今日の森村っ子

ホーム 今日の森村っ子

今日の森村っ子

« クラブ活動 サッカークラブ6年生 対 教職員 | メイン | KWN日本コンテストでTeam 2021の作品が最優秀作品賞を受賞しました! »

2022年3月20日 (日)

第110回森村学園初等部卒業証書授与式

3月19日(土)、第110回卒業式が行われました。

Img_8672前日夜の雨はすっかり上がり、生まれたての特別な朝は柔らかい日差しに包まれていました。

Img_8674開式前の会場です。1年生の時から6年生までの音楽会での演奏がBGMとして流れていました。あどけなかった1年生の時の可愛らしい歌声から、変声期を迎えた歌声まで、子どもたちの6年間の成長の道筋を感じていただけたのではないでしょうか。Dsc00008音楽科の教員の弾く「卒業式行進曲」に合わせて6年生が入場し、卒業式が始まりました。新型コロナ感染拡大防止のため、在校生の参加はできませんでしたが、5年生の「校歌合奏団」のメンバーと在校生代表の言葉を述べる児童22名が参列しました。5年生の合奏団のメンバーは、この日のために休み時間などを使って練習に励み、臨みました。5年生の「校歌合奏団」による合奏に合わせて、小さめの声で校歌を歌いました。

<卒業証書授与>

Dsc00001校長から119名一人ひとりに卒業証書が手渡されました。校長の隣で証書を手渡すのは、かつて4年生までお世話になった旧担任の先生です。

<記念品授与>

各クラスの代表児童が記念品を受け取りました。

Dsc00009_2<校長式辞>

卒業にあたって、6年生へお祝いの言葉が述べられました。SDGs、誰一人取り残さない世界の実現には、人の気持ちを大切にすること、人と人が手を携えて繋がっていくことが大切である、と子どもたちにメッセージを送りました。

Dsc00010

<送辞>

在校生代表児童が6年生へお祝いの言葉を述べました。

Dsc00015<答辞>

卒業生代表児童によるお別れの言葉が話されました。

Dsc00018<卒業生退場>Dsc00021在校生児童が歌う「卒業式行進曲」の歌の録音に合わせて、卒業生が退場しました。

卒業式の後、体育館で児童の企画による「謝恩会」が短い時間行われました。6年間の成長を綴ったスライドショーや、先生たちの小さい頃の写真を使った「誰でしょうクイズ」、歌のプレゼントなど、楽しい企画がいっぱいの和やかな時間を過ごしました。スライドショーや動画は子どもたちが全部、学校のiPadを使って作りました。学校の中で一番長い時間ICTに触れてきた学年だけあって、本当に上手に動画を完成させていて驚きました。

英語の先生の話では、イギリスでは「卒業式」は大学のみで、小学校では行われていない、とのことでした。日本は昔から「節目」を大切にする文化があります。24節気(中国より伝来)、節句など、豊かな自然を暮らしに織り込んできました。人の一生にはさまざまなステージがあり、人それぞれ異なります。今日卒業の日を迎えた子どもたちも、この先、大学、社会人と世界を広げていくにあたって、幾つもの友人との別れ道があるでしょう。そんな時、人と人を繋ぐのは、同じ人生の節目を共有した記憶や共に過ごした思い出など、心の底に重ねてきた気持ちだったりするものなのではないでしょうか。Img_8625学園の校訓である「正直・親切・勤勉」の言葉はそれぞれ副文が添えられています。

正直:「誠実であることを最上とし、偽りのない人であれ。」

親切:「あたたかき心をもち、行動する人であれ。」

勤勉:「人の力は無限に進む。学び続ける人となれ。」

簡単なようでいて実は実行するのが難しい森村学園の校訓。この課題は先生たちからの最後の宿題です。

困難なことに出会った時、悩んだ時、決断しなければならない時、きっとこれらの言葉はその先の道をまるで道標のように、ほのかな光で照らしてくれるはずです。

105期生となった6年生の皆さん、そしてご家族の皆様、ご卒業おめでとうございます。

卒業生とご家族の皆様のご健康とこれからのご活躍を心よりお祈りしております。

入学案内を見る 公開行事等申込