6年生社会 『もしも総理大臣になったら…』
社会科の授業で内閣の働きや仕組みを勉強しました。
その時の様子をご家庭に届ける専科通信「社会科だより」から一部抜粋して紹介します。
子どもたちは内閣総理大臣(以下総理)候補として日本の現状を知り、国務大臣の任命予定を立て、政権公約を考え、総裁選挙に挑みました。
総理として日本のリーダーに立つには、日本の現状を知る必要があります。今まで人権や税の学習から日本国内における問題点はたくさん見つけてきました。それに加え、日本の良いところを挙げ、日本の現状を分析しました。
総理の役割として「国務大臣の任命」があります。各省の働きを知り、クラスの友だちの特性や男女比、任命責任などを考えて、任命の予定を立てました。
政権公約では「どんな日本を作っていくのか?」キャッチコピーを考えたり、目玉政策で国民に関心をあたえたり、期待に応える政策や税金の使い道を考えたりしました。
選挙公約は無記名で提出し、候補者同士、互いの政策を見合って投票しました。どのクラスも1回目で過半数の票を得た候補者がいなかったので、決選投票に進み、内閣総理大臣が決定しました。
内閣の動きはニュース等で取り上げられることが多く、学習することによって見える世界が変わったり、政治への興味・関心へつながったりすると思います。
今回の学習が6年後に選挙権を得る子どもたちの政治参加のきっかけになれば嬉しいです。