横浜横浜美術館コレクション展 について
現在、横浜美術館で開催中の「横浜美術館コレクション展 『ヨコハマ・ポリフォニー:1910年代から60年代の横浜と美術』」をご覧になった方から、イサム・ノグチさんの展示作品のキャプションに森村学園が紹介されていました、とのご連絡をいただきました。横浜にゆかりのあるアーティストの展覧会で、全10章構成となっています。岡田謙三氏とイサム・ノグチ氏は、森村学園の前身である南高輪幼稚園と南高輪尋常小学校で学んだ方です。お二人の作品は、「第7章 ニューヨークでの活躍―岡田謙三とイサム・ノグチ」で展示されています。緊急事態宣言継続中で外出自粛の要請がある中ですし、予約制ということなので、ぜひ!お出かけください!とご案内できませんが、横浜美術館のサイトには、岡田謙三氏の作品のサムネイルや説明のテキストもありますので、ちょっと覗いてみるというのも一つかもしれません。
横浜美術館Hp

3年生 総合〜よさこい踊り〜
3年生では2月より、総合学習の時間に、伝統芸能に触れる学習として、鳴子を使った「よさこい鳴子踊り」に取り組んでいます。このよさこい踊りは、森村で代々踊られてきたもので、振付などは森村のオリジナルです。先輩が踊っている動画を見ながら振付を覚えています。

よさこいは、戦後の全国的な不況の中、市民の健康と繁栄を祈願し、また商店街の振興を促すために行われました。現代にあてはめると、コロナウイルスの終息を願うということと同じです。感染対策のため一斉に教室で踊ることはできません。そのため、子どもたちは、3年の遊び場や廊下など、点々として練習に勤しんでいます。



発表は3月上旬から中旬を予定しております。それに向けて練習あるのみです!
2年生 国語〜漢字足し算〜
2年生の国語では、カンジー博士の大はつめいの単元で、2つの漢字を合体させる内容を扱っています。
3つ以上、組み合わせてみたり、かけ算や引き算を入れてみたりして漢字を作っていきました。
ロイロノートスクールのアプリを使って、お互いに漢字計算を出し合ったり、答え合わせをしたりというやりとりができました。
コロナの中で、話し合い活動などが制限されている中、お互いに「やりとり」をすることができて、楽しんで取り組んでいる様子が見られました。



5年生 初めてのミシン
楽しみにしていたミシン学習が家庭科の授業で始まりました。
毎年展覧会で6年生が出品するオリジナルエプロンを見て、憧れていたミシン。
2時間続きの1回目はミシンの名称や仕組みを学び、2回目はボビンに糸を巻く練習やから縫いをしました。
そして、3回目からいよいよ運針の練習です。

ペアを組み、1台を交代で使用しながら直線縫い・返し縫い・二つ折りにして縫い合わせるなど、少しずつレベルアップしながらチャレンジしていきました。


初めてミシンに触れた児童も多く、手をハの字にして慎重に布を送りながら針を動かしていましたが、4回目の今日は、操作にもずいぶんと慣れてきました。
「あぁ、楽しかった。」「もう終わり?」授業の終わりにはこんな声がたくさん聞こえていました。
ミシンは安全に使えばとても便利なもの。縫い目を真剣な表情で確認する子ども達の様子に、これからの作品作りが大いに期待できそうです。
1年生~ことわざカルタ~
1年生の総合の授業で,「ことわざカルタ」に取り組んでいます。
カルタを通じて,ことわざを覚えたり,意味を知ったりします。
感染症予防のため,対戦型で取り組むことはできません。一人で,読み上げられたカルタを取っていきます。
読み手が「鬼に?」と読んだら,取り手が「金棒」のカルタを取ります。


手を頭の上にして集中しています・・・とてもかわいらしいです。

カルタを取って,「金棒!」と声に出します。声に出すことで,覚えていきます。
興味をもった子もたくさんいて,ことわざの本を読み始めた子もいます。
楽しみながら,ことわざに親しんでほしいと思います。
節分
二十四節季のひとつ「立春」の前日で、暦の上では冬と春をわける節分。
今年は立春が1日早まるのに合わせて、1897年以来124年ぶりに2月2日になりました。
「厄払い・縁起担ぎ」のために行われる豆まきですが、子どものイメージする「鬼」は何でしょう。
コロナウイルス、学校の先生、それとも…お家の人でしょうか。

年の数だけとは言わず、いっぱい食べて「鬼は外!福は内!」ですね。
6年生音楽【箏実習:さくらさくら】
今、音楽の時間は東京の指針に従い、歌唱(マスク着用でも×)やリコーダー、鍵盤ハーモニカの学習活動は行えません。5、6年生は鑑賞の学習をしたり、箏の実習を行ったりしています。
毎年、5、6年生は時期をそれぞれずらして箏の実習をしています。今年はスキー学校がないため2学年同じ時期に行うこととなりました。5年生は初めてのお箏なので基本奏法を学び、「さくらさくら」のメロディを奏でます。6年生は今年は昨年の経験を生かして「さくらさくら」を3つのパートに分かれて合奏に取り組んでいます。今日は、昨年練習した「さくらさくら」のメロディを復習しました。今日は風は冷たかったけれども、少し春のような日差しがありました。気づけば学園の木々の梢の先が心なしか淡い桃色に色づいています。音楽室に少し早い春が訪れています。
6nenkoto.mp4をダウンロード
4年生 図画工作「木版画」
これまで紙版画や、スチレン版画を制作してきましたが、ベニヤ板を彫刻刀で彫り、
板に凹凸をつけて版を作っていく、木版画制作に取り組みました。
カッター、のこぎり、電動糸のこぎりなど、刃の付いた道具は経験済みだったので、
板の表面を削る彫刻刀は、抵抗なく使ってもらえるだろうと思っていました。
しかし、道具を目の前にすると、怖がってしまう児童も少なからずいました。

利き手で鉛筆を持つように握る。または上から握るように持たせました。
反対の手は、必ず利き手の横に添えてブレーキをかけるように、両手で持つよう徹底しました。
刃の先に手が来ないように注意しながら、手前から奥へ、力を入れ過ぎずに彫ってもらいました。
横向きに彫りたい場合は、板を回転させ、彫りたい線が縦方向になるように向きを変えます。
最初は緊張しながら彫刻刀を握っていた子どもたちですが、慣れてくると集中して、
無言で彫っていました。安全な使い方をしっかり覚えれば、とても便利な道具です。

「細い線はどうやって彫るの?」「円はどうやって彫ればいいの?」など、
ポイントや応用を教えると、すぐに吸収してどんどん彫り進めていきました。
三角刀、丸刀、平刀など、表現に合わせて使い分けてもらいました。
彫った後に出る、丸まった木のくずに興味を持ち、持って帰る児童もいました。
版木が彫り終えたら、次は刷りの作業です。

委員会の活動 「環境支援委員会」
森村学園初等部の環境支援委員会では、2019年度から始まった神奈川県の
「かながわプラごみゼロ宣言」に初年度から参加しています。
「かながわプラごみゼロ宣言」とは、世界中で問題となっているプラスチックごみによる海洋汚染を防ぐための取り組みで、企業やNPOを中心に2000以上の団体が参加している取り組みです。私立小学校で参加しているのは森村1校のみです。

今年度も環境支援委員会ではこの取り組みを継続しており、初等部全体にプラごみ問題を周知する活動をしています。今週、その活動の1つとして「環境支援だより」という子どもたちが作ったお便りを全校児童に配付しました。プラごみのことはもちろん、地球温暖化やごみ減量の方法など、多角的に環境問題について発信しています。


今後も環境支援委員会では、動画を作るなど、より低学年にも分かりやすく環境問題を周知する取り組みを続けていきます。
3年生 「毛筆」
3年生は3学期から書写の授業が始まります。初めて筆で文字を書く人がほとんどで、毛筆が始まることを楽しみにしていたようです。

初めての授業は、準備や片付け、筆の使い方、書く時の姿勢などを確認しました。鉛筆とは違い、筆を立てる、肘をあげる、など慣れないことだらけでしたが、真剣に取り組んでいました。「習うより慣れろ」初めての毛筆ということで、自由に書かせて、作品作りをしました。

そして、2回目の書写の授業では、「二」を書きました。前回学んだことを確認して、今回は、筆の入り方(斜め45度)を意識して書くことにしました。毛筆になると、とたんに字が小さくなってしまうことがあります。とにかく「太く、大きく、力強く」を意識して取り組みました。

上手に書くことを意識しすぎて窮屈になるより、自分なりに書を楽んでほしいと思います。