神奈川県藤沢市にある湘南白百合学園小学校は、カトリックの女子私立小学校として75年以上の歴史のある小学校です

湘南白百合学園小学校

カテゴリ「授業」の85件の記事

平成30年11月28日 2年生茶道体験

2018年11月30日 (金)

【2年生,生活科】

 2年生は、初めて茶道を体験しました。教えてくださったのは、藤沢市茶道協会の方々です。

 まず、室町時代の禅の言葉「日日是好日」と書かれた掛け軸を見ながら、その意味についてのお話を伺いました。

 次に、お菓子のいただき方、お茶のいただき方を教わり、実習に入りました。

 お茶をたてる前に、季節感のある、みかんをあしらったゼリーをいただきました。

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 続いて、先生方に手伝っていただき、自分でお茶をたててみました。

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 「古くから伝わる、日本の伝統文化に、小さい時から触れて受け継いでいってください。外国の方々との交流でも喜ばれますよ。」と、先生からお話がありました。

 3年生になると、お茶のお点前を本格的に体験します。子供たちは、今からその日を楽しみにしています。

平成30年11月28日 5年アドベンチャープログラム

【5年生,総合】

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 2回目のアドベンチャープログラムを行いました。今回のめあては「リーダーシップ」です。もうすぐ6年生になり、学校の顔として、下級生を引っ張っていく「リーダー」になる5年生。「リーダーとは何か」、「自分ができることはどんなことなのか」を考える時間でした。

 今回は、「山登り」の話が「リーダーシップ」の鍵でした。

「みんなで山登りをします。隊列のリーダーのあなたはどこにいますか。」という問いに、前のほう、真ん中のあたり、後ろのほうと3つのエリアが示されました。子ども達が思い思いに手を挙げると、それぞれが考えるリーダーの位置は違いましたが、リーダーはどこにいてもよく、このチャレンジで大切なのは、「みんなで」ということ、全員がリーダーになれることを教えていだたきました。

 6年生までの時間、今日の活動を通して考えたことを、「すぐに実行」して自分の中のリーダーを育ててほしいと思います。

平成30年11月26日 新聞学習のための講演会

【4年生,総合】

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 今年度の4年生も、国語の単元「新聞を作ろう」の学習を、朝日小学生新聞社に協力しいただいて進めています。9月の「取材」学習を活かし、元長野パラリンピックの選手マセソン美季さんをお招きして、講演会を行いました。マセソンさんは、アイススレッジ・スピードレースなどで、金メダル、銀メダルを獲得した方です。

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 講演会は、マセソンさんが、車いすの生活になったことや、なぜ、アイススレッジ・スピードレースの選手になったのか、共生社会についてなどを、テンポよく、時には全員に質問しながら、お話ししてくださいました。その後、児童の質問に答えてくさいました。

 児童から感想を聞いてみると、「障害を越えてみんなが自分らしくで過ごせる社会にしたい。」「障害の方を見ると、車椅子などに先に目が入ってしまう。これからは『何か私にできることはありますか。』と進んで声をかけようと思います。」「話を聞いて、私もパラリンピックを実際に見たいと思いました。」など、自分にできることを考えるきっかけになったようです。

平成30年10月26日 4年生総合学習 ビーチクリーン&海・陸 連環啓発プロジェクト

2018年11月 5日 (月)

【4年生,総合学習】

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 10月22日から学校の玄関に魚の形をした2体のオブジェが展示してあります。名前は海の叫び魚(うぉ――――!)です。『海・魚の叫びを表現して「うぉ――――!(魚)」と海ゴミに警告をだしている。』そうです。 

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 26日「NPO法人海さくらwww.umisakura.com」から3名の方に来ていただき、ゴミの分別の説明を聞き、片瀬東浜海岸でビーチクリーンを行いました。

 その後、代表の古澤さんから、海にゴミが流出し、プラスチックスープの海と言われ2050年には、魚の量より海の中のゴミが多くなると言われていることや、小さくなったプラスチック(マイクロプラスチック)は魚や生き物が食べてしまい、いつか、魚や生き物は数を減らし、魚の胃の中のゴミを人間が食べることになることなどを教わりました。古澤さんは「海のゴミは川から 川のゴミは街から 街のゴミは人の心が出している」ということを児童に忘れないで欲しいと言っていました。

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平成30年9月13日 セーリングワールドカップ 6年

2018年9月18日 (火)

 9月9日~16日まで、江ノ島でセーリングワールドカップが行われています。

心地よい秋風の吹く中、出場している各国の旗を手に応援に行きました。

 

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双眼鏡をのぞいて遠くの海上で行われているレースを応援します。
 
 

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これから始まるレースに向かう選手たちの応援。「がんばれー!」の声が響き渡っていました。

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2020年のオリンピックや世界の国々のことがますます身近に感じられた一日でした。

平成30年9月10日 新聞学習

2018年9月13日 (木)

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 4年生は、一学期の学習の続きで朝日小学生新聞社の五十嵐靖人さんから「取材の仕方」「記事の書き方」についてお話を伺いました。

 まず、9月7日湘南港見学でアメリカのセーリング選手について取材したメモを見て、自分が一番伝えたい内容を考えました。次に、「仮のメイン見出し、サブ見出し」を書く活動を行いました。初めて、新聞記事を書く体験だったので、児童はとても大変そうでした。しかし、五十嵐さんにアドバイスをいただき、見出しを付けることが上手になってきました。

平成30年9月7日 4年新聞学習 湘南港見学

2018年9月12日 (水)

 2020年東京オリンピックセーリング会場の湘南港を取材しました。神奈川県と藤沢市の職員の方にオリンピックに向けて整備されているヨットハーバーを案内していただいた後、アメリカのセーリング選手の方々に直接インタビューすることもできました。今回取材して得た貴重な情報を元に記事を書き、新聞の作り方を学習していきます。

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2sヨットハーバーを見学。

3sアメリカの選手にインタビュー。

4s実際に使っているヨットに乗せていただきました。

5sメッセージと、折り鶴で作った首飾りをプレゼントしました。

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平成30年6月21日 4年サイエンスストーリー 微生物ってなあに

2018年7月 3日 (火)

【4年生,図書】

 サイエンスストーリーとは、ちょっぴり難しい科学の世界を子供たちの視点でのぞくことができる科学分野の読書会です。

 お話をしてくださるのは、科学コミュニケーターの正道先生です。

 今回のテーマは『微生物』です。「微生物ってなあに?」言葉はきいたことがあるけどなんだろう? そんな疑問に正道先生が答えてくださいます。

 6月21日(火)4年生は、クラスごとに図書室へやってきました。初めてお会いする正道先生ですが、その優しい雰囲気に空気が和みます。
実は、とても身近にいる微生物。あれも微生物の仕業、これも微生物の仕業。微生物についてだんだん理解が深まります。

お話を伺いながらメモをとりました。

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 2015年ノーベル生理学・医学賞をとられた大村智氏の功績についても教えていただきました。大村氏の発見がとても地道な作業の中から生まれたこと。そして、土の中にはまだまだ発見されていない微生物がたくさんいるということも知りました。

お話を伺った後に書いた記録です。

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 今回のサイエンスストーリー『微生物ってなあに』を通して、子供たちの興味関心が科学の分野にも広がっていくことを楽しみにしています。

 最後に、「いたらいいな、こんな微生物」を考えてみました。子供たちの発想は、未来につながっています。想像する力も大切にしていきたいです。

【いたらいいなこんな微生物】

・おかしが増える微生物
・ごみを減らしてくれる微生物
・宿題をやってくれる微生物
・心を落ち着かせる微生物
・頭がよくなる微生物
・世界を平和にする微生物

6年サイエンスストーリー 丹沢の成り立ちを知ろう-丹沢のサンゴ化石群

【6年生,理科・図書科】

 今回のサイエンスストーリーは、地学の分野です。理科の単元『大地の成り立ち』の授業に合わせて行われました。

 『丹沢の成り立ちを知ろう ― 丹沢のサンゴ化石群』

 講師の先生は、県立生命の星地球博物館外来研究員 元神奈川地学会長 門田眞人先生です。

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 丹沢の山並みは、校舎の3階からも見ることができます。その昔、この丹沢は、南の海の底にありました。その証拠が下の写真です。

 化石と原生をルーペで見比べてみます。

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「原生ってなあに?」

 初めて聞く言葉も、実物を見ること、そして説明をしていただくことで理解することができます。

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 この日は、門田先生と共に山の中で調査されている、愛称「じいじ」こと藤本さんもいらしてくださいました。

 「人は、一生学ぶことができる。そして学ぶことは楽しい。」と語ってくださいました。

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 知りたいと思えば、学びたいと思えば、いくらでも学ぶことができます。しかし、知りたいという気持ちがなければ、学校での授業もその場限りの学習になってしまいます。

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 子供たちの知的好奇心を育てるために、様々な企画をしていきます。

 門田先生、藤本さんありがとうございました。

平成30年6月22日 防災巻

2018年6月26日 (火)

【5年生,総合・防災】

 朝日新聞社による出前授業で、6年生に引き続き、5年生も防災巻を作成しました。

 1時間目に3クラスで、「地震と津波について」、「防災巻とはどんなものか」のお話を聞きました。2時間目は各クラスで防災巻を作りました。

 防災巻とは、災害が発生したときに自分がどんな状況におかれ、何を思い、どう考え、どう動くか具体的にイメージしながら、時間の流れに沿って、書くものです。

 高学年として、主体的に考え、行動することを目指し、災害が発生する状況は、「清掃時、小雨、6年生と先生は不在」、そして、「1年生が軽い捻挫をしていて走るのは困難」、と設定しました。自分の身を守るとともに、下級生に気を配りながら避難ができるようにと考えるのは初めてのことでしたが、皆真剣に考え、書きこんでいました。

 書き込んだ後は、友達の考えを共有するため、それぞれの防災巻を読み、コメントを書き込みました。

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