4年生食育の授業
2019年10月10日(木曜日)、初等部の給食にお肉を納入して頂いている長津田の中山肉店の中山正人様に学校までお越し頂き、「命の頂き方」の授業を行いました。この授業では「生きものから食べものに変わるとき」というテーマでお話頂きました。尚、この授業ではお話し頂くだけでなく、実際に豚肉を部位毎に分けていく作業を子ども達の前で行います。
今回ご用意頂いた豚さんは生後6ヶ月のメスでした。生後6ヶ月というとまだ小さいイメージを持たれる方もいらっしゃるかも知れませんが、日本では一番食肉にされる頃だそうで、実際に解体される前は100kgを超える大きさだったそうです。
中山様からは子ども達を前に一日に何頭の豚たちが食肉となっているのか、また皮から骨に至るまで無駄なく命を頂いていることを解体しながらも丁寧に優しくお話を頂きました。
“生きもの”から“食べもの”に変わった大きなお肉を見て、子ども達からは「うわー」とか「おおー」という声が多く聞かれました。
VIDEO YouTube: 中山正人先生による授業
授業が終わった後の給食では「ちゃんと食べなきゃ」とか「命を無駄にしない!」という言葉が聞かれました。一過性ではなく、これからもその気持ちを心の片隅において、美味しく食事を頂いて欲しいと私たちは願っています。
1年生食育の授業
9月6日(金),1年生は,食育の一環として給食に出る「トウモロコシの皮むき」をしました。
子どもたちの中には,トウモロコシの皮むきをしたことがない子もいました。むき方を確認して,いざ本番です。どの子も夢中になって取り組みました。皮むきの最中に,青虫を発見した子もいました。青虫が食べるほど美味しいトウモロコシであることも学びました 。
「給食で出ます。全校のみんなに食べてもらうのですよ。」と話すと,髭の1本1本まで丁寧に取り除いてくれました。皆に食べてもらうためには,細かい心遣いも必要です。給食を作って下さっている方々の思いにも心を寄せることが出来ました。
給食に出たトウモロコシは,本当に甘くて美味しかったです。普段はトウモロコシが苦手な子も,自分たちで皮むきをしたトウモロコシだということもあって,美味しそうに食べていました。1年生のお手伝いで,きっと大勢の人が喜んでくれたと思います。自分のしたことで多くの人が喜んでくれるという体験も出来て本当に良かったです。
2学期始業式
9月2日、2学期の始業式が行われました。夏休み中、静かだった校舎に森村っ子たちの元気な声がこだまし、活気が戻ってきました。
始業式では校長先生から、「物事に取り組むときに、自分から進んでやってみよう。」というお話がありました。「自分から進んで行動することで、楽しく取り組めることが増えてきます。2学期に行う様々な行事にぜひその姿勢を生かしていってください。」と結ばれました。長い2学期、大きな実りの3か月になると良いですね。
始業式に続いて、2学期から編入する新しい森村っ子たちの紹介がありました。一言ずつご挨拶をしてもらった後、「友を迎える日」という歌をみんなで歌いました。新しい仲間が増えるのは嬉しいことです。子どもたちが心を込めて歌っている様子が伝わってきました。
本校4年生制作の映像作品がKWN Global Contest 2019で入賞しました
~8月2日、12カ国4地域の代表者らを東京に招致した「KWNグローバルコンテスト2019」に本校4年生が参加しました~
KWNは、パナソニック株式会社が次世代育成支援活動の一環として展開している参加型教育プログラムで、1989年に米国で始まった活動は今年30周年を迎え、これまでに累計18万人以上の子供たちや先生が参加してきました。 2019年度は、12カ国4地域から約3,800名がこのKWNに参加し、315校から作品の応募がありました。本年は、小学生部門でタンザニアのMwenge Mshindo Primary Schoolの作品「Ordinary Days」と、中学校・高校生部門でタイのAmmartpanichnukul Schoolの作品「Sport For Living [Boxing For Life]」がグランプリに選ばれました。 <小学生部門 受賞作品> ・グランプリ 作品名:"Ordinary Days" 学校名: Mwenge Mshindo Primary School (タンザニア) ・Best K-Factor Award 作品名:"Sunshine After Rain" 学校名:Buso Chung Hua Primary School (マレーシア)・Best Teamwork Award 作品名:"Shiro and the Furoshiki" 学校名:森村学園初等部 (日本) <中高生部門 受賞作品> ・グランプリ 作品名:"Sport For Living [Boxing For Life]" 学校名:Ammartpanichnukul School (タイ) ・Best Viewpoint Award 作品名:"I'm okay" 学校名:Maui High School (アメリカ) ・Best Entertainment Award 作品名:"Treasure" 学校名:Tok Janggut Secondary School (マレーシア) 2019年のグローバルコンテストで各国No.1の作品となった18作品は、学校、家族、障がい者、病気、スポーツなど多岐にわたるテーマに対し、子どもたちならではの視点で子どもたちを取り巻くリアルな世界や多様性社会を映し出す作品が多かったのが特徴です。 グランプリを受賞した小学生部門のタンザニアのMwenge Mshindo Primary Schoolの作品「Ordinary Days」は、タンザニアの孤児院で生活する子ども達の日常をありのままに伝え、生き生きとした子ども達の表情や臨場感のある音に引き込まれる作品です。
森村学園初等部4年藤組チームの"Shiro and the Furoshiki" はエコをテーマにビニール袋などのゴミが、海の生き物を苦しめている現状を訴え、海に囲まれた日本に住む子ども達が、風呂敷を活用した解決案を提案していくという作品です。
作品を制作していくにあたり、たくさんの方々のご協力を頂きましたことを改めて感謝申し上げます。
・KWNグローバルコンテスト2019特設サイト(日本語)https://www.panasonic.com/jp/corporate/kwn/contest2019/results.html ・KWNグローバル(英語)http://www.panasonic.com/global/corporate/kwn.html ・KWN Facebook(英語)https://www.facebook.com/PanasonicKWN.Global
これまでの森村学園初等部によるKWNへの取り組みなどについては、日経BPが企画制作しているWebメディアである「未来コトハジメ」で9月下旬頃特集予定です。
1学期終業式
1学期の終業式が行われました。校長先生から学期の締めくくりとして、次のようなお話がありました。
「1学期はどのように過ごせたでしょうか。1年生は入学してからずいぶん成長しましたね。音読の声も大きくなりました。2年生はいつでも玄関の傘立てが綺麗でした。3年生は自分の意見をしっかり言うことができてきましたね。4年生は授業中の姿勢が素晴しかったです。5、6年生は運動会の係や委員会活動など、学校の生活を支える活動に取り組む姿が立派でしたし、下級生の面倒をよく見てくれました。さていよいよ夏休みです。みんな楽しみにしていると思いますが、長いお休みはいろいろなことができます。お家の人とお出かけもするでしょう。いつもはお家の人が決めた行先だと思いますが、自分からここへ行きたい、と考えて提案してみてはどうでしょう。宿題だけでなく、お家のお手伝いもしっかりやりましょう。交通事故や水の事故に事故に気をつけてください。4年以上は林間学校に出発します。お友だちと大切な時間を過ごしてきてください。また、オーストラリアへ英語研修に参加する6年生は、貴重な機会ですからぜひ良い経験をしてきてください。」
梅雨の終わりが見えないようなお天気ですが、夏休み、身体に気を付けて過ごして下さい。新学期、また元気な森村っ子たちの声が校舎に戻ってくるのを、教職員皆楽しみにしています。
学園は自然がいっぱい
この写真は、先週撮影されたものですが、毎朝、子どもたちが登校する前に通学路のお掃除をして下さっている現業の方が見つけてくださったものです。カブトムシのつがいです。時々、コクワガタも見つかっています。自然がいっぱいの森村学園。小さな生き物とともに、子どもたちは学んでいます。
学校の木の葉で作られたオブジェ。こちらも学園内の通学路に作られていたものです。こんな素敵なサプライズ、誰がしているのかな?(知っているけど内緒です♪)
お話朝礼が行われました
6月25日(火)、体育館でお話朝礼が行われました。校長先生から、夏休みに新幹線に乗った時に出会った男の子とのやり取りが紹介され、次のようなお話が続きました。「人から”ありがとう”と言われたとき、嬉しい気持ちでいっぱいになりますね。じゃあ、”ありがとう”の反対の言葉は何でしょう?高学年の皆さんは考えて、分かった人は校長先生の所にあとで教えに来てくださいね。」体育館から教室へのの帰り道、4年生、5年生、6年生はお友だち同士、話し合いながら歩いていましたが、どの子も「いや、違うよ。こうなんじゃない?」と首をひねっていました。”ありがとう”の言葉で考えを深めることができた朝礼となりました。何人の人が校長先生のお部屋を訪ねっていったのか、今度校長先生に聞いてみるとよいかもしれませんね。
AppleCLIP2に本校教諭が出演しました
本校担任の(2019年のApple Distinguished Educatorに選出)榎本 昇教諭が出演したAppleCLIP2が公開されました。本校でのICT教育推進に関する経緯や、榎本教諭が今まで長い時間をかけて取り組んできた、子どもたちとの映像制作の歩みについてお話しています。ぜひ、お聞きください。
【Windowsの方】
https://player.fm/series/appleclip2
【Macの方】
https://www.otsuka-shokai.co.jp/products/appleclip/teachers-clip/no74.html
4年生 TSUNAMI VIOLIN
5月21日(火)の5・6時間目に特別授業が行われました。
東日本大震災で津波に流された流木を使用した「TSUNAMI VIOLIN」を制作している中澤宗幸さんのお話を聞き、ヴァイオリンがどのように作られているのか学びました。
その後、実際にプロのヴァイオリニストである古澤巌さんによる「TSUNAMI VIOLINミニコンサート」も行われ、皆美しい音色に聴き惚れていました。
更に教室で各クラスで感想を発表し合い、中澤宗幸さんに伝えました。
この様子は、6月29日(土)朝5時20分から、テレビ朝日「日本のチカラ」という番組で放送されます。ぜひご覧ください。
2年生 代掻き・田植え体験
2年生は,田植え体験後に,学校の小さな畑を代掻きして,自分達だけのオリジナルミニ田んぼを作成しました。代掻きでは,素足で土の感触を確かめながら一所懸命に踏み踏みして,柔らかくしました。顔まで泥だらけになり夢中になっている姿が可愛かったです。
その後,クラスごとに田植えを行いました。先日の体験の際に頂いた苗を,学んだ植え方で上手に植える事ができました。
収穫の秋が楽しみです。