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2021年11月 9日 (火)

4年生 算数「初めての公式」

4年生の算数では面積の単元を学習しています。この単元で初めて「公式」に出会います。

公式にたどり着くまでに、「〇㎠の絵を描こう」「周りの長さが同じとき、どの形が一番広いのか」など、広さにいろいろと触れてきました。

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長方形の面積は、「たて×横」です。「たて(横)って何だろう」と子どもたちに聞くと「縦の長さ×横の長さ」と多くの子は答えます。しかし、長さを長さでかけることはできません。(大人でも長方形の面積は長さをかけ算していると思いますよね。)

たとえば、たて3cm、横6cmの長方形では「3×6=18」と面積を求めることができますが、はたして、3と6とは何をかけ算しているのか…。これは1㎠がたてに3個分、それが6列分あるということで、正しくは1(㎠)×3(個分)×6(列分)と言うことだと導きます。中には、面積と周りの長さとを混同してしまい、3×2+6×2と求めてしまう誤答もありました。しかし、そのような考えがあるからこそ、広さについての理解が深まります。

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公式までたどり着くのに4時間かかりましたが、面積を(辺の)長さで見るのではなく、単位正方形(こんかいですと1㎠)が図形の中に見えるようになったと思います。この後は、大きい広さの面積や複合図形に取り組みますが、ここまでに養った面積の見方や考え方で乗り越えられます。今後の展開が楽しみです。

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