4年生 食育出前授業
1月27日、給食でもお世話になっている中山肉店の三代目店主、中山正人様による食育出前授業が行われました。子ども達は、大きな枝肉(内臓を取り除き、千貫・熟成を済ませ、骨抜き・部位の切り分けをする前の生肉半頭分)を前に、色々な説明をしながら枝肉を手際よく切り分けていく中山さんの手元に、釘付けになっていました。
子豚の誕生から、屠場の作業、食品の「肉」として、私たちの手に届くまでの過程をわかりやすく話して下さいました。専門的な内容もありましたが、豚の赤ちゃんは、最初に吸い付いたおっぱいが自分の物になる等、体験に基づく楽しいお話や素晴らしい解体実演に、どよめいたり目を丸くしたりの連続で、あっという間に1時間が過ぎました。
出前授業の後は、お手伝いのお母様方が焼いて下さったロース2種、バラ、ももの4種類の肉をいただき、「肉の部位当てクイズ」に挑戦しました。全部正解した人もかなりいたようです。
同じロースでも、今回特別に用意していただいた「島豚」は、とても好評でした。一人約100gのお肉をぺろりとたいらげている姿に驚きました。「いただきます」は、かけがえのない命を感謝していただくこと、命をいただくことで、自分たちの命も大切にする、そんな関わりも学習できた授業でした。