JAXA人工衛星ペーパークラフト
「今日の森村っ子」をご覧の皆様の中にも、夏の休暇を過ごしている方がいらっしゃることでしょう。
1学期、6年生の理科の授業で扱った、「月と太陽」の単元では、JAXAの人工衛星のペーパークラフトに取り組みました。
理科室前の廊下天井を見上げると、6年生の児童が作ったクラフトが展示されています。
写真は、「きずな」(WINDS)と「だいち2号」(ALOS-2)。
「きずな」は人工衛星超高速インターネット衛星で、アジア・太平洋地域のデジタルデバイド解消とギガビット級のインターネット通信技術の確立を目的に開発された衛星です。2011年6月に実証実験を終えましたが、2011年3月11日に発生した東日本大震災の際には、地上の通信設備が甚大な被害を受ける中、「きずな」によってブロードバンド通信環境を構築して、被災地からでもインターネットが利用できるようにするなど大活躍しました。
「だいち2号」はその名の通り、衛星から地上までの距離の変化を数cmの精度で検出できる性能を持ち、地震・火山活動などの観測に役立っています。
JAXAのホームページに他の人工衛星の型紙も掲載されているので、この夏、ダウンロードして、涼しい部屋の中での工作にいかがでしょうか。写真は6年生児童、理科教員の製作した作品。これより上手に作れるかな?挑戦してみてくださいね。