、2年生の橘旺祐さん、村上瑠唯さん、土田尚門さんの作品が受賞し、佳作作品として3年生の髙橋世成さんの作品が選ばれました。
高校生国際美術展に応募した生徒たちは、日々放課後や空いている時間を使い、制作に励んでいました。
学校で行う課題とは別に、このような外部へのコンクールへの応募を意識しながら、日々制作活動をすることで、生徒たちは自分と社会を作品を通して客観的に考えることができ、自身の表現、技術力などの自己実現の可能性を広げることができます。来年度も頑張りたい!と意気込み、生徒たちは日々の制作に戻ります。

現在、橘学苑2号館アトリウムにて、国際美術展に出展した作品を展示しています。
平日9:00〜16:30(事務室で入館書をお受け取りの上、ご鑑賞ください。)  
詳しくは、美術科までお問い合わせください。

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授賞式の様子

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授賞式の様子

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授賞式の様子

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賞状とメダルをもらった宇山さん

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授賞式の様子
 

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「世界芸術文化振興協会会長賞」2年生 宇山はるさん「今夜は踊ろう」
 

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 「奨励賞」2年生 橘旺祐さん「夢の空間」
 

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 「奨励賞」2年生 村上瑠唯さん「開展」
 

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 「奨励賞」2年生土田尚門さん「遊び心」
 

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  佳作作品 2年生 髙橋世成さん「想像界」

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