2023年度入学式
4月8日土曜日、2023年度の入学式が行われました。
前日夜の嵐から想像できないような天気、麗らかな春の日となりました。

入学式の会場である体育館の壇上には校旗が掲げられています。まもなく4月25日に学園創立113年となります。

体育館内のギャラリーには6年生が制作したお祝いのステンドガラスの作品が飾られました。

校長先生から1年生と保護者の方へお話がありました。学校はとっても楽しいところですよ、困ったことがあったり、わからないことがあったら、担任の先生や助手の先生、たくさんのお兄さんやお姉さんに何でも聞いてください、安心して学校に通ってくださいね、と1年生に優しく語りかけました。

1年生に関わる教職員の紹介が行われました。多くの教科を専科教員が担当するため、担任や助手の教員以外にも1人の児童にたくさんの教員が関わります。

2年生の代表の児童がお祝いのメッセージを発表しました。1年生が首にかけているペンダントは、2年生が図工の時間に作りました。

6年生の代表が「呼びかけ」をしました。「今日から皆さんは、僕たち、私たちと同じ森村っ子!」力強く明るい「呼びかけ」が会場に響きました。

各クラスの担任から、1年生の紹介が行われました。子どもたちは名前を呼ばれると、ちょっと緊張しながらも元気に「はい!」と返事をしました。

入学式後、校庭でクラスの担任の先生との写真、続いて保護者の方との記念写真に臨みました。
校庭の向こう側の中高等部の窓から、多くの中高生がその様子を見ていました。「可愛い!懐かしいなあ!」記念写真後、使った椅子を高校生が快く初等部校舎まで運ぶお手伝いをしてくれました。手前味噌ではありますが、人が困っている時にすっと手を人に差し伸べることができるのが森村の生徒たちの良いところです。今日仲間入りをした子どもたちが、学園の中に吹く、どことなく温かい風にふれ、健やかに成長しますように。
ご入学おめでとうございます。
2023年度 始業式
4月7日始業式。
新年度がスタートしました。
昇降口で久しぶりに友達と会い、笑顔があふれる子どもたち。
クラス替えがあった学年は、緊張しつつも自分の名前を探していました。
その後は新しいクラスの仲間と新しい担任の先生と一緒に、体育館での始業式に参列しました。

全校児童が体育館に集まるのは4年ぶりです。
式の最後には校歌も歌いました。
子どもたちの素敵な歌声が、新しい年度への始まりをお祝いしているようでした。

2022年度3学期終業式
3月20日(月)、2022年度3学期の終業式が行われました。
校長先生から「学校生活で一番大事なことは何か」についてお話がありました。学校生活において「相手の心や体を傷つけないこと」はとても大事なことであり、周りの人への心配りが本当の意味で校訓の三つの言葉の一つ「親切」につながるのだと話されました。その後、19日にKWN(キッド・ウィットネス・ニュース:Panasonicの映像制作コンテスト)の結果についての発表があり、学校中に拍手が響き渡りました。(結果はKWNのホームページに掲載されていますのでどうぞご覧ください。コンテストの結果については春休み中に別ページにてご紹介したいと思います。)
最後に今年度をもって退職される英語の先生とのお別れのセレモニーがありました。
8年間にわたって初等部の英語教育を支えてくださり、ありがとうございました。
学園の桜が咲き始め、別れと出会いの春を謳っています。初等部玄関前のフェンスには今年度の卒業生が残していった陶芸のレリーフが真新しい輝きをもって飾られています。
4月にはどんな森村っ子たちが入学してくるのかな?今から楽しみです。
2022_3_shugyousiki.mp4をダウンロード
※約4分の動画です。
第111回森村学園初等部卒業証書授与式
3月19日(日)、第111回卒業式が行われました。

前日の雨も上がり、当日はすっきりと晴れました。


「卒業式行進曲」に合わせて6年生が入場し、卒業式が始まりました。新型コロナ感染拡大防止のため、在校生の参加はできませんでしたが、5年生の「校歌合奏団」のメンバーと在校生代表の言葉を述べる児童が参列しました。5年生の「校歌合奏団」による合奏に合わせて、校歌を歌いました。
<卒業証書授与>
校長から118名一人ひとりに卒業証書が手渡されました。校長の隣で証書を手渡すのは、かつて4年生までお世話になった旧担任の先生です。

<校長式辞>
卒業にあたって、6年生へお祝いの言葉が述べられました。校長先生が低学年のときに担任していた学年であったこともあり、そのときの様子も交えながら次のステージに進むこと子どもたちへの言葉となりました。

<送辞>
在校生代表児童が6年生へお祝いの言葉を述べました。

<答辞>
卒業生代表児童によるお別れの言葉が話されました。

<よびかけ・卒業式歌 一つのこと>


<卒業生退場>在校生児童が歌う「卒業式行進曲」の歌の録音に合わせて、卒業生が退場しました
記念撮影を終え、各クラスで最後の終礼を行い、6年生は初等部を巣立っていきました。


学園の校訓である「正直・親切・勤勉」の言葉はそれぞれ副文が添えられています。
正直:「誠実であることを最上とし、偽りのない人であれ。」
親切:「あたたかき心をもち、行動する人であれ。」
勤勉:「人の力は無限に進む。学び続ける人となれ。」
簡単なようでいて実は実行するのが難しい森村学園の校訓。この課題は先生たちからの最後の宿題です。
困難なことに出会った時、悩んだ時、決断しなければならない時、きっとこれらの言葉はその先の道をまるで道標のように、ほのかな光で照らしてくれるはずです。
111期生の皆さん、そしてご家族の皆様、ご卒業おめでとうございます。
卒業生とご家族の皆様のご健康とこれからのご活躍を心よりお祈りしております。
今週の給食(3/13〜3/17)
【3月13日月曜日 二色丼・みそ汁・小松菜のサラダ・フルーツ・ジョア】

【3月14日火曜日 バターロール・牛乳・魚のオーロラソース・かぼちゃサラダ・フルーツ】

【3月15日水曜日 かた焼きそば・牛乳・切り干し大根と豆のサラダ・フルーツ】

【3月16日木曜日 ぶどう渦巻きパン・ジョア・コーンシチュー・ほうれん草のサラダ・フルーツ】

【3月17日金曜日 赤飯・いも煮汁・魚のねぎみそ焼き・ひじきの五目煮・ジョア】

3月17日は今年度最後の給食でした。6年生の卒業のお祝いと、今年度も頑張ったね、と森村っ子たちへのメッセージを込めてお赤飯が出されました。
「ひじき」は「祝い海藻」とも呼ばれ、縁起物の一つです。また「芋煮」は里芋の収穫期の秋から冬によく食べられている郷土料理の一つで、「芋煮会」といって家族や友人などと集って一緒に作って食べることもあります。この時期、子どもが好みそうなメニューやケーキをお祝い膳として給食に出す学校もあると思います。今年度の初等部の最後の給食は、これからの無病息災と「人とのつながりに恵まれますように」と、食材に思いの込められたオーソドックスな献立でした。6年生は次の学校での昼食は中等部で食べますね。今までのように「ちゃんと野菜を食べよう」「姿勢を正して」など、担任の先生から言われることはもうありません。自分の力で「食育」を意識できると良いですね。
6年生 図画工作「卒業制作」
6年生は図画工作の授業で、卒業制作に取り組みました。初等部の思い出をテーマに、陶芸プレートを制作しました。運動会、音楽会などの行事をテーマにした人、授業やクラブ活動をテーマにした人、給食をテーマにした人など、みんな思い思いにデザインしました。



陶芸プレートは、粘土を平らにする板づくりの技法で作ります。粘土を成形した後、一度素焼きをし、色釉薬や色ガラスを付けて本焼きをします。粘土の厚みが薄いと割れてしまいますが、子ども達は、程よく厚みを持たせて作るなど、6年間培った陶芸の技術を、細部まで活かしていました。


出来上がった作品は、1年間初等部の玄関前に飾ります。卒業後遊びに来たときに、自分の作品を観たら、どう感じるのかとても楽しみですね。


今週の給食(3/6〜3/10)
【3月6日(月) 玄米入りご飯・みそ汁・魚の照り焼き・炒り豆腐・ジョア】
【3月7日(火) 揚げパン・牛乳・ガーリックチキン・ハムサラダ・フルーツ】

【3月8日(水) 玄米入りご飯・ワンタンスープ・マーボー豆腐・バンサンスー・ジョア】

【3月9日(木) いちごロールパン・牛乳・肉だんごと白菜のスープ煮・華風酢の物・フルーツ】

【3月10日(金) 玄米入りご飯・みそ汁・魚のピリットジャン・五目きんぴら・ジョア】

今週の火曜日は6年生の希望献立でした。人気メニュー「揚げパン」がしっかりメニューに入っていました。給食の時間に6年生のあるクラスにお邪魔すると、バットに残った余分の揚げパンをおかわりとしてじゃんけん大会をやっていました。クラスほぼ全員がじゃんけんに参加して楽しそうでした。木曜日には4年ぶりの全校朝礼(防災朝礼)が青空のもと、校庭で行われました。6年生の後ろに立っていたのですが、本当にどの子も背が大きくなって朝礼台で話している教頭先生の姿が見えませんでした。(後ろの方の児童は身長が170センチを超えていますからね・・・)
現代の家庭の食卓の問題をわかりやすく表す6つの言葉として「こ食」があります。
「孤食」=家族が不在の食卓で1人で食べること
「個食」=家族が揃っているのに全員が自分の好きなものを食べること。
「固食」=自分の好きな決まったものしか食べないこと。
「粉食」=パンや麺類、ピザなど粉を使った主食を好んで食べること。
「小食」=いつも食欲がなく、少しの量しか食べないこと。
「濃食」=濃食は、加工食品など濃い味付けのものを食べること。
昔の時代の給食とは異なって、現在の給食は垢抜けたデザインの食器を用い、献立も進化しています。給食だと少なくとも昼食については「こ食」とは無縁ですね。
6年生の皆さん、6年間食べた給食の味やお友達とのエピソードを記憶のどこかに大切にしまっておいてください。
1年生 幼稚園交流
3/6(月)に、森村幼稚園藤組と交流会を行いました。
算数の「かたち」の勉強を一緒にやりました。
交流会当日に向けて、厚紙の三角形に色をつけたり、線に沿って丁寧に切ったりと
1年生は幼稚園生のために、準備をしてきました。
当日は、三角形を何枚も使って、素敵な絵を完成させました!!


「上手にできたね」
「カラフルで素敵だね」
と幼稚園生にやさしく声をかけている子が多く、一年間の成長を感じました!!
今週の給食(2/28〜3/3)
【2月28日(火):ぶどう渦巻パン・牛乳・ハンガリーチキン・ポテトサラダ・フルーツ】

【3月1日(水):菜めし・みそ汁・魚のごまソースかけ・糸こんにゃくの煮物・ジョア】

【3月2日(木):食パン・ジャム・牛乳・レバーとナッツのほうれん草あえ・ポテトサラダ・フルーツ】

【3月3日(金):ちらしずし・かきたま汁・ハムとキャベツのごまあえ・桜もち・ジョア】

金曜日は3月3日、桃の節句、ひな祭りでした。この日の給食はちらし寿司にすまし汁、桜もちと華やかな彩の献立が御膳に並びました。
そもそも、日本ではお祝い事にはお寿司を食べる習慣がありました。「寿司」は「寿」という漢字を使いますね。中でも、ちらし寿司は見た目も華やかで、女の子の健やかな成長を願うひな祭りにはぴったり!ということで、ひな祭りにちらし寿司を食べるのが一般的となったとか。お祝いの席の食事として「ちらし寿司」が定着したのは江戸時代だそうですが、さらにひな祭りにちらし寿司を食べるようになったのは大正時代以降と考えられています。ちらし寿司の中に入っていた具材には、おせち料理のように一般的にそれぞれ意味合いがあります。「海老」は「腰が曲がるまで長生きできるように」、「蓮根」は「遠くまで見通せるように」、「錦糸卵」は「黄身と白身が金銀財宝を表すことから豊かに暮らせるように」です。
学芸会も終わりいよいよ3月に突入、学校は学年末を迎え、まとめの時期になりました。6年生の皆さんは残り少ない小学校生活です。慌ただしい日が続きますが、気持ちを整え、1日1日を大切に過ごしてくださいね。
保健委員会 「アロマテラピー講習」
先日の保健委員会で、若山クミカ先生をお招きして、アロマテラピー講習会を行いました。
まず初めに、香りについての講義を受けました。アロマに使われる香りは様々あります。レモンやラベンダーなどよく知られているものから、イランイランやジュパニーベリーなど聞きなれないものまでありました。今回は若山が事前にブレンドしてくださった中から自分が好きな香りを選びました。



好きな香りを選んだら、次はアロマスプレーづくりです。精製水に無水エタノールを混ぜて、選んだ香りをたらします。その後、よく混ぜたらスプレーの出来上がりです。香りを確かめるために、空気中に噴射しました。各所から良い香りが漂ってきます。(最後はいろいろな香りが混ざり、何とも言えない香りが教室を包みました…。)

最後にラベルを付けたら完成です。完成したものは各教室、図書室、職員室、保健室に渡しに行きました。良い香りのおすそ分けです。とても簡単に作れるので、ぜひお好みの香りを混ぜて、自分だけのアロマスプレーを作ってみてください。
