遠隔授業の様子〜3年生朝礼、4、6年生社会〜
5月14日の授業の様子をお伝えします。
まずは3年生の朝礼です。
このクラスでは、朝礼の余った時間を活用して皆で楽しめる遊びをしています。
この日は色おに。おにが指定した色のものをお家の中で探してカメラの前に持ってきます。

「いーろいろ、なーにいろ!」「水色!」
10秒間で画面いっぱいにきれいな水色と子どもたちの笑顔が広がりました。
クラス替えのあった3年生。クラスの一体感を高める工夫されたプログラムでした。
次は、4年生と6年生のそれぞれ社会の専科授業です。
4年生の社会は、まず、都道府県のパズルを時間を測りながら行いました。子どもたちの手元にある都道府県のパズルを、スピーディーに日本地図に当てはめていきました。授業者の先生と競争使用!ということで、「2分」を目安に、前回よりも速く完成できるようにみんな頑張っていました。時々、画面の向こうで「新潟県って意外に大きいんだなー」「石川、石川・・・。」と思わず呟く子どもの声が。一生懸命、考えながらパズルに打ち込む様子がうかがえました。

その後、「県庁」とはどんな役割を担う場所なのか、決められた人数ごとにグループチャットにわかれ、各自調べてきたことを発表し合いました。発表した中で、よくまとめられている人を選び、グループチャット終了後に全体で発表しました。遠隔授業で子どもたちが集中して学習できるよう、パズルに取り組んだり、話し合いをさせたり等、工夫して授業をまとめているなあ、と思いました。
6年生の社会では、今まさに問題となっている「新型コロナウィルス」について、困っている人は誰か、という投げかけで授業が始まりました。「国民」という言葉が子どもたちの中から引き出されたところで、授業は「三権分立」の内容へ進みました。子どもたちの発言も活発に行われ、一つひとつの発言へ授業者のフォローも行われながら、わかりやすく内容を伝えていました。途中、画面向こうの子どもたちが各自の社会のノートに書き留める時間もあり、耳を澄ますと鉛筆や消しゴムを使う音がしっかりと聞こえてきました。休校が始まって行われている遠隔授業ですが、デジタル、アナログ、と二つのデバイスを使いこなせるようになったことに、凄いことだな、とあらためて感心しました。これも、各ご家庭のご理解、ご協力あってのことです。まだ休校が続きますが、よろしくお願いいたします。