2学期終業式
12月22日、終業式が行われました。
校長先生から、次のようなお話がありました。「今日は、学校生活を振り返る日にしてください。この1年、自分自身で持った目標はどうだったか、節目の日に立ち止まって考えましょう。今学期、6年生の社会で難民の勉強をしましたが、世界には難民といって、内戦などで自分の国が住み辛い、あるいは住むことできないために国を出ていかざるを得ない人たちが大勢います。身の回りのものは少ししか持って行かれなかったため、食料も着るものも十分にありません。そういう人たちが世界には7000万人いると言われています。その半分は子どもです。新しい年を迎えるにあたって、自分を取り巻く世界に目を向け、遠く離れたところにいる友だちのことを思いましょう。」その後、『難民になった猫クンクーシュ』という絵本を紹介されました。物事に対してひたむきに取り組め、頑張り屋の森村っ子たちですが、まだまだ自分自身のことや、ごく近しいお友だちとの関わりの中でのことにとどまりがちです。学年を重ね、多くの学びと共に、自分を取り巻く世界へ大きなコンパスを描けることのできる人へと成長していってほしいと願っています。