5年生音楽〜リズムアンサンブルの発展として〜
日曜日に東京都に緊急事態宣言が再発出されたことで、音楽の授業では歌もリコーダー等の息を使う楽器の演奏ができなくなりました。宣言が解除されるまでではありますが、非常に音楽活動に制限が生じています。それでも音楽を楽しく学んでほしいと思い、さまざまな工夫をして授業を組み立てています。
5年生は、新学期はじめから教科書に載っている「クラッピングミュージック」に取り組んできました。いわゆる「手拍子」によるリズムアンサンブルです。クラスを二つのグループに分け、教科書のリズムを4拍遅れ、2拍遅れ、1拍遅れで演奏し、ずれによって生じるリズムの重なりの面白さを楽しんできました。
今日は、そのリズムを各自のiPadで「Chrome Music Lab」というサイトにある「Song Maker」を使って入力しました。なんとも面白いアプリで、子どもたちからは「面白いこれ!」「どんな音楽でも作れそう!」という声が。動画はそのサイトを「お気に入り」に登録した人がいたので、先生の代わりにクラスのみんなに説明してもらい、アイディアを共有しているところです。低学年の頃から知っている子どもたちなのですが、こんなにしっかりと分かりやすく説明できるようになったことや、周りの子どもたちがきちんとお友だちの説明を受け止めている様子に大きな成長を感じました。
nenongaku.mp4をダウンロード
今後は、入力したリズムを再生し、いくつかの部分を作ってつなげ、一つのリズム音楽を作っていきます。世界にひとつしかない、オリジナルなMyアンサンブル作品ができると良いですね。

6年生 図画工作
新緑の季節が始まりました。天気のいい日に6年生は、敷地内の森へスケッチに行きました。
校舎を離れて森へ入って行くと、空気はおいしく、山の中に入ったような気分になります。
木漏れ日でキラキラした森は、草花がたくさん咲いていました。蝶々や虫たちが出迎えてくれる中、
子どもたちは解放されるように走り出して、描きたい場所を探し始めました。

今回のスケッチの目的は、身近な自然をじっくり観察すること。植物の葉や花の付き方をよく観て、
それぞれの特徴を発見しながら、鉛筆で描いていきます。
足元の植物に焦点を絞って草花を細密に描く人、森全体を風景として大きく捉えて描く人。
光の印象を濃淡で描いていく人など、様々なアプローチでスケッチしていきました。

森遊びで自然に触れる時間が多い森村っ子ですが、いつもなら見過ごしてしまう場所に、
足を止めて観察することは、森の奥深さを感じ取れる良い経験になったと思います。
みんな清々しい笑顔で、夢中になってスケッチをしていました。

学園で季節を感じる
正門を入ると桜の木や様々な植物のある道を校舎まで歩いて行きます。桜の花が散り、青々と葉が茂る木々の中で子ども達がなにやら賑やかにしていました。近づいてみると、つつじの中にニョキッと伸びるたけのこが顔を出していました。そっと触ってみる子ども達。「こんなところにたけのこ!」「やわらかい!」「昨日はなかったね!」と登校時のめずらしい発見を喜んでいました。


1日に30センチも伸びるというたけのこのように、子ども達もすくすくとまっすぐに成長していってほしいと思います。
4年生 総合「洋服のリサイクル」
4年生では、総合の時間に「洋服のリサイクル」について学習を進めています。4月17日(金)に、株式会社アダストリア経営企画室の深川さん、ヘウンさん、グローバルワークららぽーと横浜店の店長成田さんによる講演会が行われました。
年間30億着作られて、20億着以上が廃棄される現状(ファッションロス)を知り、驚きを隠せない表情を見せていました。また、どのような素材がリサイクルできて、どのような形になっていくのかなど、初めて知ることが多く、興味深い講演内容でした。
質問タイムでは、講演してくださった方が驚くような質の高い内容で、講演会が終わった後も続々と質問をしていました。子どもたちの意識の高さに驚くばかりです。

最後は全員で記念撮影をして講演会が終わりました。
今回の話を受け、これから、全校に向けて洋服のリサイクルを呼びかける動画やポスターを作成し、初等部にリサイクルボックスを置いて、服のリサイクル活動を行います。
放課後遊び
初等部は放課後も元気な声が響き渡っています。
森村っ子は遊びを大切にします。放課後遊びの時間も、大切な学びの時間です。

中庭では低学年が元気よく走り回っています。

グラウンドではサッカーや野球をしています。
先生たちも交じって大人数で楽しんでいます。
体育館では人数制限をつけつつ、バスケットボールを楽しんでいます。
屋上ではバレーボールやおにごっこ、広い空の下で思いっきり遊びます。
図書室では本と向き合う時間を静かに楽しんでいます。
遊び方は十人十色。
遊びは違えど、どれも大切な学びにつながっています。
初等部探検 ~森村っ子の畑~
森村学園初等部には、「よく学び、よく遊べ」の教えを支えるたくさんの施設や場所があります。
3年の森、ミニグランド、屋内プールなど、子どもたちに人気の場所がいろいろあげられますが、今回は「森村っ子の畑」を紹介したいと思います。

3年生の中庭からすぐ近く、金魚が泳ぐ池のとなりにあります。
2年生の総合でおいもを育てたり、3・4年生の理科で植物を育てたりしています。
昨年度は理科の授業で3年生たちが、お花の種を植えました。クラス毎に何の花を育てたいか話し合い、土作りを行いました。カーネーションやラベンダー、金魚草など、たくさんの花の種がまかれました。
畑には手作りのフラワーラベルが並んでいます。


森村っ子の畑に、たくさんの花が咲いてくれますように!
初めての専科授業…! 〜1年生〜
森村学園初等部の一つの特色であるこの専科制。どの教科でも専門の教員が授業を担当しています。
まずは英語。
ネイティブの先生がオールイングリッシュで授業を展開します。1年生は、最初は緊張しながらも、すぐに先生の英語をマネして発音の練習をすることができました!

他のクラスでは、音楽の授業。音楽はもちろん音楽室で授業のため、1年生にとっては初めての移動教室でした!
子どもたちは、学校のものに興味津々。初等部名物の展示室では、動物の標本などに目を輝かせていました。

音楽室に着くと、早速ピアノの綺麗な音色が。
このお部屋で、子どもたちは今後どんな歌声や合奏を聞かせてくれるのかとても楽しみです!

次の時間は体育。
1年生にとっては入学式以来の体育館でした。緊張した入学式とは違う、広々とした体育館で子どもたちは早速全力ダッシュ!
今後も、色々なスポーツにチャレンジするそうです。

最後は図工。図工では汚れても良いようにスモックを着用します。着替えも間に合い、いざスタート!

カラーペンで、自分がすきなことを描きました。みんな、すごい集中力!


子どもたちは、専科の授業でこれからどんなことをしていくのか、楽しみになったのではないでしょうか♪
1年生 最初の授業
昨日入学式を行い、今日は、初めて校舎への登校。
玄関下から教室まで6年生に教えてもらいながら、初めて教室に入りました。
初めての授業では、列の並び方や、プリントの配り方など、「学校の基本生活」を学びました。
IMG_0771.MOVをダウンロード
あるクラスでは、集合写真のため、正門近くで満開に咲いているサトザクラの近くまで散歩にも行きました。
(写真を撮る直前の姿です)
帰り道、理事長先生にもお会いすることが出来ました。

あっという間に下校時間になりましたが、新しいことを覚えて1日疲れたのではないでしょうか。
土曜日、日曜日と休んで、月曜日、元気にまた登校してほしいと思っています。
月曜日は、いよいよ体操服に着替える練習です。
2021年度始業式 ~6年生~
今日から初等部も新年度がスタートしました。
久しぶりの正門をくぐると、満開の八重桜が進級した森村っ子をお出迎えしてくれました。

クラス替えのある3年生と5年生は玄関前に貼りだされた新しいクラスをドキドキしながら確認。校長先生に元気な挨拶をして校舎の中に入っていきました。どの学年の子ども達も階の変わった新しい教室に間違えずに行くことができたでしょうか。

昨年度は始業式もできぬままリモート授業に入ってしまいましたが、今年は教室でZOOM始業式を行うことができました。校長先生からは新任の先生紹介もありました。子ども達も先生方も新たな気持ちで希望に胸を膨らませ、初等部の新しい一年がスタートしました。
さて、最上級性となった6年生は初日から早速大活躍。明日の入学式の会場設営や新入生を迎える1年生3教室の装飾作業を行いました。本来であれば入学式に参列し、ピカピカの1年生をたくさんの拍手でお迎えできるのですが・・・。




その分の思いも込めて、初めて教室にやってくる一年生が喜んでくれるようにと黒板には歓迎絵を描き、廊下や教室背面も装飾し、一生懸命準備をしました。

おめでとう1年生。在校生みんなが新しい森村っ子の誕生を心待ちしていますよ。困ったときには何でも相談してね。