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神奈川県横浜市鶴見区の私立中学校・高校【橘学苑中学校・高等学校】- 中高一貫教育、男女共学、国際教育

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橘学苑中学校・高等学校

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デザイン美術コース

デザイン美術コース1年H組が手掛けた油彩自画像を展示しました。
デザイン美術コースに入学して10か月経ちました。これまでの美術を学んだ手ごたえと、これからの自分の進路を考えながら、手に何か持っていることを条件に自画像を制作しました。

Jigazou

<油彩自画像 F15号キャンヴァス> 創作館にて

Nakayama

油彩 自画像Nさん

Nagi2

油彩 自画像Sさん

Masukawa

 油彩 自画像Mさん

1月25日、デザイン美術コース1年生は5、6時間目にコース主催の湘南美術学院予備校の先生方による芸大・美大の進路ガイダンスを行いました。東京芸術大学に入るためにはどれくらい努力をしなくてはならないのか、芸大美大とはどんなところで、卒業後どのような職業についているのか、生徒たちは真剣に話を聞き、自身の夢に期待を膨らませる一方で、日々の授業課題への取り組みや、作品と重ね合わせ、約2年後にやってくる受験までの準備時間、学校生活の過ごし方などを考えているようでした。将来の自分をイメージするだけでなく、その為にやらなければならない事が見えてきたような、とても良いガイダンスでした。

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芸大を卒業した人の就職先の姿を映像を通して見ている様子。

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 芸大・美大の昨年度までの入試実技再現参考作品の説明を聞いている様子。

デザイン美術コース3年生は1月11日~17日まで本校の2号館1階、地下1階で「第16期生 卒業作品展」を開催しました。
1月17日の展示最終日は東京造形大学の教授を招待し、3年H組だけで講評会を行い、教授の方々には卒業生の出展作品を一点一点丁寧に見ていただきました。東京造形大学からは、美術に絵画専攻領域の近藤昌美教授、デザインにはインダストリアルデザイン専攻領域の中林鉄太郎教授に講評して頂きました。
プロフェッショナルとして前線で活躍されている教授たちを前に、自分の今出せる力や、3年間の答えを見てもらうという、10代ではなかなか体験できないような貴重な時間を通して、生徒たちは更なる制作表現への目標や課題が見つかり、様々な思いを巡らせていました。講評会の最後、32名の中でももっとも優秀な作品を発表した生徒へ、東京造形大学から表彰頂きました。
東京造形大学学長賞 濱崎 晴菜
卒業作品Ⅰ「Ⅰ」
ゲームのアートディレクション
卒業作品Ⅱ「追憶の旅路へ」
ライトノベルのアートディレクション

受賞理由
それぞれ「旅」というキーワードから展開された作品である。ゲームの世界観やライトノベルのストーリー、コマーシャル、グッズデザインなどをアートディレクションとして纏め、細部までこだわり抜かれている。「作ること」「考えること」「伝えること」の必要な要素もバランスよくとれている。
卒業作品Ⅰと卒業作品Ⅱで企画は違うが、自分が定めたテーマを表現していくプロセスにおいて多角的な視点から1つの作品を作りきった力を評価した。
(評価 東京造形大学 造形学部 インダストリアルデザイン専攻領域 中林鉄太郎教授)

橘学苑高等学校優秀賞 桃井 隆多
卒業作品Ⅰ「はじめてのさよなら。」映像 4分58秒
受賞理由

卒業作品Ⅰは、実写と抽象的な映像コラージュが組み合わさった作品で、コロナ禍の今をモチーフに表現している。スキルを丁寧に使っていた部分を評価した。前半は曲のミュージックビデオという印象が強かったが、後半からはフラクタルなどから疾走感が出てきた。自身の青春を表したと言っていたが、他者はもっと別な意味で造形の面白さとしても見ることができる。次の時代を切り開くような上昇感を見せてこそクリエイターの仕事である。
(評価 東京造形大学 造形学部 絵画専攻領域 近藤昌美教授)

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講評会の様子

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講評会の様子②

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講評会の様子③

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講評会の様子➃

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 受賞した桃井君

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 受賞した濱崎君

デザイン美術コース3年生が卒業作品展を横浜市民ギャラリーにて「ギャラリー展示」、学内にて「校内展示」を行います。生徒は卒業作品Ⅰとして課題「1」をテーマにした作品と卒業作品Ⅱとして自由作品の合計2点の発表をします。ご高覧よろしくお願いします。

橘学苑高等学校第16期生卒業作品展

場所 【ギャラリー展示】横浜市民ギャラリー 3階

会期 12月22日(水)~12月26日(日)

Open 10:00~18:00(最終日は15:30まで)

 

場所 【校内展示】橘学苑中学校・高等学校 2号館1階アトリウム 地下1階ラウンジ

会期 1月12日(水)~1月17日(月)(日曜日休館)

Open 10:00~15:00

 

※ダウンロードはこちらから(PDF) 

 

 問い合わせ 橘学苑高等学校 美術科 電話045(581)0063

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11月16日(金)、デザイン美術コース1年生36名、校外学習が行われ「日本民藝館」・岡本太郎作渋谷駅壁画「明日への神話」を鑑賞しました。日本民藝館では柳宗悦と民藝について、また企画展の棟方志功について、学芸員の方からレクチャーを受け、各自美術鑑賞手帳に記入しながら用の美について学びました。多岐にわたる展示物を熱心に観察し、時折学芸員の方に質問し、それぞれに惹かれるものを見つけ有意義な時間を過ごせたようでした。岡本太郎の「明日への神話」は大きな壁画作品で迫力があり、生徒たちは集合写真撮影後、作品について互いに考察を話し合うなど、良い刺激を受けました。

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民藝館鑑賞風景

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民藝館鑑賞風景

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民藝館鑑賞風景

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民藝館鑑賞風景

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 岡本太郎「明日への神話」前にて

11月13日・11月20日(土)、デザイン美術コース1・2・3年生「美大入試対策講座」第18・19回目が行われました。今回は鳥の剥製を2回に渡って鉛筆デッサンしました。初めて剥製を描く人が殆どでしたが、形や表情を慎重に見て追っており、羽の重なりや質感、模様までしっかり表現できていました。楽しんで描いている印象を受けました。

(この講座は湘南美術学院に協力頂いております。)

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生徒作品

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生徒作品

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生徒作品

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生徒作品

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講評風景

11月17日、最終日もとても良い天気でした。

朝7:30にホテルを出発し、3つの美術館と島内のアートを巡るため香川県直島へ向かいました。

ベネッセハウスミュージアムは現代アート中心の美術館で、順路のないルートを生徒は自由に鑑賞しました。また、地中美術館では、安藤忠雄の空間が心地良く3つの展示はどれも感動的でした。自然光のみの空間でモネの絵画が展示されています。そして、李禹煥美術館では、関係項シリーズを鑑賞しました。屋外には作品の石や鉄板がそのまま展示されています。館内は静かに佇む石と鉄板だけの異空間で、まるで<もの>が対話をしているような印象を受けました。

最後に、帰り路のバスに乗って島内のアートを鑑賞しました。バスの中では、この4日間の思い出を語り合う生徒の言葉が様々に飛び交っていました。

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ベネッセハウスミュージアム
壁)リチャード・ロング「瀬戸内海のエイヴォン川の泥の環」1997年
床)リチャード・ロング「瀬戸内海の流木の円」1997年

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ベネッセハウスミュージアム
ブルース・ナウマンの「100生きて死ね」

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地中美術館

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地中美術館

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李禹煥美術館にて
 

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李禹煥美術館屋外作品
 

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直島のアート
藤本壮介『直島パヴィリオン』生徒は作品の中に入れることに驚いていました。
 

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 無事に羽田空港に到着しました。

本日も快晴、絵画のような日の出から1日が始まりました。(11月16日)

本日最初は、イサム・ノグチ庭園美術館へ行きました。日米で制作していたイサムノグチが亡くなった後、アトリエをそのまま美術館にしてあります。

昼食後、生徒は金刀比羅宮785段の階段を登りきり参拝をしました。階段を降りる途中にある資生堂パーラー『神椿』では、店内にある田窪恭治の陶板壁画を見学しました。次に書院を訪れ、靴を脱いで院内を一周しました。円山応挙の障壁画と昔ながらの家の造りが日本文化の風情を感じさせてくれました。そして最後に、高橋由一の常設展を鑑賞しました。彼は江戸時代の終わりからいち早く西洋油画を広めようと努めた先駆者です。

生徒は自分の作品に深みを与えるため様々なものを吸収しています。夜のミーティングでは、『ただ綺麗な作品を作るのではなく、気持ちのこもった芯のある作品を作ってほしい』ということを伝えました。最終日は直島へ行きます。

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まるで絵画のような日の出

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ホテルでの朝食

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イサム・ノグチ庭園美術館にて ノグチはこの庭園を"未来への贈り物"とし、『最後はここで眠りたい』と言っていたそうです。

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お昼は中野うどん学校でうどんを作り、手作りしたうどんはそれぞれお土産になりました。副校長先生も生徒と一緒にうどん作りを楽しみました。

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 資生堂パーラー『神椿』の店内にある田窪恭治の陶板壁画

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 資生堂パーラー『神椿』にてパフェをいただきました。
 

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 金刀比羅宮書院前にて

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 高橋由一の常設展を鑑賞しました。

コロナ禍での人混みをできるだけ避けたい、あるいは他のコースの話も聞いてみたいという方もいらっしゃるかと思います。

つきましては、オンラインコース別学校説明会(YouTube版)を3回に分けて実施いたします。

視聴可能時間:

11月20日(土)16時~11月21日(日)終日

11月27日(土)16時~11月28日(日)終日

12月 4日(土)16時~12月 5日(日)終日

ご予約はこちらからご希望の日のお申し込みをしてください。

※事前に撮影したものを配信いたします。

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研修旅行二日目も瀬戸内は好天が続きました。(11月15日)

今日は定期旅客船に乗って、岡山県と香川県内の島々にあるアート巡りをしました。島の自然環境を守りながら美術を通した町おこしを行っている美術館やアートプロジェクトの展示を鑑賞しました。「こんなところに美術作品?」「この美術館、何も展示していないよ!」など、たくさんの未知との遭遇をしました。

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早朝、宇野港から直島経由で犬島、豊島へ。フェリーにて

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犬島精練所美術館の煙突が見えています。犬島精錬所美術館は、犬島に残る銅製錬所の遺構を保存・再生した美術館です。

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犬島「家プロジェクト」犬島の集落の中に企画展示を目的としたギャラリーがあります。 F邸の展示 名和晃平「Biota (Fauna/Flora)」を鑑賞。

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アーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛による「豊島美術館」。休耕田となっていた棚田を地元住民と共に再生し、その広大な敷地の一角に水滴のような形をした美術館が建築されました。内藤礼の作品1点が展示されています。

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 瀬戸内の夕暮れ 、高松へ向かいます。

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 「 本物との出会い 」卒業生に出会う 
現在、香川県漆芸研究所で漆の技法を研究している田中蘭さんからお話を聞いているところ。田中さんは生徒に、「橘では、なんでもいいからとにかくやってみるぞ!という行動力を学んだ。何が魅力的か、何が好きなのかを見逃さずによく研究してほしい。」と話してくれました。

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