いのちの授業【3年生】
11月2日、3年生参観日の日に、助産師の山浦直子さんをお招きして、命の授業を行いました。「赤ちゃんはお母さんのおなかにどのくらいいるのかな」というお話から、それぞれの月ごとにおなかの中の赤ちゃんの大きさ、重さをお人形を使って体験してみました。
「(妊娠)一ヶ月の赤ちゃんの大きさは、どのくらい?」という問いに一円玉くらいの大きさや握りこぶしくらいの大きさ等、様々な大きさを示す子どもたち。山浦さんが渡してくれたハートの大きさを見て「ああ、だいたい予想通り」と思ったら大間違い、実際はハートの真ん中に空いた小さな穴のサイズ。(0.1mmちょっととか)こんなに小さな命の素から、約十か月でちょっと重たいくらいの赤ちゃんが誕生することに驚いていました。山浦さんの詩の朗読では、赤ちゃんを心待ちにしている気持ちがよく伝わり、子供たちも真剣に聞き入っていました。
また、参加されたお母様やお父様からも出産時のエピソードなどを語っていただきました。ちょっと照れくさそうに、でもとても喜んだ表情で聞き入っている子供たちの顔が印象的でした。心が温かくなる素晴らしい時間でした。授業の後の、お母さまやお父様からのメッセージを読み、「自分が待ち望まれて生まれてきたこと」「生まれる前からおなかの中で頑張っていたこと」「命はかけがえのないものだということ」等を子供たち自身が感じ取ることができたようです。