今日の森村っ子

ホーム 今日の森村っ子

今日の森村っ子

« 5年社会科 「自然災害」 | メイン | 6年生 体育「バスケットボール」 »

2022年2月15日 (火)

4年生 算数「不思議な時計」

4年生の算数では、「変わり方」という単元を学習しています。その中で「不思議な時計」という題材を扱いました。Img_3112

Img_3113裏のオレンジの時計

 白い時計(表)が12時を指しているとき、オレンジの時計(裏)にすると2時を指しています。では、表が3時の時は、裏は何時というように、裏の時計が何時を示しているかを当てます。時差に注目すると2時間なので、裏は5時だ。という予想を全員が立てていました。しかし、裏は時です。「えっ?」「先生、また仕組んだでしょ。」と驚きと疑いが交錯する中、第2問を出すと、答えが割れます。ここではまだ、この不思議がわかってないようです。

Img_3115

Img_3116「子どもたちはえっ!?という反応でした。」 

 表7時の時は、裏も7時、表4時の時は、裏は10時…しばらくデータを集めると「あっ!」「わかった!」と、ひらめいた子が出てきました。「白い時計+オレンジの時計=14になる」という決まりを見つけたようです。しかし、1つだけおかしい場面があります。それは、表で1時、裏は1時と?がともります。するとある子が「1時は13時ともいうから、13時にすると見つけた決まりが使えるよ」と機転を利かせた発言をしました。また、別の子は「裏返すと鏡になって、そこから2時間進むとオレンジの時計がわかる」と、さっき使えなかった時差をうまく使って解いていました。

Img_3101 2時間目は、裏の時計の時差を3時間にしました。前時の学習で見つけた決まりが今回も使えるようで、子どもたちはあっという間に答えを出せるようになりました。このように、たくさんのデータが集まった時は、情報を整理して、見やすい形にまとめると、決まりや法則が見えてきます。また、式にすると、「もし○○だったらどうなるか」とすぐに求めることができます。整理整頓は算数の大切な力の一つです。そして、自分たちでも不思議な時計を作りました。お互いに問題を出し合って不思議な時計を楽しみました。下の写真はある子が作った不思議な時計です。

Img_3104「表が12時の時は」Img_3105「裏が5時です。」

Img_3106「表が7時だったら」

Img_3107「裏は10時です。」

では、表が9時だったら、裏は何時になると思いますか?

入学案内を見る 公開行事等申込