環境支援委員会の取り組み
「神奈川プラごみゼロ宣言」への賛同
初等部の環境支援委員会では、神奈川県が取り組んでいる「かながわプラごみゼロ宣言」に賛同し、活動を開始しました。
今、世界中で海洋プラスチックごみに代表される、プラごみ問題が発生しています。10月の委員会の日に、子どもたちの中から
「ぜひ、『かながわプラごみゼロ宣言』に参加したい!」
との意見が出て、初等部の中で何ができるかを考えて実践してきました。
例えば、委員会の子どもたちがプラごみを減らすために給食のときにプラスチック製ストローを使わずにコップで牛乳を飲んだり、世界では今どのような問題が起こっているのかを調べたりしました。そして、初等部全体に広げていくにはどうすれば良いのかを考えました。
まず、海洋プラスチックの問題を全校児童に知ってもらい、私たちに何ができるのかを考えてもらうために委員会メンバーで「環境支援だより」(啓発チラシ)を作成し、各クラスを巡回して手渡ししました。
委員会メンバーは、1年生~6年生に1人1枚ずつ配るため、1年生にも読めるように漢字にふり仮名をふったり、楽しんで読めるようにクイズや4コママンガを作ったりと、工夫してお便りを完成させました。 
このお便りは、この1回限りで終わらせるのではなく、今後も継続して発行してプラごみを減らしていくために啓発活動をしていくということです。この活動を通じて、子どもたちはどんなものがプラごみになるのか、プラごみが増えてしまうとどのような問題が起こるのかを自ら学び考えることができました。
今後は、さらに全校児童にプラごみの問題を分かりやすく伝えるために劇をするという計画も進んでいます。森村学園初等部では、今後も「かながわプラゼロ宣言」を全校一体となって進めていきます。
2019年度音楽会
11月14日(木)横浜みなとみらいホールにて音楽会が行われました。みなとみらいホールでの音楽会は今年度で15回目、この日もホールいっぱいに各学年の気持ちのこめられた明るい音が響きました。1年生は歌とトーンチャイム、2年生は英語の歌と手作り太鼓を加えての斉唱、3年生は斉唱と学年合奏、4年生以上は合唱と学年合奏をそれぞれ発表しました。また、太鼓クラブと音楽クラブの発表もあり、保護者の方に見守られて、子どもたちはお友だちと息のぴったりあった演奏ができました。初等部では「音楽は心を盛る器である」と考えています。美しいものを素直に美しいと感じる心を、これからも大切に培っていきたいと思います。
1年生と幼稚園藤組との第2回交流会
11月19日(火)に,第2回幼稚園との交流会がありました。今回は「一緒に授業を受け,一緒に給食を食べる!」という企画でした。国語の授業では「あいさつ」という詩を一緒に音読しました。1年生も幼稚園生に読み方を教えるなど,お兄さんお姉さんとして頑張りました。



算数の授業は,パターンブロックを使用し,様々な模様をグループ毎に作成していきました。

給食は子どもたちが大好きな「唐揚げ」でした。幼稚園のお友達もおかわりをもらいに来るほどモリモリ食べていました。


4年生 都築ごみ清掃工場見学
11月1日に、都筑のごみ清掃工場へ社会科見学に行ってきました。
当日は、天候にも恵まれて社会科見学日和でした。
都筑工場では、工場の方から動画を見せていただいたりお話をいただいたりする時間と、実際に工場内を巡って現場を見学する時間の2部構成でした。工場の方からは、どのくらいの温度でごみを燃やしているのか、1日にどのくらいの量のごみを処理しているのかといったお話をいただきました。質疑応答の時間では、事前の社会の学習で各自が持った疑問をたくさん質問することができました。

次に、工場内の施設を見学させていただきました。最初に、ごみ収集車の重さを量る場所では、次々と収集車が現れ、
「こんなにごみ収集車ってたくさんあるんだ!」
と、子どもたちは驚いていました。さらに、手を振ると運転手さんが手を振り返して下さり、私たちの学習を応援してくれているかのようでした。
次に見学した管制室では、24時間体制で工場を管理している方々がいらっしゃることを知り、ごみをつかむクレーンの大きさを模型で体感しました。1クラス40人を悠々つかめる巨大さにこれまた驚きでした。
そして、ごみを集めるごみピットとクレーンの見学では、私たちのために工場の方がクレーン操作室に連絡を取ってくださり、ごみを実際につかんで運ぶ様子を見ることができました。

都筑工場の見学を通じて、教室の中ではできない貴重な経験をすることができました。
幼稚園藤組との交流会
10月21日(月)に幼稚園藤組(年長)さんとの交流会を行いました。
毎年,幼稚園藤組さんと初等部の1年生と交流の場を設けています。1年生の子どもたちは幼稚園の皆さんをお迎えするのをとても楽しみにしていました。まず,初等部と幼稚園でお互いにご挨拶をしました。


次は校舎案内です。幼稚園生1人につき,初等部生は3、4人でグループになり,案内をしました。職員室や音楽室,図工室,体育館,図書室,上級生の教室などをスタンプラリーの様にしてまわりました。最後は,1年生の教室に戻り,で読み聞かせをしてあげたり,ランドセルを背負わせてあげたりしました。幼稚園生に張り切ってお話しする子どもたちはとても生き生きしていました。




11月には2回目の交流会も予定しているので、「また会おうね。」と挨拶をしてお別れをしました。
3年生総合「大豆の一生」
3年生の総合の授業では、大豆について勉強しています。
1学期には、山形県鶴岡市のいとうファームから、伊藤稔さんをお迎えして、「大豆にも人間とおなじようにおへそがある事」、「大豆の栄養」や「大豆の育て方」等、たくさんの大切なお話をうかがいました。実際に、鉢に種をまき、芽が出て、根や茎が伸び、葉が茂り、花が咲き、実(枝豆)が成り、やがて枯れて再び種を落とすことを学びました。
今回は、伊藤さんから送られてきた大豆の根(根粒菌等)を観察した後、大豆の実を子ども達が一つ一つもぎ取りました。そして、家庭科室で「だだちゃ豆」と言われる枝豆を茹でて、いただきました。「今まで食べた中で一番おいしかった!」という感想が多くありました。2学期は、国語の説明文「すがたをかえる大豆」でくわしく学び、そして、11月には、豆腐作りを、そして、3学期には、味噌作りをする予定です。


6年生 味覚の一週間
10月16日から6年生では「味覚の一週間」として、家庭科の授業で食のプロフェッショナルをお呼びし、特別授業をしていただきました。味覚は五味に分かれ、視覚や嗅覚も味わうためにとても大切な五感であることを楽しみながら学ぶことができました。また、藤組は永田シェフからラタトゥイユを、桜組は東條シェフより手打ちパスタ、菊組は鈴木先生から茶わん蒸しを調理実習で教わり、プロの味にふれる貴重な体験となりました。




1年生・5年生 秋の合同遠足
10月4日(金)に1年生と5年生で合同遠足に行ってきました。行き先は八景島シーパラダイス。天候が心配されましたが,無事に行くことができました。1年生は5年生にいただいたメダルをさげて,それぞれのグループで一緒にまわりました。


海の動物たちのショーは,タカが客席の真上を飛び,セイウチが愛らしい芸をし,イルカがジャンプなどのパフォーマンスをし,子どもたちも大満足でした。

昼食タイムも1・5年生で一緒です。

グループ活動では,水族館はもちろん,ドルフィンファンタジーというイルカの水槽や,養殖をしている海ファーム,海の生き物と触れ合えるふれあいラグーンなどをそれぞれが巡りました。5年生は1年生の面倒もよくみてくれました。




最後はグループ写真を撮り,1年生も5年生にお礼を言って遠足はおしまい。

学校に戻っても顔見知りになった1年生と5年生が声を掛け合っている場面はとても微笑ましいです。
2年生 秋の遠足
10月4日(金)「大和ゆとりの森公園」へ遠足に行ってきました。朝からの雨に悩まされましたが、結局、時間を遅らせて出発することにしました。到着すると、朝までの雨天が嘘のような秋晴れ!








1日存分に楽しんで遊んできました。
4年生総合学習
10月3日に、神奈川県視覚障害者情報雇用福祉ネットワーク副理事長の三嶋伸昭さんをお呼びして心のUD(ユニバーサルデザイン)についての学習をしました。
2時間にわたって、視覚障がい者の生活や、「障害」は「配慮」と「共生」の精神を忘れなければ無くすことが出来ることについて学びました。
その翌週の10月10日には、給食に食材を提供してくださっている中山肉店の中山正人さんをお呼びして、命をいただくとはどういうことなのかについて学びました。目の前で行われた豚肉の解体を通して、生き物から食べ物に変わる瞬間について学びました。
これからも「本物」に触れることで、多くの事を感じ、考えていってほしいと思います。
