3年生社会科見学
9月20日は、3年生にとって初めてとなる社会科見学でした。天気にも恵まれ、子どもたちも楽しく学んでくることができたと思います。
午前中は、川崎市立日本民家園に行きました。まず園内を散策しながら、実際に古民家の中に入り、囲炉裏で火を起こしているところや、かまどでご飯を炊いているところを見ました。実際に目で見て、音を聴き、においをかぎ、手で触れる貴重な体験ができました。
次に昔のくらしを体験するということで、大八車・井戸・天秤棒・石臼を、民家園の方に教わりながら体験しました。まずは、井戸と大八車です。井戸水を桶でくみ上げる体験では、
「意外と重い…!」
と、昔の人たちの苦労を感じられました。大八車では、米俵三俵を2人で運びました。大八車は、お互いに声を掛け合うことで、安全に運ぶことができるそうです。これは今の暮らしにも通じることですね。
次に、天秤棒と石臼の体験をしました。天秤棒は、バランスをとるのが難しく、
「昔の人たちはここに水とか食べ物を入れていたからもっと重かったんだね!」
と、苦労しながら持つ子もいれば、軽々と持ってしまう子も…!石臼では、お米を粉にする体験でしたが、回すのが重くて大変だったようです。しかし民家園の方から、石臼を使う仕事が昔は子どもの仕事だったことを聞き、一同驚きでした。
午後に訪れた横浜市防災センターは、リニューアルしてまだ3年の施設なので、最新の体験をさせていただくことができました。地震の体験では、震度7レベルの地震を体験しました。大人でも手すりにつかまっていないと立っていられないレベルでした。その後は消火器体験や煙体験、災害が起きた想定で部屋の中で避難するシミュレーションを行い、充実した時間を過ごすことができました。