2学期終業式・6年藤組、桜組音楽発表会
12月25日(金)、朝礼で2学期の終業式が行われました。全校で集まることはできないので、各クラスオンラインアプリZOOMを使い、メディアルームから中継される校長先生のお話を聞きました。今学期を振り返って頑張ったことや、冬休みの過ごし方についてのお話しがありました。
そして、1,2時間目に6年桜組と藤組の音楽発表が視聴覚室で行われました。
桜組は米津玄師の「感電」を演奏しました。♯や♭がいっぱいついた難しい曲に挑戦し、ぴったり気持ちの揃った音楽を奏でました。練習にとっても熱心だった桜組は、音楽の授業がない日でも、休み時間にたくさんの人が音楽室に来て練習をしていました。学校から帰った後もGoogle classroomで意見交換をしたり、アップされている練習用の動画を見て自主練習をしたりした人が多くいました。いつでも楽しそうな雰囲気の桜組、今日の演奏も様々な楽器が活躍し、米津サウンドを上手に表現できていました。
藤組はSEKAI NO OWARIの「炎と森のカーニバル」を演奏しました。藤組の合奏は打楽器の種類が多く、とても賑やか。「はじめの言葉」に続いて各楽器紹介も行われ、藤組のクラスの明るさと仲の良さが表れていました。他のクラスもそうですが、合奏の練習時間は皆どの子も練習に集中し、私語がほとんどありませんでした。藤組の場合は、それが少し他のクラスよりも実は賑やか。でもそれは、友だち同士「教えあって」いるため。木琴と鉄琴のメロディを合わせたり、シンバルのタイミングを合わせたり、繰り返し記号の確認をしたり・・・。様々な場面で「学びの共有」がありました。今日の演奏も「音」を通じて、気持ちのやりとりをたくさんしていたのではないでしょうか。
今学期はみなとみらいホールでの音楽会ができず、特に初等部最後の音楽会を迎えるはずだった6年生にとっては悲しい気持ちになった子どもたちが多くいたことでしょう。視聴覚室という場所ではありましたが、多くの先生方が見守るなか、このような発表会ができたことを子どもたちは非常に喜んでいました。例年だと選曲は音楽科の教員が行いますが、今年度は提案から選曲まで各クラス子どもたちに任せました。自分たちで決めた曲に取り組んだということも功を奏したのかもしれません。発表後に書いてもらった感想には、とても前向きな言葉が綴られていました。大人たちが考えているよりも子どもたちはずっと前向きで、しっかりとした足取りで成長しているのだと感じました。
今学期は自粛期間中の休校措置の影響で例年よりも2学期が長くなりました。けれども、大きな出来事もなく無事に2学期を終えることができ、教職員皆ほっとすると同時に、健康管理をして下さった保護者の皆様や、毎日消毒や手洗い、様々な約束事を守った子どもたちに感謝の気持ちでいっぱいです。
学校はしばらく冬休みに入ります。この初等部便りをご覧になられている皆様が、穏やかな新年を迎えられますようにお祈りいたします。