中国北京万泉小学校と国際交流会
6月5日(金),森村学園初等部6年生は中華人民共和国北京市にある北京万泉小学校6年生と(株)パナソニックのご協力によりインターネットを使った国際交流会を行いました。
横浜市にある森村学園初等部と北京市にある北京万泉小学校とは直線距離でおよそ2,091km離れており,時差が1時間あります。
この交流会は英語をベースにして,会話が進められます。予め英語科の先生たちと打ち合わせをした原稿でちゃんと言葉が伝わるか,緊張しながら練習を進めました。普段の英語学習の成果は出せるかな?
まず最初はお互いの学校の自己紹介です。初等部は森村市左衞門翁が創立者であることや菊・藤・桜といった花の名前をとったクラスがあることなどを紹介しました。また万泉小学校からは学校の美しい風景や素晴らしい施設,そしてそこで育てられている草花の紹介がありました。初等部生は万泉小学校の素晴らしい環境に感嘆の声をあげるばかりです。
次に初等部から各クラス毎に発表をしました。
◆菊組 “Let it go” キーボード,リコーダーによる演奏と合唱
◆藤組 “四字熟語の紹介” “面白い詩の朗読”
◆桜組 “折り紙の紹介” “よさこい”
次に北京万泉小学校からの発表がありました。
琴をなめらかな手つきで演奏する天才少女や伝統的な衣装で踊る子たち。さらには本場の書道を見せて頂きました。途中ネットの回線が途切れるというトラブルに見舞われましたが,どちらの小学校の子も集中を切らすこと無く交流会を進めることが出来ました。
発表の最後に仕上がった書道には大きな字で「中日友好」と書かれていました。
この6年生たちが成長し,お互いに大人になってもこの気持ちを忘れないで欲しいです。
交流会の最後にはお互いに3つずつ質問をしました。その中で最も印象的だったのは,初等部の子の質問で「日本に来たらどんな場所へ行きたいですか?」という質問に万泉小学校の子が「東京も行ってみたいけど,一番は君たちの学校だよ!一緒に遊びたいね。」というやり取りでした。初等部生は大盛り上がりでした。
この交流会のお礼に初等部6年桜組はバイオリンの素敵な音色に乗せて,“Cosmos”という曲を歌いました。
およそ2,000kmという距離を超え,子ども達の心がシンクロしていく姿はこれからの未来を担う頼もしさを感じずにはいられませんでした。