5年社会科 「自然災害」
5年生は「自然災害」をテーマにGoogleスライドを作成しています。
Googleスライドを使った共同編集は5月末に一度行いました。
なぜ同じことを繰り返し行うかというと、子どもたちに成長を実感してほしいからです。
子どもたちは授業の中で社会科的視点や知識、情報活用能力、表現力などをみがいてきました。
半年以上前の自分たちと見比べた時にどれだけ成長しているのか。
その実感が子どもたちの意欲につながってほしいと思います。
さて、今回は「自然災害」というテーマで取り組んでいますが、気をつけなければならないのが、理科の学習と混同しないことです。
テーマだけを見ると「自然災害のメカニズム」に目がいきがちです。社会の学習で取り組むので社会的な視点が必要になります。具体的には…
「大雪が発生することが多い地域ではどのような対策をしているのか」
「台風が頻繁に訪れる沖縄と首都圏ではどんな違いがあるのか」
「自然災害の被害と復興」
といったように、自然災害そのものではなく、「自然災害が社会にどのように影響しているのか」という視点を持つことが必要です。
またグループで行うからには、それぞれの子の得意な分野(知識・デザイン・発表など)を活かしたプレゼンテーションを行い、グループ内の友だちからも多くを学ぶ機会になることを期待しています。