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デザイン美術コース「第16期生 卒業作品展」(学内展示)講評会

デザイン美術コース3年生は1月11日~17日まで本校の2号館1階、地下1階で「第16期生 卒業作品展」を開催しました。
1月17日の展示最終日は東京造形大学の教授を招待し、3年H組だけで講評会を行い、教授の方々には卒業生の出展作品を一点一点丁寧に見ていただきました。東京造形大学からは、美術に絵画専攻領域の近藤昌美教授、デザインにはインダストリアルデザイン専攻領域の中林鉄太郎教授に講評して頂きました。
プロフェッショナルとして前線で活躍されている教授たちを前に、自分の今出せる力や、3年間の答えを見てもらうという、10代ではなかなか体験できないような貴重な時間を通して、生徒たちは更なる制作表現への目標や課題が見つかり、様々な思いを巡らせていました。講評会の最後、32名の中でももっとも優秀な作品を発表した生徒へ、東京造形大学から表彰頂きました。
東京造形大学学長賞 濱崎 晴菜
卒業作品Ⅰ「Ⅰ」
ゲームのアートディレクション
卒業作品Ⅱ「追憶の旅路へ」
ライトノベルのアートディレクション

受賞理由
それぞれ「旅」というキーワードから展開された作品である。ゲームの世界観やライトノベルのストーリー、コマーシャル、グッズデザインなどをアートディレクションとして纏め、細部までこだわり抜かれている。「作ること」「考えること」「伝えること」の必要な要素もバランスよくとれている。
卒業作品Ⅰと卒業作品Ⅱで企画は違うが、自分が定めたテーマを表現していくプロセスにおいて多角的な視点から1つの作品を作りきった力を評価した。
(評価 東京造形大学 造形学部 インダストリアルデザイン専攻領域 中林鉄太郎教授)

橘学苑高等学校優秀賞 桃井 隆多
卒業作品Ⅰ「はじめてのさよなら。」映像 4分58秒
受賞理由

卒業作品Ⅰは、実写と抽象的な映像コラージュが組み合わさった作品で、コロナ禍の今をモチーフに表現している。スキルを丁寧に使っていた部分を評価した。前半は曲のミュージックビデオという印象が強かったが、後半からはフラクタルなどから疾走感が出てきた。自身の青春を表したと言っていたが、他者はもっと別な意味で造形の面白さとしても見ることができる。次の時代を切り開くような上昇感を見せてこそクリエイターの仕事である。
(評価 東京造形大学 造形学部 絵画専攻領域 近藤昌美教授)

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講評会の様子

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講評会の様子②

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講評会の様子③

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講評会の様子➃

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 受賞した桃井君

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 受賞した濱崎君

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