4年生食育の授業
2019年10月10日(木曜日)、初等部の給食にお肉を納入して頂いている長津田の中山肉店の中山正人様に学校までお越し頂き、「命の頂き方」の授業を行いました。この授業では「生きものから食べものに変わるとき」というテーマでお話頂きました。尚、この授業ではお話し頂くだけでなく、実際に豚肉を部位毎に分けていく作業を子ども達の前で行います。
今回ご用意頂いた豚さんは生後6ヶ月のメスでした。生後6ヶ月というとまだ小さいイメージを持たれる方もいらっしゃるかも知れませんが、日本では一番食肉にされる頃だそうで、実際に解体される前は100kgを超える大きさだったそうです。
中山様からは子ども達を前に一日に何頭の豚たちが食肉となっているのか、また皮から骨に至るまで無駄なく命を頂いていることを解体しながらも丁寧に優しくお話を頂きました。
“生きもの”から“食べもの”に変わった大きなお肉を見て、子ども達からは「うわー」とか「おおー」という声が多く聞かれました。
授業が終わった後の給食では「ちゃんと食べなきゃ」とか「命を無駄にしない!」という言葉が聞かれました。一過性ではなく、これからもその気持ちを心の片隅において、美味しく食事を頂いて欲しいと私たちは願っています。