出前授業 ~カツオ漁~
今日は5年生の社会科で、国立研究開発法人 水産研究・教育機構から特別講師をお招きし、カツオ漁についての出前授業を行ってもらいました。
途中映像をはさみつつ、様々なお話をしていただきました。
カツオを探すためには、海鳥を探すところから始まります。
カツオが捕食する小魚をねらって、上空で海鳥が待機しているからです。
レーダーを搭載してカツオの群れを探すことももちろん多いそうですが、漁師さんは双眼鏡を使って10km近く離れたところにいるカツオをみつけることもできるんだとか。
「学校からだと双眼鏡を使ってズーラシアの動物を探すくらいの距離だね」と言われてびっくり。
また、カツオの1本釣りの映像では、いとも簡単につりあげて後ろに放り投げている漁師さんの姿に、子どもたちから自然と歓声があがりました。
後半は1人1人、カツオの1本釣り体験をしました。
実際の水産系の高校でも同じように練習しているものだそう。
2kgと聞くと軽いような気がしますが、竿の先にかかっていると、腕の力だけではうまくあがりません。
意外な重さに、持ち上げるのに苦労した子も多くいました。
その後もたくさんの質問に答えていただき、今後の学習に繋がる素敵な時間になりました。