今日の森村っ子

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2021年1月28日 (木)

4年生 図画工作「木版画」

これまで紙版画や、スチレン版画を制作してきましたが、ベニヤ板を彫刻刀で彫り、

板に凹凸をつけて版を作っていく、木版画制作に取り組みました。

カッター、のこぎり、電動糸のこぎりなど、刃の付いた道具は経験済みだったので、

板の表面を削る彫刻刀は、抵抗なく使ってもらえるだろうと思っていました。

しかし、道具を目の前にすると、怖がってしまう児童も少なからずいました。

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利き手で鉛筆を持つように握る。または上から握るように持たせました。

反対の手は、必ず利き手の横に添えてブレーキをかけるように、両手で持つよう徹底しました。

刃の先に手が来ないように注意しながら、手前から奥へ、力を入れ過ぎずに彫ってもらいました。

横向きに彫りたい場合は、板を回転させ、彫りたい線が縦方向になるように向きを変えます。

最初は緊張しながら彫刻刀を握っていた子どもたちですが、慣れてくると集中して、

無言で彫っていました。安全な使い方をしっかり覚えれば、とても便利な道具です。

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「細い線はどうやって彫るの?」「円はどうやって彫ればいいの?」など、

ポイントや応用を教えると、すぐに吸収してどんどん彫り進めていきました。

三角刀、丸刀、平刀など、表現に合わせて使い分けてもらいました。

彫った後に出る、丸まった木のくずに興味を持ち、持って帰る児童もいました。

版木が彫り終えたら、次は刷りの作業です。

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2021年1月27日 (水)

委員会の活動 「環境支援委員会」

森村学園初等部の環境支援委員会では、2019年度から始まった神奈川県の
「かながわプラごみゼロ宣言」に初年度から参加しています。

「かながわプラごみゼロ宣言」とは、世界中で問題となっているプラスチックごみによる海洋汚染を防ぐための取り組みで、企業やNPOを中心に2000以上の団体が参加している取り組みです。私立小学校で参加しているのは森村1校のみです。

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今年度も環境支援委員会ではこの取り組みを継続しており、初等部全体にプラごみ問題を周知する活動をしています。今週、その活動の1つとして「環境支援だより」という子どもたちが作ったお便りを全校児童に配付しました。プラごみのことはもちろん、地球温暖化やごみ減量の方法など、多角的に環境問題について発信しています。

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今後も環境支援委員会では、動画を作るなど、より低学年にも分かりやすく環境問題を周知する取り組みを続けていきます。

2021年1月25日 (月)

3年生 「毛筆」

3年生は3学期から書写の授業が始まります。初めて筆で文字を書く人がほとんどで、毛筆が始まることを楽しみにしていたようです。

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初めての授業は、準備や片付け、筆の使い方、書く時の姿勢などを確認しました。鉛筆とは違い、筆を立てる、肘をあげる、など慣れないことだらけでしたが、真剣に取り組んでいました。「習うより慣れろ」初めての毛筆ということで、自由に書かせて、作品作りをしました。

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そして、2回目の書写の授業では、「二」を書きました。前回学んだことを確認して、今回は、筆の入り方(斜め45度)を意識して書くことにしました。毛筆になると、とたんに字が小さくなってしまうことがあります。とにかく「太く、大きく、力強く」を意識して取り組みました。

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上手に書くことを意識しすぎて窮屈になるより、自分なりに書を楽んでほしいと思います。

2021年1月22日 (金)

2年生 森村ゆうびん

2年生は総合学習の一環として、郵便の働きを学習しています。

2学期末に、ポストや帽子・仕分けだななど、郵便に必要なもののが作成できたので、3学期が始まってすぐに郵便局を開局しました。

新型コロナウイルス感染拡大防止対策を取り、密にならないよう、1人で集配・配達を行っていきました。また、各教室の中にも入らず、教室入り口に設置してもらった、郵便受けに投かんするようにしました。

多くの森村っ子の協力のおかげで、毎日、たくさんのはがきを届けることが出来ました。

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2021年1月21日 (木)

1年生~チューリップを育てています~

1年生では毎年,来年度の入学生をお迎えするためにチューリップを育てています。

球根を植える前に,まずは観察をしました。大きさや色,触った感じなど,子どもたちは目で見たり,触ったり,時には匂いをかいだりしました。子どもたちの疑問の中で,「アサガオでは種から育てたのに,チューリップはなぜ球根なの?」というものがありました。すると,家で自ら調べてくる子もいて,チューリップを育てる中でたくさんの学びをしています。

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毎日の水やりも,水のやり過ぎに注意しながら,子どもたちも考えながら育てています。

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春にきれいな花を咲かせてほしいと思います。

2021年1月17日 (日)

ホームページリニューアルのため更新をお休みします

毎日更新をしてまいりました「初等部便り」ですが、リニューアル作業のため、20日ごろまで更新をお休みいたします。「今日の給食」は毎日更新をいたします。

2021年1月14日 (木)

6年生 書き初め

新年の抱負や目標とする言葉を書く、お正月の風習「書き初め」。

4年生は「明るい心」、5年生は「新しい風」、6年生は「将来の夢」を書き、6年生にとっては人生最後の、大きな半紙に書く機会になった子もいるでしょう。

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寒さに負けず、真剣に向き合って取り組むことができました。

今年も素敵な一年になりますように…

2021年1月 8日 (金)

2021年1月1日の初等部

昨日、政府から緊急事態宣言が発出され、身の引き締まる新学期の始まりでした。

近隣に住む教員が撮った1月1日の学園の初日の出の写真をご紹介します。前回の自粛期間中もそうでしたが、学園の中は自然に溢れ、正門を入ると外の世界とは全く違った静けさがあります。

今年がどんな年になるのかはわかりません。社会では大変な状況が続きますが、学校の中では、少なくとも私たち教員は子どもたちが明るい希望を持てるよう、いつでも洗い立ての気持ちを持って接していきたいと思います。3学期から学校の学習活動がさらに制限され、歌を歌ったりグループで話し合いをしたりすることができなくなりました。先生たちの工夫と努力が試される時!です。

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2021年1月 7日 (木)

3学期が始まりました

久しぶりに顔を合わせる子どもたち、たくさんの声が響きわたる校舎内。新学期が始まりました。

zoom始業式で校長先生から「親切」という言葉をテーマに、相手を思いやる気持ち、

親しい人に寄り添う気持ちを大切に過ごすようお話がありました。マスク着用、大きい声で喋らない、

密にならない。最も寒いこの時期、以前にも増して感染予防を徹底していかなければなりません。

自分だけではなく、相手を思いやる親切な心を持って行動していきましょう。

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さて、2年生の図画工作では、おもしろぼうし作りに取り組みました。色画用紙を頭に巻き付け、

サイズ感を計り、どんな形体にするか考えてもらいました。家庭から出た廃材で、工夫しながら

装飾していきます。見たこともない不思議な帽子が出来上がるのを楽しみにしています。

2020年12月26日 (土)

2学期終業式・6年藤組、桜組音楽発表会

12月25日(金)、朝礼で2学期の終業式が行われました。全校で集まることはできないので、各クラスオンラインアプリZOOMを使い、メディアルームから中継される校長先生のお話を聞きました。今学期を振り返って頑張ったことや、冬休みの過ごし方についてのお話しがありました。

shuugyousiki1225.mp4をダウンロード

そして、1,2時間目に6年桜組と藤組の音楽発表が視聴覚室で行われました。

桜組は米津玄師の「感電」を演奏しました。♯や♭がいっぱいついた難しい曲に挑戦し、ぴったり気持ちの揃った音楽を奏でました。練習にとっても熱心だった桜組は、音楽の授業がない日でも、休み時間にたくさんの人が音楽室に来て練習をしていました。学校から帰った後もGoogle classroomで意見交換をしたり、アップされている練習用の動画を見て自主練習をしたりした人が多くいました。いつでも楽しそうな雰囲気の桜組、今日の演奏も様々な楽器が活躍し、米津サウンドを上手に表現できていました。

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6s2藤組はSEKAI NO OWARIの「炎と森のカーニバル」を演奏しました。藤組の合奏は打楽器の種類が多く、とても賑やか。「はじめの言葉」に続いて各楽器紹介も行われ、藤組のクラスの明るさと仲の良さが表れていました。他のクラスもそうですが、合奏の練習時間は皆どの子も練習に集中し、私語がほとんどありませんでした。藤組の場合は、それが少し他のクラスよりも実は賑やか。でもそれは、友だち同士「教えあって」いるため。木琴と鉄琴のメロディを合わせたり、シンバルのタイミングを合わせたり、繰り返し記号の確認をしたり・・・。様々な場面で「学びの共有」がありました。今日の演奏も「音」を通じて、気持ちのやりとりをたくさんしていたのではないでしょうか。

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6f2今学期はみなとみらいホールでの音楽会ができず、特に初等部最後の音楽会を迎えるはずだった6年生にとっては悲しい気持ちになった子どもたちが多くいたことでしょう。視聴覚室という場所ではありましたが、多くの先生方が見守るなか、このような発表会ができたことを子どもたちは非常に喜んでいました。例年だと選曲は音楽科の教員が行いますが、今年度は提案から選曲まで各クラス子どもたちに任せました。自分たちで決めた曲に取り組んだということも功を奏したのかもしれません。発表後に書いてもらった感想には、とても前向きな言葉が綴られていました。大人たちが考えているよりも子どもたちはずっと前向きで、しっかりとした足取りで成長しているのだと感じました。

今学期は自粛期間中の休校措置の影響で例年よりも2学期が長くなりました。けれども、大きな出来事もなく無事に2学期を終えることができ、教職員皆ほっとすると同時に、健康管理をして下さった保護者の皆様や、毎日消毒や手洗い、様々な約束事を守った子どもたちに感謝の気持ちでいっぱいです。

学校はしばらく冬休みに入ります。この初等部便りをご覧になられている皆様が、穏やかな新年を迎えられますようにお祈りいたします。

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