今週の給食(5/1・5/2)
【5月1日月曜日 玄米入りご飯・のっぺい汁・とり肉のホイール焼き・ほうれん草のごまあえ・ジョア】

【5月2日火曜日 ぶどう渦巻きパン・ミネストローネ・魚の香草焼き・柏もち・ジョア】

5月2日の給食には5月5日のこどもの日にちなんで柏餅が出されました。柏餅を調べると、なんと徳川九代将軍家重から十代将軍家治の頃、江戸で生まれたそう。カシワの葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、「子孫繁栄(家系が途切れない)」という縁起をかついだものとされています。江戸で生まれた端午の節句に柏餅を供えるという文化は、参勤交代で日本全国に行き渡ったと考えられています。現代だったら、Instagramやホームページ、Twitterなどでたちまち「拡散」して、流行していくようになったのだろうな、などと想像してしまいました。楽しい連休をお過ごしください。
今週の給食(4/24〜4/28)
【4月24日月曜日:ぶどう渦巻きパン・牛乳・フライドチキン・じゃがいものサラダ・フルーツ】

【4月26日水曜日:中華風おこわ・ジョア豆腐とたまごの中華スープ・華風酢の物・ぶどうゼリー】

【4月27日木曜日:バターロール・牛乳・魚のみそチーズ焼き・ポテトサラダ・フルーツ】

【4月28日金曜日:カレーピラフ・ABCスープ・牛蒡のサラダ・フルーツ・ジョア】

月曜日は子どもたちの大好きなフライドチキンが給食に出されました。「フライドチキン?鶏の唐揚げとどう違うの?同じ?」子どもたちの中には同じものと思っている人も結構います。肉に味をつけて衣をまぶすのが「唐揚げ」で、衣に味つけをするのが「フライドチキン」とされています。 フライドチキンはスパイスやガーリックパウダー、黒コショウなどを混ぜた小麦粉をまぶし油で揚げるので、スパイスの香りが利いて、よりカラッとした衣に仕上がるのだそうです。
創立記念日
4月25日は森村学園の創立記念日です。学園創立は1910年なので、113回目のお誕生日にあたります。
それに先立ち、4月21日金曜日には初等部は体育館でお話朝礼が行われました。校長先生から、創立者である森村市左衛門翁のこと、学園がつくられた時のこと、そして校訓「正直・親切・勤勉」についてもお話がありました。その後、全校児童、教職員で校歌を歌いました。
113年という時の長さは、人の一生より長く、いくつもの時代をまたいでいます。お髭の御爺様(初等部の教職員、子どもたちは森村市左衛門翁のことを親しみを込めてそう呼んでいます)の生き方や言葉は古の香りのするものですが、今の時代を生きる私たちにも道しるべを示してくださるような意味の深さがあります。それはいつの時代にも変わらない「人としてどうあるべきか」を第一義としているからのでしょう。
金曜日には恒例の「正直・親切・勤勉」の焼印の入ったお饅頭が配られました。榮太樓とは1818年に創業した東京日本橋の和菓子の製造販売会社です。安政の大地震で家も焼け、家財も失った森村市左衛門は昼も夜も働き続けたのですが、その時の仲間に初代「榮太樓」の細田安兵衛という人がいました。市左衛門は昼間もずっと働き、夜になると荷車に財布や煙草入れを積んで売り歩き、安兵衛さんは炭のコンロで金つばという和菓子を焼いて売っていました。そして、商いが終わると安兵衛さんが市左衛門に「市さん、そろそろ帰ろうか」と声を掛けて金つばを食べながら二人で帰ったそうです。この時、市左衛門はまだ、15歳、16歳、榮太樓と森村のつながりはそこから始まり、今に続いています。


金曜日に持ち帰ったお饅頭を「どの言葉のお饅頭から食べようかな?僕は勤勉がいいなあ!」どこの家庭でもきっとそんな会話をご家族の中で交わされたのではないでしょうか。おいしいお饅頭を笑顔でいただいている風景が目に浮かびました。
1年生 中庭遊び
入学して2週間がたちました。4時間授業になったり、給食も自分たちで用意し始めたり、集団下校になったりと学校生活の中で、自分たちでできることが増えてきました。
森村学園のモットーである「よく学び・よく遊べ」。2年生に中庭の使い方を教えてもらったので、休み時間に中庭で遊べるようになりました。下の写真は中庭交流会の様子です。



では、下の写真はいつ撮った写真でしょうか。子どもの登校前でしょうか。それとも下校後でしょうか。

これは、中休みの教室の様子です。子どもの声は聞こえるのですが、誰もいない教室。みんな外で遊んでいます。休み時間が終わるころには必ず「先生、もうおわりなの?もっと遊びたい!」という声が聞こえてきます。


子どもたちは遊びを通じてたくさんのことを学びます。森村学園は遊びに使える時間が比較的多い学校だと思います。たくさん遊んで、たくさんの刺激を受けて、大きく成長してほしいと思います。
今週の給食(4/17〜4/21)
【4月17日月曜日:五目おこわ・みそ汁・野菜のごまあえ・フルーツ・ジョア】

【4月18日火曜日:ナン・牛乳・タンドリーチキン・かぼちゃのサラダ・フルーツ】

【4月19日水曜日:かけうどん・牛乳・変わり揚げ出し豆腐・キャベツの甘酢あえ・フルーツ】

【4月20日木曜日:バターロール・牛乳・フルーツ・春キャベツとベーコンのスープ煮・いかフライ・スイートコーン】

【4月21日金曜日:赤飯・根菜のごま汁・魚の幽庵焼き・小松菜のサラダ・ジョア】

4月21日の給食にはお赤飯が出ました。これは4月25日が学園の創立記念日にあたるためです。お赤飯は縁起が良いというだけでなく、健康にもさまざまな良い効果をもたらしてくれます。赤飯の赤色は小豆の茹で汁によるもので、この赤色には「ポリフェノール」が豊富に含まれ、強い抗酸化作用によって血管・皮膚・細胞の老化を防ぐ効果が期待できるそうです。ビタミンB群も豊富に含まれていることから、疲労回復にもよさそうですね。4月の始業式から、新しい学年、クラスとなり、気持ちを新たに頑張ってきた子どもたち。よく頑張ったと思います。
【1・2年生】中庭交流会
昨日1・2年生による中庭交流会が行われました。
1・2年生に大人気の中庭。
安全に遊ぶためにはルールを知っておく必要があります。
2年生が1年生の教室にきて、中庭遊びのルールを説明しました。
赤い帽子が1年生、白い帽子が2年生です。
2年生は説明の練習を積んできたようで、上手に説明することができていました。
また、1年生も2年生の上手な説明を集中して聞くことができていました。
手作りの説明が書かれた紙は1年生にプレゼントされました。
説明が終わると、2年生に手を引かれながら中庭へ。
いよいよ中庭遊びデビューです。

砂場・雲梯・水槽・アスレチック…魅力的な場所がたくさんです。
大人気のジャンボすべりだい
2年生に説明してもらった通り、安全に気を付けてすべっていました。
ジャンボすべりだいの迫力に大興奮の1年生でした。


森村学園初等部のモットー「よく学び、よく遊べ」
中庭遊びを通して、たくさんのことを学んでほしいと思います。
3年生理科 ~自然の観察~
理科は3年生から教科に加わります。
みんな「今日は何をするの?」と楽しみに授業を受けてくれています。
3年生の理科は自然の観察から始まります。今日はツツジの観察に出かけました。


低学年でも総合の授業の中で自然の観察は行っていました。
理科では、観察の3つの観点「色、形、大きさ」を必ず入れて書きます。

森村学園の豊かな自然を教材に、理科を行っています。
初等部の畑にはこんな植物もありました。

菜の花のように見えますが、実はこれはキャベツの花です。
根本を見るとキャベツであることが良く分かります。

昨年度の3年生たちが、モンシロチョウの卵探しを行ったキャベツです。収穫をしないでいると、根本からニョキニョキと伸びて、花が咲きます。
菜の花に似ているのは、同じアブラナ科の仲間だからです。

森村学園初等部の理科は、本物の自然に触れることを心掛けています。
今週の給食(4/10〜4/14)
【4月10日 月曜日:桜ご飯・みそ汁・とり肉の照り焼き・ほうれん草のごまあえ・ジョア】

【4月11日 火曜日:バターロール・牛乳・白身魚のベーコン焼き・スパゲッティサラダ・フルーツ】

【4月12日 水曜日:玄米入りご飯・みそ汁・和風カップハンバーグ・ジョア・まぐろとほうれん草のごまあえ】

【4月13日 木曜日:食パン・ジャム・ジョア・野菜スープ・とり肉のハーブ焼き・フルーツ】

【4月14日 金曜日:たけのこご飯・かきたま汁・魚のねぎみそ焼き・ハムとキャベツのごまあえ・ジョア】

新年度が始まりました。さっそく勉強に遊びに元気いっぱいの森村っ子たち。今年度最初の給食は「桜ご飯」。桜の香りがどことなくする、春らしさ満開のメニューに「進級おめでとう!今年度も頑張ってね!」という給食室からのメッセージが聞こえてくるようでした。
入学式の前に・・・
4月8日の入学式直前、初等部校舎 1年教室前では、新しく入学した1年生と担任の先生との出会い、そして一生懸命サポートする6年生の姿がありました。

6年生に教室まで案内をしてもらっています。

担任の先生との初対面! 先生からお名前を聞かれています。
こちらも、初対面! 席まで6年生がつれていってくれます。
初対面の間、6年生は、席の場所を確認しています。
入学式直前、こうして担任の先生との初対面をしたあと、体育館での入学式に向かいました。
2023年度入学式
4月8日土曜日、2023年度の入学式が行われました。
前日夜の嵐から想像できないような天気、麗らかな春の日となりました。

入学式の会場である体育館の壇上には校旗が掲げられています。まもなく4月25日に学園創立113年となります。

体育館内のギャラリーには6年生が制作したお祝いのステンドガラスの作品が飾られました。

校長先生から1年生と保護者の方へお話がありました。学校はとっても楽しいところですよ、困ったことがあったり、わからないことがあったら、担任の先生や助手の先生、たくさんのお兄さんやお姉さんに何でも聞いてください、安心して学校に通ってくださいね、と1年生に優しく語りかけました。

1年生に関わる教職員の紹介が行われました。多くの教科を専科教員が担当するため、担任や助手の教員以外にも1人の児童にたくさんの教員が関わります。

2年生の代表の児童がお祝いのメッセージを発表しました。1年生が首にかけているペンダントは、2年生が図工の時間に作りました。

6年生の代表が「呼びかけ」をしました。「今日から皆さんは、僕たち、私たちと同じ森村っ子!」力強く明るい「呼びかけ」が会場に響きました。

各クラスの担任から、1年生の紹介が行われました。子どもたちは名前を呼ばれると、ちょっと緊張しながらも元気に「はい!」と返事をしました。

入学式後、校庭でクラスの担任の先生との写真、続いて保護者の方との記念写真に臨みました。
校庭の向こう側の中高等部の窓から、多くの中高生がその様子を見ていました。「可愛い!懐かしいなあ!」記念写真後、使った椅子を高校生が快く初等部校舎まで運ぶお手伝いをしてくれました。手前味噌ではありますが、人が困っている時にすっと手を人に差し伸べることができるのが森村の生徒たちの良いところです。今日仲間入りをした子どもたちが、学園の中に吹く、どことなく温かい風にふれ、健やかに成長しますように。
ご入学おめでとうございます。